テクニカル」カテゴリーアーカイブ

【RHEL 9.5】ApacheのログをElasitcSearchで可視化してみる

どうもネトヲです。

当ブログは「業務用ネットワーク機器を運用するため」という目的で、自宅にサーバをたてそこで日夜動いています。

Google Search Console上は2023年末からデータが残っているので、少なくとも1年半ブログを運用していることになります。

アクセス数はピークで100件/日なので大したこと無いんですが、これはあくまで正規の手順でアクセスした件数で、直接IPアドレスを直打ちした無差別型のサイバー攻撃を受けた件数は全く分からないのが現状です。

ちゃんとその辺りの記録を見ようとすると、ログファイルを1行ずつ読んでいては日が暮れてしまいます。

なので、今回はElasitcSearchでApacheのログ可視化してしまおうという作戦です。

ElasitcSearch + Kibanaの構築

Webサーバであまりプロセスを動かしたくないので、ElasitcSearchは「運用監視サーバ」と呼んでいる別サーバにインストールします。

また、あまり環境を汚したくないので、Docker上に構築することにします。

環境構築手順はElastic公式ドキュメントをまんま実行するだけです。シンプル。

Install Kibana with Docker | Elastic Docs

Docker images for Kibana are available from the Elastic Docker registry. The base image is ubuntu:20.04. A list of all published Docker images and tags…

①Install Docker. Visit Get Docker to install Docker for your environment.

すでにDocker導入済みなのでスキップします。ちなみにRHEL8からはDockerは非推奨でPodmanが推奨です。

②Create a new Docker network for Elasticsearch and Kibana.

docker network create elastic

③Start an Elasticsearch container.

#メモリ割当を1GB→4GBに変更した以外はそのまま
docker run --name es01 --net elastic -p 9200:9200 -it -m 4GB docker.elastic.co/elasticsearch/elasticsearch:9.0.0

③を叩いたところ以下のエラーが発生しました。



{“@timestamp”:”2025-04-27T03:52:15.877Z”, “log.level”:”ERROR”, “message”:”node validation exception\n[1] bootstrap checks failed. You must address the points described in the following [1] lines before starting Elasticsearch. For more information see [https://www.elastic.co/docs/deploy-manage/deploy/self-managed/bootstrap-checks?version=9.0]\nbootstrap check failure [1] of [1]: max virtual memory areas vm.max_map_count [65530] is too low, increase to at least [262144]; for more information see [https://www.elastic.co/docs/deploy-manage/deploy/self-managed/bootstrap-checks?version=9.0#bootstrap-checks-max-map-count]”, “ecs.version”: “1.2.0”,”service.name”:”ES_ECS”,”event.dataset”:”elasticsearch.server”,”process.thread.name”:”main”,”log.logger”:”org.elasticsearch.bootstrap.Elasticsearch”,”elasticsearch.node.name”:”3ec751148616″,”elasticsearch.cluster.name”:”docker-cluster”}

という訳で、「vm.max_map_count」というカーネルパラメータを変更します。

やり方は色々ありますが、恒久的な変更としたいので/etc/sysctl.confを編集する方法を取りました。

#バックアップ取得
cp -p /etc/sysctl.conf /etc/sysctl.conf.org
#あとから見たときに何で変更したか分かるようにコメント付与
echo -e "Change for Elastic 20250427" >> /etc/sysctl.conf
#エラーメッセージ通りvm.max_map_countを262144に変更
echo -e "vm.max_map_count = 262144" >> /etc/sysctl.conf
#変更を即反映
sysctl -p
sysctl: /etc/sysctl.conf(11): invalid syntax, continuing...
vm.max_map_count = 262144
#変更されたか確認
sysctl -a | grep "vm.max_map_count"
vm.max_map_count = 262144

ここまでやったら再度docker runを叩くのですが、すでに「es01」コンテナが出来ている状態で同じコマンドを叩くと

docker: Error response from daemon: Conflict. The container name “/es01” is already in use by container “bcb10939605af661ac8d6f3e5b6b97fbc7ab5c604f1964a70d359265d5c94120”. You have to remove (or rename) that container to be able to reuse that name

と出るので、docker rm es01でコンテナを消します。

docker ps -a
CONTAINER ID   IMAGE                                                 COMMAND                  CREATED          STATUS                       PORTS     NAMES
bcb10939605a   docker.elastic.co/elasticsearch/elasticsearch:9.0.0   "/bin/tini -- /usr/l…"   41 minutes ago   Exited (78) 41 minutes ago             es01
docker rm es01
es01

そしたら再度docker runを叩きます。

ドカドカとメッセージがでてきますが、その中に

Password for the elastic user (reset with bin/elasticsearch-reset-password -u elastic): ぱすわーど

とElacticSearchの初期パスワードが発行されますのでコレをメモっておきます。

続いて

~ Copy the following enrollment token and paste it into Kibana in your browser (valid for the next 30 minutes):とーくん

とElasticSearchのトークンが発行されますのでコレもメモっておきます。

万が一逃した場合は再発行できます。手順はドキュメントに記載されてるのでここでは取扱いません。

「es01」コンテナ起動後はプロンプトが返ってこないと思いますが、いったんこのウィンドウはそのまま放置しておいて、新しいウィンドウを開き次の手順に進みます。

④Pull the Kibana Docker image.

docker pull docker.elastic.co/kibana/kibana:9.0.0

⑤Start a Kibana container.

docker run --name kib01 --net elastic -p 5601:5601 docker.elastic.co/kibana/kibana:9.0.0


[2025-04-27T04:16:19.867+00:00][INFO ][root] Holding setup until preboot stage is completed.


i Kibana has not been configured.

Go to http://0.0.0.0:5601/?code=347391 to get started

「kib01」コンテナについても、起動後はプロンプトが返ってこないと思いますが、いったんこのウィンドウはそのまま放置します。

メッセージ末尾の

Go to http://0.0.0.0:5601/?code=347391 to get started

をコピペしつつKibanaが動いているIPアドレスに変更し、URLをブラウザで開きます。

ここで先ほどメモっておいたトークンをぶち込みます。

正しいトークンが入力されると認証コード(Verification-code)を入力する画面が出てきます。

ここで再度新しくウィンドウを立ち上げてkibana-verification-codeを入力しコードを発行します。

今回は「kib01」コンテナ上にKibanaを構築したので、ホストOS(RHEL)上で上記コマンドを叩いても意味がありません。

なので「kib01」コンテナ上で叩く必要があります。

やり方は色々ありますが、今回は以下のやり方でコマンドを叩きコードを発行しました。

docker exec -it kib01 /usr/share/kibana/bin/kibana-verification-code

Your verification code is: xxx xxx

コードが発行できたらブラウザに戻り、コードを入力しましょう。

ElacticSearchが起動することが確認できたはずです。

そしたらUsernameを「elastic」、Passwrodはさっきメモった奴を入れてログインします。

ElacticSearchのパスワード変更

ElacticSearchへログイン後、左のタブから

Stack Management > Users

とたどっていくとパスワード変更画面が出てくるのでよしなに変更しておきます。

再起動しても起動するか確認

よくある話として「再起動すると立ち上がらない」が有ります。

なのでいったん再起動してみます。

適当なウィンドウから

docker restart  kib01 es01

をたたきコンテナを再起動してみると…

はい。やっぱり上手く立ち上がってきません。

原因調査しましょう。

まずは「es01」コンテナから。

docker logs es01 | grep "WARN"
...
{"@timestamp":"2025-04-27T05:12:54.499Z", "log.level": "WARN", "message":"this node is locked into cluster UUID [hKWpHYMgRnGbbfk_6L2LmA] but [cluster.initial_master_nodes] is set to [0e04dbe110af]; remove this setting to avoid possible data loss caused by subsequent cluster bootstrap attempts; for further information see https://www.elastic.co/docs/deploy-manage/deploy/self-managed/important-settings-configuration?version=9.0#initial_master_nodes", "ecs.version": "1.2.0","service.name":"ES_ECS","event.dataset":"elasticsearch.server","process.thread.name":"main","log.logger":"org.elasticsearch.cluster.coordination.ClusterBootstrapService","elasticsearch.node.name":"0e04dbe110af","elasticsearch.cluster.name":"docker-cluster"}
...

「[cluster.initial_master_nodes] is set to [0e04dbe110af];」ということで、master_nodesの設定周りがおかしいっぽいので「elasticsearch.yml」を見てみます。

docker exec -it es01 cat /usr/share/elasticsearch/config/elasticsearch.yml
cluster.name: "docker-cluster"
network.host: 0.0.0.0

#----------------------- BEGIN SECURITY AUTO CONFIGURATION -----------------------
#
# The following settings, TLS certificates, and keys have been automatically
# generated to configure Elasticsearch security features on 27-04-2025 04:58:57
#
# --------------------------------------------------------------------------------

# Enable security features
xpack.security.enabled: true

xpack.security.enrollment.enabled: true

# Enable encryption for HTTP API client connections, such as Kibana, Logstash, and Agents
xpack.security.http.ssl:
  enabled: true
  keystore.path: certs/http.p12

# Enable encryption and mutual authentication between cluster nodes
xpack.security.transport.ssl:
  enabled: true
  verification_mode: certificate
  keystore.path: certs/transport.p12
  truststore.path: certs/transport.p12
# Create a new cluster with the current node only
# Additional nodes can still join the cluster later
cluster.initial_master_nodes: ["0e04dbe110af"]

#----------------------- END SECURITY AUTO CONFIGURATION -------------------------

なるほど、「cluster.initial_master_nodes」の値がコンテナID名になっているっぽいですね。であればコンテナ再起動で立ち上がらなくなったのも納得です。

直接コンテナ内でviしたいのですがviコマンドがないので、ホストOSから無理矢理書き換えます。

docker cp es01:/usr/share/elasticsearch/config/elasticsearch.yml .
vi elasticsearch.yml 

cluster.initial_master_nodes: [“0e04dbe110af”]

# cluster.initial_master_nodes: [“0e04dbe110af”]

cluster.initial_master_nodes: [“{ホストOSのIP}“]

と設定値を変更します。

そしてコンテナに送り返してやります。

docker cp elasticsearch.yml es01:/usr/share/elasticsearch/config/elasticsearch.yml

そしたらコンテナを再起動します。

無事上がることを確認します。

やったぜ

さも分かったようにトラブルを解決しているように見えるかもですが、実は解決までに3時間ほどかかってます。

理由としては

からです。

Random note

Have you wondered if you could just use http://localhost:9200 as the environment variable? The answer is no, and that’s because Kibana will just query its localhost network for port 9200, and Elasticsearch IS NOT on the same machine our Kibana is. It’ll just fail with the message: Unable to retrieve version information from Elasticsearch nodes. connect ECONNREFUSED 127.0.0.1:9200.

和訳

環境変数として http://localhost:9200 を使えるかと考えたことはありませんか?答えは「いいえ」です。Kibana はローカルホストネットワークのポート 9200 を照会するだけですが、Elasticsearch は Kibana と同じマシン上には存在しないからです。「Elasticsearch ノードからバージョン情報を取得できません。connect ECONNREFUSED 127.0.0.1:9200」というメッセージが表示され、失敗するだけです。

https://apollin.com/elasticsearch-kibana-docker-custom-ports/

つまり、コンテナ内のコンフィグに「localhost」と指定すると、ホストOSではなく、自身のコンテナにアクセスしに行きます。

なので、例えばkib01にてElasitSearchのIPアドレスを指定する際にlocalhostとすると、なんのサービスの立ち上がってない自身のコンテナの9200/HTTPSにアクセスし「Elasticにアクセスできないぞ」というエラー出るわけですね。

Kibana方は初回起動時に自動でElasticSearchを探すような設定が入っていて、elasticsearch.hostsの値が決まるのですが、elasticsearch.hostsの値を変えるとエラーになります。実はここでもハマりました(「ca_trusted_fingerprint」が関係してる?)。

今回はホストOSのIPを直書きしましたが、例えばコンテナのネットワークモードを「host」にすると、bridgeせずホストOSのNICを共有する形になるので、localhostと指定しても特段問題にならないと思います。多分…

逆に言うと、ネットワークモードを指定しないと「bridge」になるので、トラブルになるわけですねー。

いやぁ、こういったナレッジって、意外なところで業務に役立ったりするんですよね。

Logstashの構築 + データ投入

さて、ElasitcSearchとKibanaの構築が終わりましたので、続いてapcheのログを取り込むために必要な「Logstash」を構築していきます。

ちな、偉そうにいってますがLogstashを触るのは人生初になるので、イマイチよく分かってないのでCopilotに訊いてみると

Logstash とは?

Logstash は、データ収集やログ管理のためのオープンソースツールです。Elasticsearch や Kibana と組み合わせて利用される「Elastic Stack(旧称 ELK Stack)」の一部として知られており、さまざまなサーバーやアプリケーションから集めたログやメトリクスを一元的に管理、変換、保存するためのパワフルなツールです。

Logstash の役割

データの収集 (Input): Web サーバーやアプリケーションのログファイル、システムのメトリクス、さらにはデータベースや提供される API など、さまざまなデータソースから情報を収集します。たとえば、Apache のアクセスログ、システムのエラーログ、またはIOTデバイスのセンサーデータなど。

データの加工・整形 (Filter): 収集したデータは、そのままでは使いにくい場合が多いです。そこで Logstash は「フィルター」と呼ばれる仕組みで、データを分割したり、必要な情報を抽出したり、不要なデータを削除する処理を行います。たとえば、Apache のログから「クライアントの IP」や「リクエストの内容」を取り出すような処理です。

データの送信 (Output): 最終的に整形・加工されたデータは、Elasticsearch などのストレージに送信されます。送信されたデータは、Kibana を用いてグラフや地図などで可視化できるようになります。

らしいです。なるほど?

よく分かってないですが、とりあえず構築していきましょう。

例によって、環境構築手順はElastic公式ドキュメントをまんま実行するだけです。シンプル。

Running Logstash on Docker | Elastic Documentation

Docker images for Logstash are available from the Elastic Docker registry. The base image is Red Hat Universal Base Image 9 Minimal. A list of all published…

①Pulling the image

docker pull docker.elastic.co/logstash/logstash:9.0.0

②Pipeline Configuration

logstashコンテナ起動前に「Apacheログファイルの指定」「ログのフィルタ」「ElasticSearchへの接続」を設定するための設定ファイルを作成します。

今回は、設定ファイルをホストOS上に作成し、そのディレクトリをコンテナへマウントすることで、設定ファイルを読み込ませる感じの動きとします。

マウントは次の3つを指定しました。

  • ~/logstash/pipeline/:/usr/share/logstash/pipeline/
  • ~/logstash/apache_logs:/usr/share/logstash/apache_logs/
  • ~/logstash/apache_logs:/usr/share/logstash/completed_log_file/

ホストOS側のディレクトリは好き勝手変えて大丈夫です。

コンテナ側も恐らく好き勝手やっちゃって大丈夫かもですが、保証は出来ません。

続いて~/logstash/pipeline/:/usr/share/logstash/pipeline/に以下のファイルを作成します。

ファイル名は「apache_access_log_ship.conf」としました。ファイル名は何でもOKかと思います。

input {
  file {
    # ログファイルの指定(ファイル名はよしなに変更のこと)
    path => "/usr/share/logstash/apache_logs/access_log"
    # ログファイルを最初から読み取り
    start_position => "beginning"
    file_completed_action => "log"
    # なんかしらんけど必要(かも)
    file_completed_log_path => "/usr/share/logstash/completed_log_file"
  }
}

filter {
  grok {
    # COMBINEDAPACHELOG パターンでメッセージをパース
    match => { "message" => "%{COMBINEDAPACHELOG}" }
  }

  # Grok により抽出された timestamp を @timestamp に変換
  date {
    match => [ "timestamp", "dd/MMM/yyyy:HH:mm:ss Z" ]
    target => "@timestamp"
    # オリジナルの timestamp フィールドを削除したい場合
    remove_field => ["timestamp"]
  }
}

output {
  elasticsearch {
    hosts => [ "{ホストOSのIP}:9200" ]
    # ElasticSearchがHTTPS接続ならtrueに
    ssl_enabled => true
    # 証明書の検証をスキップ(自己署名証明書なら必須)
    ssl_verification_mode => "none"
    user => "{elasticのユーザ名}"
    password => "{elasticのパスワード}"
    # Elasticにデータ投入時のインデックス名
    index => "access-%{{yyyy.MM}}"
  }
}

これをlogstashコンテナ起動時に読み込ませることで、起動と同時にデータ投入が終わる感じですね。

続いて~/logstash/apache_logs:/usr/share/logstash/apache_logs/にApacheのログファイルを設置します。

そのログのフォーマットですが私はデフォルトのままです。カスタムしている場合はapache_access_log_ship.confの変更が必要かもです。

ちなみにこんな感じにの中身です。

154.81.156.54 - - [05/May/2025:14:25:03 +0900] "GET /cgi-bin/luci/;stok=/locale HTTP/1.1" 301 261 "-" "-"
154.81.156.54 - - [05/May/2025:14:25:04 +0900] "\x16\x03\x01\x05\xa8\x01" 400 226 "-"

1行目はどことは言わ(言え)ないですが、某有名ルータシリーズかどうかを判定するためのリクエストですねぇ。おもしろい。

ログファイルを設置したらコンテナをスタートします。

docker run  --rm -it -v ~/logstash/pipeline/:/usr/share/logstash/pipeline/ -v ~/logstash/apache_logs:/usr/share/logstash/apache_logs -v ~/logstash/apache_logs:/usr/share/logstash/completed_log_file  docker.elastic.co/logstash/logstash:9.0.0

上手くいくと

[2025-05-05T07:04:48,259][INFO ][logstash.javapipeline ][main] Starting pipeline {:pipeline_id=>”main”, “pipeline.workers”=>8, “pipeline.batch.size”=>125, “pipeline.batch.delay”=>50, “pipeline.max_inflight”=>1000, “pipeline.sources”=>[“/usr/share/logstash/pipeline/access_log_push.conf”, “/usr/share/logstash/pipeline/error_log_push.conf”], :thread=>”#”}]

が含まれるログが表示されます(error_log_push.confは無視してください)。

なんかトラブルとコンテナが落ちるので、適宜対応してください。

動作確認

Elasticの使い方はここでは取扱いません。

Elasticにアクセスし、データが投入されている事を確認できました。

ついでにDashboardを作成してみました。

ログファイルのパースが不十分で、UserAgentとか綺麗に入ってないのでもう少しapache_access_log_ship.confのチューニングが必要ですね。

あと、GeoIPとの紐付けもできるんですが、ちょっと面倒なので割愛。

思いのほか変なリクエストはないですね。

ElasticSearchを動作させた事によるリソース消費もあんまりですね。

ログファイルのレコード数が増えればキツくなる事もあるかもですが、その時はよさげなスペックのminiPCを複数買ってクラスタリングしてやりますわw

さいごに

という訳で今回はApacheのログをElasitcSearchで可視化してみました。

あえて言うことでも有りませんが、今回は「最低限動かすこと」を目標に構築しており、業務レベルでの利用となると証明書の部分やハードコードした認証情報等、結構ヤバい所が盛りだくさんです。

なので今回紹介した手順は、あくまで構築の足がかりとしての参考情報程度に留めておくようよろしくお願いします。

新品購入したSteinberg UR44Cに初期不良があったので修理してもらった件

どうもネトヲです。

私がDTMを始める際に店員さんにオススメされたSteinbergのUR22mkiiですが、多分5年くらい通電しっぱなしです。

ですが、全然ぶっ壊れません。

UR22mkii自体、コレと言った不満もないですしこのまま使い続けてもいいんですが、新しいもの好きのワタシ、我慢出来ずに新しいオーディオインターフェースを買いました。

そう、それが今回のネタ「UR44C RD」です。

無印のUR44Cでも4万はするのになぜか楽天市場で38,900円で売っていたので、これは買うしかなぇということです。完全に勢いでかいました。

まあUR22mkiiはINが2chしかなかったで、シンセを繋げると他の機材を使えなくなるのがUR44CはINが6chもあるのでギター等々繋げられるのでまあよしとしましょう。

第一印象、カッコいい。

ボタン配置に多少変更がありますが、基本UR22mkiiと使い勝手は同じ。

背面はUSB-C(USB 3.1 Gen 1)に対応していてバスパワー動作できますが、基本DC12Vで給電してやるのがいいでしょう。

で、UR44CというよりUR-Cシリーズの最大の売りはDSP内蔵によるほぼゼロレイテンシでのエフェクトです。

エフェクトはdspMixFx UR-Cというソフトウェア(Windows/Mac※/iOS)上から制御することになります。

※Appleシリコン搭載Macへのインストールはかなり特殊なので、よく手順書を読んでから作業することを強くオススメします。

jpfaq

No Description

私はそんなにエフェクトを使う機会がないで何が出来るかは公式を参照してほしいのですが、ぱっと触った感じでは以下のエフェクトがよさげかなと思いました。

  • ギターアンプシミュレータ(Clean/Crunch/Lead/Driveの計4つ)
  • DUCKER(オートミキサ)

特にアンプシミュレータは、ぱっとエレキの音を出したときに重宝します。

本ソフトウェアはreleaseされてから頻繁にアップデートがされており、初期バージョンから最新バージョンでは大きく見た目も使い勝手も変わっています。

なので、本体に付属していた取説は古いためあんまり参考にならないので公式サイトから最新の取説を持ってくるわけですが、差分しかありません。

No Title

No Description

設定する時にそれぞれの取説を右往左往する場面があって「マジ勘弁してくれ」って何回もなりましたわ。

ヤマハさん。UR-C V3.0対応の完全版取説作ってください。。

で、PCに接続し適当に音楽を聴いている時に問題発生。

全然ボリューム上げてない状態であっても簡単に音割れするんですよね。

ちょっと言葉で説明するのが難しいので、音割れ発生時の実際の音声を聴いてみてください。

高音域で明らかに音割れしていますよね。おまけに音飛びしてるしwコレは酷いわ

同じ環境にてUR22mkiiで再生した時の音声は以下。

なんの問題も無く再生できてます。音の解像感がまるで違います。

この時点では設定の問題かなと思い色々と検証しましたが結局改善せず。

なのでコレまでの検証結果を報告しつつヤマハに相談したところ…

> 当方
> ・Apple M3 Pro(15.2)
>  ・YAHAMA Steinberg USB Driver(V3.17)
> ・UR44C(V3.20)
>  ・MacとはUSBハブ経由で付属のUSBケーブルで接続
>  ・付属ACアダプタで電源共有
>  ・フロントのPHONESにヘッドホン接続
>  ・リアのMAIN OUTPUTにHS3W接続
> を使用しております。
>
> UR22mkⅡの更改のためUR44Cを購入し、Macへ接続後、TOOLS for UR-C V3.2.0にてソフトウェアのインストールやファームウェア最新の物にしたのち、Youtubeの音楽を再生したところ、UR22mkⅡの時と同じ音量でありながら低音域で音割れしてしまします。
>
> 当方で確認した事は以下です。
> ・USBハブを使わず直接Macと接続
> ・iPadとAndroidに接続し音楽再生
> ・USBバスパワーで給電
> ・TOOLS for UR-C V3.2.0再インストール
> ・Apple Musicや手持ちのMP3ファイル再生
> こちらの全てで音割れが発生してしまいます。
>
> 一時的な対策として、入力ソース(例えばYoutubeの音量調整スライダ)の音量を絞ってUR44C側の音量(dspMixFx側もしくはフロントのボリュームノブ)を上げることでなんとか聴けるレベルになりましたが、UR44C側のOUTPUTノブとHS3Wの音量調整ノブがほぼ最大であり、これ以上大きな音が出せないような状態です。
>
> つきましては、こういった際の確認事項や正しい設定方法があれば教えてください。
>

回答:
スタインバーグ製品をご愛用くださいまして、誠にありがとうございます。

お問い合わせの件、お困りの状況につきましては要因が多岐にわたるため、要因の特定が困難です。
※UR44Cが要因とは限らないことにご留意ください。

つきましては、既にご実行済みかと存じますが、念のため、再度下記Q&Aの内容をご確認ください。

・【CI/UR/UR-RT/UR-C シリーズ】再生の際にノイズや音切れが発生してしまいます。対処方法を教えてください。
 

jpfaq

No Description

上記をすべてご実行いただいても状況が改善され無い場合、お困りの現象がUR44C側の要因であるか、コンピューター側の要因であるか、問題の切り分けのため、UR44Cを点検・修理に出していただくようお願いいたします。

製品ご購入直後である場合は、初期不良の可能性も含めて、まずは製品をご購入いただいた販売店様にご相談ください。

仮に、何らかの理由により販売店様にご相談いただけない場合は、下記「ヤマハ修理ご相談センター」に点検・修理をお申し込みくださいますよう、お願い申し上げます。

修理ご相談センターはお電話での受付・ご相談をおこっております。
下記へご相談くださいますようお願い申し上げます。

 ・スタインバーグ製品サポートメニュー(ページ下部の「修理に関するお問い合わせ・ご依頼窓口」をご参照ください)
  

ヤマハ | スタインバーグ製品サポートメニュー – 日本国内でのスタインバーグ製品のサポートについて: 株式会社ヤマハミュージックジャパン

以下の内容をご確認いただき、お問い合わせください。 お問い合わせの前に よくあるお問い合わせ(Q&A)のご用意があります。ご活用ください。 クイックスタートガイド、取扱説明書、オペレーションマニュアル等(以下説明書とします)をお読みください。 最新のアップデータを適用することで解決する場合がございます。ダウンロードより該当製品の項目をご確認ください。 お問い合わせの前に、MySteinbergのユーザー名、メールアドレス、パスワード、eLiceser番号などをお手元にご用意ください。ご登録がお済みでない場合は、ご登録をお済ませになり、上記情報をご用意の上、お問い合わせください。 また、【Steinberg共通】お問い合わせを最短で確実に解決するためにをご確認ください。   サポートのご提供に際して 弊社が代理店としてSteinberg社からあらかじめ入手できている情報の範囲で、サポートをご提供いたします。 メールは受付順に対応しております。(電話でのサポートは、2017年3月31日をもちまして、終了させていただきました。) 弊社の判断により提携スクールによる有償サポートをご案内させていただく場合もございます。 (例) ・お問い合わせ件数が同一製品について累計で10件を越えた場合 ・お問い合わせ内容から、説明書等を充分にお読みいただけていないと判断できることが複数回続いた場合 ・本ページのご案内内容をご了承いただけない場合 弊社または担当スタッフに対する誹謗、中傷、暴言、恫喝等により、サポートが困難だと判断した場合、サポートを終了させていただきます。あらかじめご了承ください。   サポートの範囲につきましては、以下をご参照ください。 範囲内 製品のインストールに関するご質問 製品のライセンスに関するご質問 ユーザー登録及び製品登録に関するご質問 製品の操作方法に関するご質問 製品のプログラムの不具合に対するご質問   範囲外 以下の場合はサポート範囲に含みません。 弊社が販売していないSteinberg 製品、およびeLicenserを使用する他社製VSTプラグイン Cubase LE等サポート対象外製品を使用する場合のeLicenser Control Center 製品の譲渡についてのお問い合わせ データの破損・消失への回復と補償 製品に起因しないと考えられる問題 (例) ・製品が本来定めているディレクトリ以外へのインストール、ファイル/フォルダの移動 ※一例として、Windows OSで各ソフトウェアのプログラム本体をシステムドライブ(C:ドライブ)以外にインストールした場合。 ・動作環境外OS(BootCamp[Mac]、仮想OSでの使用を含む)におけるお問い合わせ ・システムの復元(Windows)、Time Machine/移行アシスタント(Mac)を使用して発生した問題 製品のアルゴリズムやテクノロジーに関わる部分の調査、解説 (例)ロジカルエディター / MIDI デバイスマネージャー / コードトラックのコード判別ロジック / マクロ機能 / エクスプレッションマップ / VSTシステムリンク / スクリプト言語(Lua) コンピューターの基本操作、およびネットワークの設定 (例)コンピューター、および他社製品のセキュリティ機能を解除しない状態でのインストール、およびそれに関連する操作、設定、解除方法 音楽理論、音響技術、音楽制作におけるノウハウ、テクニック 例)音圧の上げ方、ワブルベースの作り方、ボーカルに適切なEQのかけ方、スクリプト言語(Lua)の書き方 機種名、メーカー名、もしくは自作における部品名を挙げてのコンピューターの購入相談、動作保証※詳しくは 動作環境ページと、音楽制作環境についてページにある情報をご確認ください。 日本語以外でのお問い合わせ 製品およびコンピューターの OS を日本語以外にした状態でのお問い合わせ ヤマハ 修理対応終了 / コンピューター関連廃番製品 / サポート対象外製品 メール対応における担当者指名 メールアドレスの記入間違え、プロバイダーやキャリア等によるセキュリティ設定、メールソフト(ブラウザメールを含む)の設定等によりメール不達となった場合 技術・アイデアなどのご提案(新製品のアイデアなど)※ 詳しくはこちら をご参照ください。 当窓口からご提案した検証、および情報提供にご協力いただけない場合 その他、弊社がサポートの範囲を超えると判断した場合

※当窓口は土日祝日を休業とさせていただいておりますが、この度はお客様のご不便を鑑み対応させていただいております。

以上、要用のみにて失礼いたします。
今後とも、スタインバーグ製品のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。

という感じにで、一ヶ月以上かけて色々検証した時間を返してほしいと思ったくらいテンプレ対応でした。

なので購入店である「イシバシ楽器 WEB SHOP」に相談したところ「初期不良の可能性があるから着払いで送ってちょ」とメッセージがあり、色々やり取りしました。

結果としては購入店でも事象が再現することを確認したため、そのまま修理となりました。

修理に出したと連絡があってから2週間経たないうちに販売店から「修理完了したのでおくったよ」と連絡がりました。

修理から返ってきたUR44Cには「ヤマハアフターサービス完了報告書」が入っていて、音割れの原因が記載されてました。

「電源部を含むAM基板交換。動作点検。」

この「AM基板」が何かは調べても全く分からないのですが、とりあえずなんかの基板をまるごと交換したっぽいですね。

PCに接続して再生してみると、当たり前ですが音割れ等なくふつーに再生できました。

仕事柄トラシューする事が多いので今回色々と検証しましたが、ソフトウェアではなくハードウェアが原因だったとは。。次は何も考えずメーカ(販売店)送りにしようと思います。

あ、あと「イシバシ楽器 WEB SHOP」ですが、親身になって対応してくれました。通販で購入した商品でのトラブルって手続きが面倒で、販売店が適当な対応をするものと思ってましたが、全然そんな事ないですね。

イシバシ楽器さんの対応は神です。

【消去法】MacでBlu-rayを再生するには「Mac版 ZEUS PLAYER」しかない

どうもネトヲです。

最近昔行ったもしくは行きたかったライブのDBを集めるのにハマっています。

ライブならではのアレンジや会場との一体感が味わえて、いつも聴いている楽曲とはまた違った良さがありますよね。

で、皆さんご存じの通りBlu-rayを再生するには専用のソフトウェアが必要で、WindowsやMac共に標準でインストールされているソフトウェアでは再生できません。

そのソフトウェアについても、バンドル版を除けば有料のものしかなく、それなりの金額がします。

ではなんで金を取るのかを「Gemini」に訊いたところ

Blu-rayの再生が有料になる主な理由は、以下の通りです。

著作権保護: Blu-rayには、コピー防止などの技術が施されており、これらの技術を使用するためには、ソフトウェアメーカーやコンテンツ提供者へのライセンス料が必要となります。このライセンス料が、Blu-ray再生ソフトの価格に反映されるため、ユーザーは有料でソフトを購入する必要があります。

らしいです。

なので、無料でBlu-rayを再生する方法を調べているそこのアナタ。無料で再生出来るソフトウェアは存在しないです(VLCも無理です)。もしそれを謳っているソフトウェアがあったのならウイルスやスパイウェアが仕込まれている可能性が高いです。なのでおとなしく有料のソフトウェアを買ってください。

で、Windowsですら選択肢はほぼ無いBlu-ray再生ソフトウェアですが、Macになるとただでさえ少ないのに怪しいソフトウェアが大半を占めいる状況です。

それはApp Storeも同じで、変なやつしかヒットしません。

っていうわけで、色々探してみつけたのが「ZEUS PLAYER(ゼウスプレイヤー)」です。

▼ZEUS PLAYER ~ ブルーレイ・DVD・4Kビデオ・ハイレゾ音源再生 Win・Mac対応

世界中のBD・DVD・ ビデオ・音楽を再生する 「ZEUS PLAYER」 もっと見る ディスクやファイル形式の垣根を超えて、 ブルーレイやDVD、全てのビデオや音楽を再生! マルチメディアなら何でも再生可能(BD / DVD / ISOイメージ / BD・DVDフォルダー / 動画ファイル / 音楽ファイル) 市販BD/DVD、4K動画、ハイレゾ音楽再生可能 BD・DVD プレーヤーデッキの操作感を再現 スロー再生(0.25倍、0.5倍、0.75倍速)、早見再生(1.25倍、1.5倍速)に対応。音声も聞こえます。 パソコンのプラットフォームを選びません(Win&Mac Hybrid対応) ネット動画ダウンロード機能を搭載 ※2023年2月17日に、

選定理由は以下になります。

  • 日本の会社のソフトウェア
  • 比較的安い
  • AppleシリコンのMac(なお..)対応

4K Ultra HD Blu-ray非対応なのと、MacOS 13あたりでソフトウェアの更新が止まっているのがアレですが、現実的にこれ以外の選択肢がないのでポチりました。

購入について注意ですが、メーカ公式サイトで買うのがいっちゃん安いです。

私は「メーカ公式サイトへの会員登録が面倒だから多少高くてもAmazonでええわ」ということでAmazonで買いましたが、アクティベートコード(引き換え番号)の発行のためには公式サイトにてアカウント作成が必要になります。

あと、メーカへ文句を言いたいんですが、アクティベート方法がHPに記載されてない(されてるかもしれないけど見つけられない)し、やり方についても前述した引き換え番号のところとかマジでわかりづらい。マニュアル作るとかして改善した方がいいですよ。

で、ソフトウェアのインストールとアクティベートが完了したので起動して触ってみましたが、UIはわかりづらいしバグはあるしで微妙ですね(体験版で薄々気づいていましたが)。

なんで、いきなり買うのではなく動作確認を含め体験版を使ってみるが良いと思います。

あと、Appleシリコンネイティブで動いている訳ではなくRosetta上で動いているので、やっぱり開発メーカ、やる気ないですね。

このクオリティで5,000円とかしたら激おこぷんぷん丸ですが、3,000円ならまあしゃーないなと思える完成度なのとZEUS PLAYER以外にまともなソフトウェアが存在しないので、しょうがないですね。

余談

メーカ公式サイトにて、

当カートのSSLはGMOグローバルサイン株式会社が管理運営しており、当サイト及びカートの証明書は同社より発行されています。アイコンをクリックすると弊社の証明書をご覧いただけます。

https://store.gemsoft.jp/products/detail.php?product_id=127

といってますが

Let’s Encryptで草(「当カートのデータ通信にはSSLというシステムを利用しております」って書いているの引っかかったんですがだからか)。

個人情報登録してるサイトがLet’s Encryptってあり得ないわ。

夢グループ(通販サイト)でさえGlobalSignのドメイン証明書を使ってますよ。

【就活・転職・通販で活用】ホームページだけでその企業や団体の”ヤバさ”がわかります【SSL証明書とHTTPSのお話】

【Interop 2024】exhibitorとして参加してきた+ZOZOマリンで野球見てきた

どうもこんにちは。

ネットワーク機器オタクこと「ネトヲ」です。

今年のInteropですが我が研究室でも出展することになり、初めてexhibitor(出展者)として参加してきました。と言っても最終日だけだけど。

【殴り書き】Interop Tokyo 2022個人的メモ

自宅から幕張メッセまではそれなりに距離があるので今回は特急電車を利用しました。もちろん差額は自腹です。

今回に限らず東京駅に行く際はよほどのことが無い限りほぼ特急電車を使っていますね。

京葉線への乗り換えまで若干余裕があったので東京駅にて蕎麦を食べました。

なんてことない鴨そばですが、普通に美味しかった。

自宅からおよそ2時間ほどで会場へ到着。

ありがたいことに雲一つ無い青空で、本日の予想最高気温は30℃超え。

この時は汗だくの中、ブースの説明をすることを覚悟してましたが、ブースがエアコンの吹き出し口近くだったせいか全く汗をかくことは無かったです。

関係者しか入場できない時間帯だとこんなに閑散としているんですね(仙台駅前のL〇BIかな?)

朝礼後を追えた後、ブースの責任者と前日までの状況や質問された事を確認しつつくっちゃべってるといつの間にか10時になり会場しました。

軽く来場者対応をしたのち、自分のシフトまでの間他のブースを回ってきました。

といっても、正直目新しいモノはそんな無かったので、単純に導入を検討している機器ベンダーのブースを中心にブラブラしてただけです。


ATEN

ATENではIP-KVMを見てきました。

エクステンダ単体だけで下位モデルでも20万と中々強気な価格設定ですが、とはいえ使い慣れた製品なわけで、まあ次もATENかなと考えつつ、担当者と話していました。

最近10Gb対応モデルが出たという話を受けて、私からは「そろそろUSB 3.0に対応してくださると大変たすかります」といっておきました。

YAMAHA

前乗っていたバイクと自宅のルータ、APがYAMAHAなくらいにはYAMAHAが好きなので、担当者と2,30分くらい喋ってしまいました。

クラウドで機器の一括管理が可能になる「YNO」は、(たしか)FWアップデートや設定変更のためにいちいち一台ずつログインする手間を省けるそうです。へぇ。

あとはひたすら、私が自宅で使っているRTX830とWLX212について色々訊きました。

YAMAHAのRTXルータを買ったら絶対設定すべき項目とか基礎知識をド素人がまとめてみました!
【YAMAHA WLX212】#2 実際に設定してみた
  • Q:なんかRTX830の下流にYAMAHA以外のNW機器(L3,2スイッチ)をかました状態だとLANマップにWLX212が見えないが
  • A:SNMPではないプロトコルで動いている
  • Q:WLX212ってGUIでしか設定出来ない項目があるよね
  • A:担当外なのでうろ覚えたがもしかしたらそうかもしれない

とかとか色々訊いたりしてました。めちゃくちゃ楽しかったです。


で気づくと自分のシフトの時間になっていたので、足を止めてくださった方にひたすら説明をしていました。

特にアメニティとかも配って無いので、本当に気になる方が殆どだったんですが、ほぼ関係者だったので少し踏み入った話や、世間話をしたりとなんだかんだ楽しかったです。

とはいえ、基本暇で立ちっぱなので学生の頃にしていたアルバイトを思い出し、時計を見ては「まだ5分しか経ってない」と絶望していました。

私が担当したブースには変な人は来なかったんですが、隣で広報のビラ配りをしていた女性の方が「ウチにこないか」と逆ヘッドハンティングされてました。容姿端麗だとこういった時に苦労するんですね。

閉場まで1時間を切る頃になると足が痛いわ、なんかだるいわ等、疲労がピークに達し、正直「はやく終わんないかな」と思うようになりました。

そして、なんやかんやしているうちに閉場時間となり、そそくさと片付けしたのち幕張メッセを後にしました。

直帰するスケジュールなので、このまま自宅に帰ってもいいかなと思っていたんですが、わざわざ幕張まできたということでZOZOマリンスタジアムでロッテVSチュニドラの試合観戦をすることにしました。もちろん退勤してからですよ。

球場までは徒歩で向かいましたが、正直オススメしないです。

最寄り駅の海浜幕張駅から徒歩18分とかなり遠く、Interopでの疲労を抜きにしても普通に疲れます。シャトルバス推奨です(帰りはそれに乗った)。

その名前のとおり、海近くにあるので風が強く吹いていて思いのほか涼しい、というか日が落ちると若干肌寒さを感じますね。

入場するまえに軽くご飯を食べた後、有名なフライドポテトを買って入場。

普段全く酒は飲まないんですが、この日は何故か猛烈にビールが飲みたくなり注文。

あんなに嫌いだったはずのビールですが、最初の一口は猛烈に美味しく感じました。

試合展開としては初回にチュニドラが先制したものの、その後ロッテが点数をとるなどしてシーソーゲームのような状況でした。

どちらもひいきの球団ではないんですが、一応地元の球団である楽天イーグルスを応援しているため「敵の敵は味方」理論でチュニドラを応援していました。

本当は最後まで観戦したかったんですが、電車の都合で7回裏になったタイミングで球場を後にし、23時ちょい頃後に帰宅。

まあ、なんというかあまりにも濃い一日だったという話でした。

【YAMAHA WLX212】#2 実際に設定してみた

どうもネトヲです。

前回、WLX212の仕様を確認し、どんな設定を入れる必要があるかを確認しました。

【YAMAHA WLX212】#1 設計構築に最低限必要そうな箇所まとめ

それを踏まえて今回は実際に設定して使えるようにしたので、備忘録として軽く残しておこうと思います。

基本的にコマンドリファレンスから必要そうな設定を抜粋しているだけなので、大したことしてないです。

No Title

No Description


目標

Yamaha Network Organizer (YNO)を使わないオンプレとし、シングル構成とする、つまりマスタAPしか存在しない。

WLX212 設定

機器の設定

  • 管理パスワードの暗号化保存
# administrator password encrypted
Old_Password:
New_Password:<設定するパスワード>
New_Password:<設定するパスワード>

管理ユーザのパスワードを 32 文字以内で設定し、暗号化して保存する。パラメータはなく、コマンド入力後にプロンプトに応じて改めてパスワードを入力する形になる。パスワードに使用できる文字は、半角英数字および記号 (7bit ASCII Code で表示可能なもの )。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/wlx212/Cmdref.pdf
  • NTP による時計の設定

どうやら直接NTPサーバを指定するのではなく、スケジュールに入れ込む方法をとるらしい。スタートアップ時と

# schedule at 1 startup * ntpdate [addr] syslog
ex. schedule at 1 startup * ntpdate ntp.nict.jp syslog

毎日0時になったらNTPサーバと同期するように複数の設定を投入することも可能。

# schedule at 2 */* 00:00 * ntpdate [addr] syslog
ex. schedule at 2 */* 00:00 * ntpdate ntpdate ntp.nict.jp syslog

NTP を利用して本機の時計を設定する。このコマンドが実行されるとホストの UDP の 123 番ポートに接続する。本機では、本コマンドを schedule at コマンドで登録することはできるが、直接実行することはできない。また、登録するときは syslog オプションを必ず指定しなければならない。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/wlx212/Cmdref.pdf
  • TELNETサーバー機能のON/OFFの設定

TELNETを使う位ならSSHを使うし、設定したらWebUIを使うのでOFFにする。

telnetd service off
  • ログインタイマの設定

120~21474836秒の間で設定出来る。

# login timer [time]
  • 機器の名称の設定

機器の名称は1〜64 文字/ASCII、1〜32 文字/全角とのこと。

# system name [name]
ex. system name accesspoint
  • 機器の設置場所情報の設定
# system location [location]
ex. # system location 1f-001
  • HTTP サーバーへアクセスできるホストのIPアドレス設定

[ip_address]はlan、any、IPアドレスの3つから必要に応じて設定する。IPアドレスは最大8つまで設定できるらしい。デフォルトはlanだがあくまで初期設定用と考えて、IPアドレスを直接指定した方がセキュリティ面でいいだろう。

# httpd host [ip_address]
ex. httpd host 192.168.1.100

その他「HTTPリビジョンアップ用URLの設定」があるがスキップ。


LAN の設定

  • VLAN IDの設定

WLX212で使用するVLAN IDを設定する。[vlan_register_num]は必ずしもvidと一致させる必要は無いが管理する上では一致させた方が都合がいいだろう。

# vlan-id <vlan_register_num> [vid]
ex. vlan-id 2 2
ex. vlan-id 10 10
  • トランクポートの設定

WLX212はlanが1ポートしかないので、管理用NWや複数SSIDなど、複数のVLANを使用したいとき、trunkで渡す必要がある。以下のコマンドで「どのI/F」に「どのVLAN」を割り当てるか設定が出来る。イメージとしてはCiscoコマンドのswitchport trunk allowed vlanみたいな感じ。

例では先ほど設定したvlan2をlan1にjoinしている。

# vlan-trunk <port> [vlan_register_num] [mode]
ex. vlan-trunk lan1:1 2 join
ex. vlan-trunk lan1:1 10 join

lan-port-mode が trunk もしくは hybrid であるポートにおいて、Tagged ポートとして参加する VLAN ID を設定する。VLAN ID は VLAN 登録番号を用いて指定する。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/wlx212/Cmdref.pdf
  • IP アドレスの設定

WLX212自身のIPアドレスを設定する。当たり前だが予めVLAN IDの設定が済んでいないと設定出来ない。[ip_address/mask]の値をdhcpにすることも可能。

# ip vlan-id [vlan_register_num] address [ip_address/mask]
ex. ip vlan-id 11 address 192.168.10.201/24

インタフェースの IP アドレスとネットマスクを設定する。dhcp を指定すると、設定直後に DHCP クライアントとして IP アドレスを取得する。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/wlx212/Cmdref.pdf
  • デフォルトゲートウェイの設定

必ずしもGWの設定を入れる必要はないが、例えばNTPサーバが別セグメントやWANにある場合や、ファームウェア更新をYAMAHA公式リポジトリ(http://www.rtpro.yamaha.co.jp/firmware/revision-up/wlx212.bin)から取得する場合は設定しておく必要がある。

IP アドレスの設定にてdhcpを設定した場合は不要。

# ip route default gateway [ip_address]
ex. ip route default gateway 192.168.10.1
  • DNS サーバーの IP アドレスの設定

IP アドレスの設定にてdhcpを設定した場合は不要。

# dns server [ip_address]
ex. dns server 192.168.10.1

その他「DNSサーバーアドレスをDHCPサーバーから取得する」「HTTPプロキシサーバーの設定」があるがスキップ。


無線の設定(1/2)

設定を投入する前に「module」の意味がいまいち理解出来なかったんで整理します。

コマンドリファレンスを見ると「module1」と「module2」についてのみ記載があるが、

WLX212 設定
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/wlx212/Cmdref.pdfより引用

WLX212のスタートアップコンフィグを確認すると「module3」ってのがある。

~~~
airlink select module1
~~~
airlink select module2
~~~
airlink select module3
~~~

正直意味が分からないのでググってみると、トライバンド(2.4GHz x1と5GHz x2)に対応しているWLX413で使用できるモジュールで、デュアルバンド(2.4GHz x1と5GHz x1)のWLX212では使用できないっぽい。WLX212を使う分には

module1は2.4GHzでmodule2は5GHz、module3は気にしない

と考えればいい。

ファームウェアを流用しているのかは不明だが、コマンドリファレンスに掲載しないならスタートアップコンフィグから削除してほしい。

Radio Optimization機能

無線LANを提供する機器、利用する機器は年々増加し、無線LAN環境は複雑になってきています。またそれに対応するように、無線LANを快適に利用するための機能も日々出現していますが、それらを有効に利用するためには、無線APを適切に設定、管理、運用する必要があります。 昨今、ネットワークの専門家の不足が叫ばれる中、ネットワークの管理運用にかかる人的時間的コストの削減が求められています。同時に、無線APを適切に管理運用するための専門知識を必要としなくても、無線LANを快適に利用できることも求められています。 Radio Optimization機能(以下、RO機能)は、無線APのログ情報に基づいた周辺の無線環境の情報、無線APに接続されている無線端末の情報、ユーザーが設定する無線LANの利用イメージ情報を総合し、無線AP自身が設定変更の判断をして自動で設定変更する機能です。RO機能を設定する人は、想定されるユーザーの利用イメージ(事務作業や動画視聴など)に必要なスループット(5Mbps, 20Mbpsなど)を選択するだけで、無線APの設定を部分的に無線APに任せることができます。その結果、高度な専門知識が不要のまま、無線LAN環境の管理運用にかかる人的時間的コストの削減が期待できます。 設定変更の判断には、ヤマハが過去のお客様サポート業務で培った知見を利用しています。 Radio Optimization機能(RO機能) 本機能のこと。 共通設定 クラスター全体に適用される設定のこと。 個別設定 クラスター内の各AP毎に個別に適用される設定のこと。個別設定は共通設定に優先して適用されます。 オーバーレイCONFIG RO機能を有効にすることで自動で生成・変更される設定のこと。RO機能により最適化された設定としてクラスター内の各AP毎に存在し、もともとAPが持つCONFIGに優先して適用されます。 マルチキャスト送信レート 本製品が送信するマルチキャスト/ブロードキャストフレームのレートのこと。 Radio Optimization機能(以下、RO機能)が有効であるとき、一部の設定が自動設定変更または固定され、手動での設定変更ができなくなります。 RO機能による自動設定変更するタイミングには、以下の2種類があります。”1.”の自動設定変更の際には無線サービスは停止しませんが、”2.”の自動設定変更の際には無線サービスが一時停止します。 RO機能を有効にすると、全てのVAP設定において、全ての無線モジュールがバインドされます。それにともない、以下の制限が発生します。 RO機能が無効であるとき、VAP設定が9個以上ある場合はRO機能を有効にできません。 RO機能が有効であるとき、VAP設定を9個以上作成することができません。 認証方式として「Open / Enhanced Open」を選択している場合は、VAP設定が2個分として数えられます。 RO機能と WDS リピーター機能 を併用することはできません。 このページで説明する内容は、以下のファームウェアを対象としています。 モデル ファームウェア WLX212 Rev.21.00.09以降 本製品ではAPが送信するマルチキャスト/ブロードキャストフレームのレートの設定である「マルチキャスト送信レート」を設定できます。マルチキャスト送信レートを低く設定するメリットは、無線端末が接続できる範囲が広くなることです。一方、マルチキャスト送信レートを低く設定するデメリットとして、APが行うユニキャストフレーム、マルチキャストフレーム、ブロードキャストフレームでの通信のうち、マルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量が多いとき、ユニキャストフレームでの通信のスループットが小さくなることが挙げられます。 ストリーミング配信などでマルチキャストフレームが使用される環境や、多くの端末が存在し制御データのやりとりなどに多くのブロードキャストフレームが使用される環境では、それらのフレームの影響によりWebサイトの閲覧やメールの送受信などに使用されるユニキャストフレームでの通信のスループットが小さくなる事象が発生することがあります。これによりユーザーから「無線通信が遅い」と言った申告につながるケースは、しばしば見られる無線トラブルのひとつです。しかし、ネットワーク管理者はAPが行う各フレームの通信の通信量を通常知ることはできません。仮に知ることができたとしても、どのようにマルチキャスト送信レートを決定すれば良いかは判断が困難です。 RO機能はこの課題を解決するため、APが行うマルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量に応じて、適切なマルチキャスト送信レートを決定し、自動的に設定変更します。また、APが行う送受信の端末接続範囲を合わせるため、同時に受信レートの設定も自動で変更します。 クラスター内の各APが過去1日に取得した情報に基づいて、ユーザーが設定した1日1回の定時にマルチキャスト送信レートおよび受信レートを設定変更するかどうか判断し、設定変更します。設定変更する場合、無線サービスは数分程度一時停止します。 設定変更判断した無線APのみで設定変更されます。クラスター内の他の無線APの設定は変更しません。 一定時間ごとに、無線AP内の各無線モジュール(2.4GHzモジュール、5GHz(1)モジュール)へ流入した同一セグメント内のマルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量を無線AP内に記録します。 ユーザーが設定した1日1回の定時に、各無線モジュール毎に以下のように設定変更するかどうか判断し、設定変更します。 条件判断 設定変更内容 マルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量が適切である (※) 自動設定変更は行いません。 マルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量が多い (※) マルチキャスト送信レートとサポートされている受信レートの最低値を一段階高くします。 マルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量が少ない (※) マルチキャスト送信レートとサポートされている受信レートの最低値を一段階低くします。 ※:マルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量 ヤマハ独自の計算方法により、1日の中のある期間中の同一セグメント内のマルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量を評価します。設定した「無線LAN利用イメージ」に基づいて、マルチキャスト/ブロードキャストフレームの通信量の評価基準を決定します。 本製品の内蔵RADIUSサーバーでは、RADIUS認証の再認証間隔を設定できます。RADIUS再認証間隔を短く設定するメリットは、高い頻度でRADIUS再認証を行うことによりセキュリティ的に強くなることです。一方、RADIUS再認証間隔を短く設定するデメリットとして、RADIUS再認証失敗による無線端末切断が頻発している場合、無線トラブルが多くなることが挙げられます。 無線端末の特性に依存して、再認証失敗による無線端末切断が繰り返される事象が発生し、ユーザーから「無線端末がよく切れる」と言った申告につながるケースは、しばしば見られる無線トラブルのひとつです。しかし、ネットワーク管理者はいつどの端末でその事象が発生しているか通常知ることはできません。仮に知ることができたとしても、その事象に合わせて適切な再認証間隔を決定することは困難です。 RO機能はこの課題を解決するため、再認証失敗による無線端末切断の頻発を検出したとき、再認証間隔を適切な時間に調節します。AP内部にある接続無線端末の「RADIUS認証有効期限切れ」と「RADIUS認証失敗」の情報の組を「RADIUS再認証失敗」情報と捉えて監視し、この数が一定の閾値を超えたとき、自動で再認証間隔の設定を変更します。 クラスター内の各APが過去1日に取得した情報に基づいて、ユーザーが設定した1日1回の定時にRADIUS再認証間隔を設定変更するかどうか判断し、設定変更します。設定変更する場合、無線サービスは数分程度一時停止します。 クラスター内の無線APが1台でも設定変更判断すると、RO機能有効/無効に関わらずクラスター内のすべての無線APで設定変更されます。 ユーザーが設定した1日1回の定時に、以下のように設定変更するかどうか判断し、設定変更します。 条件判断1 条件判断2 設定変更内容 現在設定されているRADIUS再認証間隔が24時間未満である 無線端末毎にカウントした「RADIUS再認証失敗」の数 (※) のうち最も大きなものが、一定の閾値を超えていた RADIUS再認証間隔を一段階伸ばします。 無線端末毎にカウントした「RADIUS再認証失敗」の数 (※) のうち最も大きなものが、一定の閾値を超えていなかった 自動設定変更は行いません。 現在設定されているRADIUS再認証間隔が24時間以上である – 自動設定変更は行いません。 ※:無線端末毎にカウントした「RADIUS再認証失敗」の数 同じ無線端末に対するRADIUS認証の有効期限切れとRADIUS認証失敗の組の数を「RADIUS再認証失敗」の数と捉えカウントします。 RO機能が有効であるとき、一部の設定が自動設定変更または固定され、手動での設定変更ができなくなります。 設定値が固定される項目は、ヤマハの考える推奨設定です。 表「手動での設定が制限される設定項目1」の設定項目は、以下のようにRO機能により自動設定変更または固定され、手動での設定ができなくなります。 ページ 大項目名 小項目名 設定値 設定が制限された項目は、Web GUI上では以下のようにグレーアウトされて変更できなくなります。 図 3.

なので、module3を設定から削除したいのだが

# airlink select module3
# airlink disable module3

何を叩いても削除出来ないので諦めた。やっぱりファームウェアを流用してんのかね。しらんけど。

ちなみに

無線の設定を変更したときは、設定を有効にするために airlink configure refreshコマンドを実行する必要があります。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/wlx212/Cmdref.pdf

とのこと。忘れそう。

  • 無線モジュールまたは無線情報登録番号の選択

Ciscoコマンドで言うところのinterface gigabitethernet0/1みたいに、設定対象のI/Fを選ぶイメージ。selectなのでこのコマンドを叩いても設定が投入される訳ではない。

# airlink select [airlink_num]

設定や表示の対象となる無線モジュールまたは無線情報登録番号を選択する。以降プロンプトには、console promptコマンドで設定した文字列と選択先情報番号が続けて表示される。none を指定すると、プロンプトに選択先情報番号を表示しない。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/wlx212/Cmdref.pdf
  • moduleのスタートアップコンフィグ確認(番外編)

コマンドリファレンスに記載が無いのでRTPro等を見ながら、どんな設定がmoduleに入っているか確認。

# 対象となる無線モジュールの動作モードを設定する
airlink mode 11b+g+n
# 無線チャンネルの設定、40MHz幅で下位側にする
airlink channel auto bandwidth=40 primary=lower
#  DTIM間隔の設定、ビーコンにDTIMを含める間隔を設定する。たとえば、5 を設定した時は5回毎のビーコンにDTIMを含めて送信する
airlink beacon dtim-period 1
# 無線モジュールまたは無線情報登録番号の使用許可の設定
airlink enable module1

6.1.5 無線チャンネルの設定

airlink select コマンドで モジュールを選択した場合に設定することが可能です。 W53、W56の範囲のチャンネルを固定で設定した場合でもDFS機能により自動でチャンネルが変更される場合があります。 20MHz幅の固定チャンネルを指定した場合は bandwidth と primary のパラメータは無視されます。 例: “airlink channel 5 bandwidth=40 primary=upper” が入力された時は、”airlink channel 5″ が設定される。 40MHz幅の固定チャンネルを指定した場合は bandwidth のパラメータは無視されます。 例: “airlink channel 1+5 bandwidth=40 primary=upper” が入力された時は、”airlink channel 1+5 primary=upper” が設定される。 airlink mode コマンドで 11n が選択されていない時に、40MHz幅で指定した場合は、制御チャンネルに指定しているチャンネルを使用します。 例:airlink 2.4G mode 11b+g の時   ・airlink channel 1+5 => 1ch を使用   ・airlink channel 1+5 primary=upper => 5ch を使用

なんでか知らんけど最終行以外、コマンドそのものが無さそう。

airlink module1# airlink ?
? configure disable emergency-mode enable macaddress psk-key select ssid

ってことは恐らく、WebUIからのみ設定出来る項目なのかね。うーん面倒くさい。。

というか、仮想コントローラで設定する項目は、個々のAPでは設定できないようになっているのかもしれない。

なので無線の設定はとりあえずまあ置いておく。


クラスターの設定と操作

以下、コマンドリファレンスより引用

本製品のクラスター機能は、別途外部機器を使用することなく、複数の ヤマハアクセスポイント の制御・管理を行うことができる機能です。本機能は、使用する無線 AP の中の 1 台を自動的にマスター AP として運用します。マスター AP になった本製品は、最大 49 台の ヤマハアクセスポイント をクラスターとして管理をすることができます。ヤマハルーターによるスイッチ制御機能または LAN マップと併用する場合、スレーブ AP 数によってヤマハルーターからの見え方が異なります。スレーブ AP が 15 台以下の場合、マスター AP とすべてのスレーブ AP がヤマハルーターのスイッチ制御/LAN マップ画面に表示されます。一方スレーブ AP が 16 台以上の場合、マスター AP だけがヤマハルーターのスイッチ制御/LAN マップ画面に表示されます。スレーブ AP が 16 台以上の場合は、ヤマハルーターからはマスター AP を介してスレーブ AP の設定および状態確認を行うことができます。本機能は、設定の一元管理やチャンネルの自動設定、送信出力の自動設定が行えるため、かんたんに無線 LAN システムを設定し、運用することが可能になります。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/wlx212/Cmdref.pdf
  • 仮想コントローラーのIPアドレスの設定

Webから仮想コントローラにアクセスする時に使用するIPアドレスを設定。

# cluster virtual-ip address [ip_address/mask]
ex. cluster virtual-ip address 192.168.10.200/24
  • クラスター情報の表示

APを管理しているクラスターの情報を表示。

# show status cluster
Cluster name           : Cluster_<XXXXXXXXXXX>
Virtual-ip address     : 192.168.10.200
Mode                   : Auto-cluster
Role                   : Master
Cluster version        : 2
Number of managed APs  : 1

シングル構成なのでAP数が1で、Master機であることが分かる。

  • クラスター動作モードの設定

現状、デフォルト値auto-clusterで動作しているが、現在シングル構成なんでとりあえず変更する。

# cluster cluster-mode [mode]
ex. cluster cluster-mode standalone

変更後、クラスターの情報を表示すると

# show status cluster
Cluster name           :
Virtual-ip address     :
Role                   :
Cluster version        :
Number of managed APs  :

まあそうなるわな。


無線の設定(2/2)

設定した仮想コントローラーのIPアドレスにアクセスする。認証情報は「admin/<管理パスワード>」となる。

ログイン出来たら、基本設定>管理モードからYNOエージェント機能をOFFにする。

WLX212 設定
YNO
  • 無線設定>共通設定>基本無線設定

ここは設置環境に合わせて設定する。ここは特に解説しない。

WLX212 設定
基本無線設定

先ほど放置した無線の各種設定が出来るっぽい。

チャンネルの自動再選択だけ適当に設定したが、必須ではない。

WLX212 設定
基本無線設定
  • 無線設定>共通設定>2.5 or 5GHz詳細設定

ここは設置環境に合わせて設定する。ここは特に解説しない。

  • 無線設定>共通設定>SSID管理

doremi-d563b8というSSIDが入っていたので無効とし、新しく追加する。

16個SSIDを登録出来るっぽい。

WLX212 設定
SSID管理

「バインドする無線モジュール」、「VLAN ID」、「SSID」、「認証方式」等を設定する。このあたりの設定項目は、家庭用APとさほど変わらない。

WLX212 設定
SSID管理

余談ですが、YAMAHAより「Apple社の一部の製品と無線LANアクセスポイントWLX413・WLX212・WLX313との無線LAN接続についてのご注意」というアナウンスが出ています。

要約すると「ファームウェア更新では対応出来ない欠陥(と言っていいのか問題はあるが)があるから、接続するデバイスによって認証方式を変えてね」ってこと。

GIGAスクールやSOHO向け製品を販売してるメーカとしてどうなの?とは思いますが、とりあえず無理なもんは無理なんで「WPA2-EAPのPMF使用しない」あたりにしておくと、一通り繋がるらしいで、業務用途でWLXシリーズを使用する時は気をつけてください。

Apple社の一部の製品と無線LANアクセスポイントWLX222・WLX413・WLX212・WLX313との無線LAN接続についてのご注意

一部のApple社製端末と弊社製無線LANアクセスポイントについて、以下の場合に接続できないことがあります。 認証方式に「WPA2-EAP」または「WPA3-EAP」を選択している場合 弊社といたしましては、本件はAPのファームウェアの改修だけでは完全には解決できない問題であると考えております。 なお、WLX413 …


動作確認

WLX212 設定

Pixel 7 ProとiPad Pro 11(第3世代)で接続が出来ることを確認し、上り下りで400Mbps位出ているので必要十分ですね。

ただ、有線LANだと800~900Mpbs位なので、もしかしたら2.4Ghzで繋がっているのかね。

【令和最新版】REHL8.6のPodman(Docker)上でJupyterHubを動かしたお話

どうも、最近涼しくなってきたんでキャンプツーリング計画中のネトヲです。

今回はDocker上にマルチユーザー対応のJupyterHubを構築したので、その手順を備忘録がてらブログネタにします。

環境

  • Red Hat Enterprise Linux release 8.6 (Ootpa)
  • podman version 4.0.2

どうやらRHELやRocky Linuxの8.xより、Docker(podman)Docker の利用は非推奨となり、代わりに Podman を利用することが推奨されているようです。

Podman – とほほのWWW入門

トップ >Docker > Podman目次 Podmanとは Red Hat社が開発したコンテナ管理ツールです。 Red Hat Enterprise Linux 8、CentOS 8 (あるいはその後継である Rocky Linux 8 や AlmaLinux 8) では Docker の利用は非推奨となり、代わりに Podman を利用することが推奨されています。 コマンド引数は docker コマンドとほぼ互換です。 root権限が無くても一般ユーザでも利用可能です。 dockerデーモンに該当するデーモンプロセスがありません。デーモンがダウンして全コンテナに影響するということがありません。 インストール dnf または yum コマンドでインストールします。 # dnf -y install podman Dockerコマンド podman-docker パッケージをインストールすれば podman コマンドの代わりに docker コマンドも利用できるようになります。 # dnf -y install podman-docker 本家の docker コマンドではないことを示す警告がでますが、/etc/containers/nodocker ファイルを作成すると抑制されます。 # docker ps Emulate Docker CLI using podman.

ただ面倒くさがりの私はdockerコマンドを使いたいので、podman-dockerパッケージを入れました。

インスコ手順

公式ドキュメントや下記の記事通り進めればインストールできる、と思いきや、今日現在(2022/09/11)パッケージ名が変わっていたり、必要なパッケージが公式のDockerイメージに存在しないため、JupyterHubの起動には成功するもののログイン後エラーが発生することを確認しています。

DockerでJupyterhubを試してみた – Qiita

はじめにマルチユーザプラットフォームを作れるJupyterhubを試してみたときの自分用メモ。やることJupyterhub起動jupyterhub_config.pyの設定NativeAu…

なのでその辺りは注意が必要です。それ以外はQita準拠です。いわゆるパクリ

Dockerイメージ取得&起動

以下のコマンドでイメージ取得~起動~接続。

名前やポートはよしなに変更してください。

docker run -it -p 8000:8000 --name jupyterhub jupyterhub/jupyterhub bash

その後は脳死でアップデート等々。このDockerイメージはviパッケージが存在しないのでproxy下の環境だと苦労する。(経験談)

あと検索履歴が消えたのでリンク張れなくてスミマセンが、jupyterlabパッケージをpip installしないと、上手く起動しないとGitにあったのでインストールしてください。

apt update
apt upgrade
apt install python3 python3-pip npm nodejs vim git
#libnode64は以下でインスコ
apt install vim-gtk
#jupyterlabが必要、コレがないと「start myserver」を押してもエラーになる
pip install jupyterlab
npm install -g configurable-http-proxy

で、Jupyter起動時に指定する設定ファイルを設置する場所を作っておきます。

もちろん必須ではないので、作らず/homeでもいいしそこはご自由にどうぞ。

mkdir /etc/jupyter

そしたら設定ファイルのテンプレート生成。

jupyterhub --generate-config

Qitaに則ってファイルに追記

#https://qiita.com/dyamaguc/items/db1da3084e36029f20ccから引用
# ログイン後に http://...:8000/user/<username>/lab? へ遷移する設定(Jupyterlabが起動)
c.Spawner.default_url = '/lab'
# Jupyterlabで作成されたノートブックファイルなどが格納されるディレクトリ
c.Spawner.notebook_dir = '~/notebook'
# adminユーザのユーザ名
c.Authenticator.admin_users = {'testadmin'}
# ログインが許可されているユーザ名
c.Authenticator.allowed_users = {'testuser01'}

上記設定例だと、/home/{user}/notebookというディレクトリがcurrentになるっぽいですが、もちろんそんなディレクトリ存在しないので作成します。

#https://qiita.com/dyamaguc/items/db1da3084e36029f20ccから引用
adduser testuser01
#770でよくねとは思う
mkdir -p -m 777 /home/testuser01/notebook
chown testuser01: /home/testuser01/notebook

adduser testadmin
mkdir -p -m 777 /home/testadmin/notebook
chown testadmin: /home/testadmin/notebook

あとは設定ファイルを指定して起動するだけ

jupyterhub /etc/jupyter/jupyterhub_config.py 

補足

  • 上記コマンドでjupyterHubを起動されると、terminalが占有されるので、常に起動させる場合とかはscreenコマンドと組み合わせるといいかも
  • ホストでufw(というかiptables)でfwを設定していると、JupyterHubで使用するポート/プロトコルを許可してもなぜか通信ができない、私の勉強不足ですので原因などご存じでしたら教えてください
  • 実は今回、ラスパイ(Raspberry Pi OS)でJupyterHubを動かそうと思って、とりあえずx64のCPUで作成したDockerコンテナをexport & importしたんですが、x64→Armのようにアーキテクチャが異なるとイメージのimportはできてもそこからstartできないようです。ただオプションをつければイケるっぽい
  • 実はJupyterHunインストールし動作確認後、jupyterhub_config.pyを編集したら「404 not found」と出ました、だたなんか知らんけどpip install jupyterlabをもう一回叩いたら治ったのでまあいいいや

最後に

この記事書いている途中に気づいたものの言い出せずにいましたが、

Docker

No Description

私の記事よりこっち見てください。

【YAMAHA WLX212】#1 設計構築に最低限必要そうな箇所まとめ

どうもこんにちは、ネットワークヲタクのネトヲです。

調子に乗ってポチってしまいました…例の物を….

YAMAHAのネットワーク機器は個人でも買えるのがよい、そして安い

WLX212 キタ――(゚∀゚)――!!

昨今のスタンダードであるWi-Fi6に対応しておらず、アンテナが2つしかないので11acであってもスループットは867[Mbit/s]と回線厨ホイホイな訳ですが、大事なのはそこじゃない。

https://network.yamaha.com/products/wireless_lan/wlx212/spec#tab

VLAN(IEEE 802.1Q)が話せてPoE(IEEE 802.3af準拠)給電に対応はもちろんのこと、SNMPやQoSなどなど私が欲しい機能がちゃんと載っているんですよコレ。さすが業務用。

なにも考えずLANネットワークに繋いでも恐らく使えるとは思いますが、せっかくですからWLX212の仕様を確認しつつネットワーク周りの仕様を確認していこうと思います。

とりあえず技術資料を見てみる

ネットワーク機器ベンダー大手のCi○coのリファレンスはガチで見づらいので、スルーしてますがさすがヤマハさん、読みやすい資料が用意されています。

WLX212技術資料

ヤマハ WLX212をお買い上げいただきありがとうございます。 お使いになる前に本書をよくお読みになり、正しく設置や設定を行ってください。 本書中の警告や注意を必ず守り、正しく安全にお使いください。 左側のメニュー から、 表示したい項目 を選択してください。 「WLX212」は、オフィスや店舗、学校、ホテルなどに向けて、管理機能を強化した無線LANアクセスポイントです。本体内蔵コントローラーによるオンプレミス管理に加えて、ヤマハのクラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」にも対応しています。これにより、複数の拠点の無線LANを一括で管理できます。また、WLX212には「無線LAN見える化ツール」を搭載しています。周辺アクセスポイントの無線状態をグラフィカルに確認することで、迅速にトラブルを発見・解決できます。 本製品は、複数台の無線LANアクセスポイントを一括管理するための「クラスター管理機能」を内蔵しています。クラスター管理機能は同じL2ネットワークに接続されている無線LANアクセスポイント同士が、自動的にお互いを検出し管理グループを構成します。また構成された管理グループ内で一台代表を決定し、その機器の上で「仮想コントローラー機能」を起動します。 無線LANアクセスポイントの管理・保守の操作は「仮想コントローラー」のWeb GUIを使用します。 本製品ご購入時、初期状態における設定は以下のようになっています。 本製品の電源を投入するには、電源アダプターを使用する方法と、PoE 給電機器を使用する方法があります。 電源アダプターを使用して電源を投入するには、電源アダプター(YPS-12HT)を使用します。 電源アダプターは、必ずヤマハ YPS-12HT を使用してください。 ほかの電源アダプターを使用すると、火災や感電、故障の原因になります。 電源アダプターを本製品に接続します。 電源プラグをコンセントに接続します。 本製品の電源が入ります。 本製品は、IEEE802.3afに対応した PoE 給電機器からの給電に対応しています。 本製品の LAN ポートと PoE 給電機器 の LAN+PoE ポートを、LAN ケーブルで接続します。 PoE 給電機器から給電がされると、本製品の電源が入ります。 Webブラウザー からのアクセス 設定に使用するPC、必要な機材を準備します。 本製品との接続に使用する エンハンスドカテゴリー5(CAT5e)以上のイーサネットケーブル を準備してください。 使用するWebブラウザーは、以下を推奨しています。 Windows Microsoft Edge Mozilla

量が量だけにこの場で全てを紹介できないので、個人的に気になった箇所をピックアップしてみました。

  • 仮想コントローラー

WLX212はシングルで運用するというよりか、クラスタでの運用を想定しており、自動で選出されたマスター機に割り当てられるコントローラー機能(設定変更とか可能)を仮想コントローラーと呼んでいるようです。マスター機が死んでもライブマイグレーションするっぽい。

仮想コントローラーのIPは接続したネットワークのDHCPサーバから自動取得するようですが、それに失敗した場合は192.168.100.241/24になるようです。YAMAHAって192.168.100.xxx/24使いがち。

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/web-gui.html#access

仮想コントローラーなんて使わないで個々のWLX212自体に振っているIPから設定すればいいじゃん、と思ったアナタ。残念ながらアクセスしたとて情報取得くらいしかできないのでやっぱり仮想コントローラーは必要。というか個々のWLXにIPを振るには仮想コントローラーが必須。

YAMAHA WLX212
管理画面
APに振ったIPへアクセスしてもさして何もできない

ちなみに集中管理する気が無く、console(CLI)で設定して管理運用するという男気溢れる人は仮想コントローラーの設定がガバガバでも問題なく使えるかと思います。

  • LANポート設定

冒頭で書いた通り、VLANが話せるので仮想コントローラー用のネットワーク(管理用)と、WLX212に接続したクライアントに配るネットワークを分ける事ができます。さらに言うとSSIDごと別のVLANを登録できます。確か最大16個かな。

YAMAHA WLX212
LANポート設定
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/network-lan.html

一応ヤマハさんの方で資料があるんですが、正直わかりづらい(と思うのは私だけ?)。

詰まるところ、WLX212はLANポートが1ポートしか無いので、ネットワークを分ける時はTrunkで渡してね。ということです。当たり前か。

もちろん、「管理用のネットワークなんて無いぞ」という場合は、普通にAccess(もしくはNative VLAN)で渡してもオッケーなので、VLAN非対応のスイッチやルータでも仮想コントローラーへはアクセスできますが、まあねぇ、、、

  • SNMP

私は死活監視やログ監視をZabbixで行っています。

当然、WLX212もSNMPで監視しようと思ったんですが、WLX212のZabbixテンプレートは存在しないわけでYAMAHAが公開しているMIBから自分でテンプレートを作成する必要があります。

待っていても誰かが作って公開するとは思えないので、私の方で作成して公開しようと思います。続報をおまちください。

  • その他諸々

遠隔監視用?のYamaha Network Organizer (YNO)は課金しないと使えないのでパス、RADIUS認証もサーバーがないし、WLX212の内蔵しているやつも使う気がないのでパス。

まあNTPやユーザ認証など細々したところは、設定しながら検討しようと思います。

次回は実際に設定を投入し、実際に使えるようにしていきます。

(まあもう構築も終わって運用している訳ですがそこは内緒で)

余談

私はWLX212の為にNECのPoE対応L2スイッチ、QX-S1016GT-4G-PWを購入したので、ネットワークを分割して運用管理する予定です。

QX-S1016GT-4G-PW
ポート数の関係でCiscoのCatalyst 2960-Lからリプレイス

ちなみにこのQXですが、「同メーカのIX(ルータ)と同じでCiscoライクだろ」と思いポチったんですが、いざコンフィグを投入しようと思ったらびっくり。結構独自コマンドなんで結構苦労しました。

どれくらい違うというとこんな感じ。

  • 特権EXECモード移行
#Ciscoライク
enable

#QX
System view
  • コンフィグ確認
#Ciscoライク
show config

#QX
display current-configuration

もう頭がバグるんで独自コマンドはやめて欲しいと思いつつ、こういったいつもとは違うネットワーク機器に触る事がある種の生きがいになっている私にとっては、ある意味ありがたい。

そういえばFortigateやYAMAHAもまあまあ独自コマンドですし、我が家のネットワーク機器は全て異なるコマンドを求められるんだったわ。

昔かったアライドテレシスのPoE対応のL2スイッチ、CentreCOM FS909S-PSは…アップリンクこそ1Gbps出るけど、それ以外は最大100Mbpsでファンが爆音。

CentreCOM FS909S-PS
YAMAHA WLX212
お前もう船降りろ

WLX212の動作確認用に使って再び押し入れで長い眠りにつきました。合掌。

【YAMAHA WLX212】#2 実際に設定してみた

YAMAHAのRTXルータを買ったら絶対設定すべき項目とか基礎知識をド素人がまとめてみました!

どうも!ネットワーク大好きネトヲです。

時が経つのは早いもんで、私がRTX830を購入して2年超経過しました。

2年も使っていると色々とRTXの特性も見えてきて、せっかくなので情報共有がてら記事にしようと思います。

※「インターネットに接続する方法」は記載してません

はじめに

最近のNW機器はWeb GUIが用意されているものがほとんどであり、メーカの努力もあって非常に使いやすいですよね。

https://network.yamaha.com/products/routers/rtx830/index

とはいえ、基本的にNW機器はCLIで設定するものと思います。例外があるとすればFWポリシー(ACL)で、コンフィグの量やルールによってはどうしてもGUIで設定したほうがわかりやすく、また効率的です。

個人的にFortiGateでポリシーを書くときはGUI一択です。

https://www.fgshop.jp/support/manual/fortigate-firewall/

私含め、CLIアレルギーの人も一定数いるかと思いますが、CLIで設定できるようになると

  • 触ったことがないNW機器であっても、基本的なコマンドは大体同じなので、そこまで苦労せず設定できる
  • リプレイスなどでNW機器を交換する際、configを入手するだけで設定内容が把握できる(いちいちWeb GUIのスクショを保存する必要がない)
  • configバックアップが超簡単
  • 機器ベンダのリファレンスは基本CLIなので、設定の幅が広がる
  • CLIでしか設定できない項目にも対応できる
  • Web UIにアクセスできなくなった場合、コンソールからアクセスしトラブルシュートができる
  • 実機が手元になくてもNW設計が可能
  • SNMPの設定が可能
  • なんかかっこいい

と滅茶苦茶メリットがありますので、苦手な方は少しづつ慣れていきましょう。

私もこのまとめを書きながら頑張って覚えます。

外観とかいろいろ

RTX830の正面は1GbE×5にRJ-45のシリアルとMini-USB、ログの保存やconfigのR/W、FWアップデートで使用できるmicroSDスロットにUSBコネクタ。

https://network.yamaha.com/products/routers/rtx830/index

POWERランプは名前の通り電源が入っている間点灯、隣のSTATUSは「不正アクセス」を検知すると点灯します。

I/Fについて、SFPモジュールはないのでL3スイッチとしてみた場合、役不足感は否めませんが、ルータとしてみれば十分かなと。スループットも2Gbit/sですし。

また、正面の物理ボタンは全くと言っていいほど使いません。正直イラネ。

背面は電源スイッチと電源コネクタ。電源スイッチの印字をよく見ると「standby」とありますが、普通に電源が切れますのでWindowsの「スタンバイ」とは全く動きが異なります。気をつけてくださいね。

ちなみにInterop TokyoでSFP対応のRTX1300が展示されていましたが、想像以上に筐体が大きくファンレスでもないので、自宅鯖民にはちと厳しいですね。

【殴り書き】Interop Tokyo 2022個人的メモ

電源コネクタはNEMA 1-15Pで、本体に電源が内蔵されています。電源内蔵タイプは配線がシンプルになって個人的に好きです。もちろんケーブルは本体に同封されています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00O5E2KU0/

筐体は金属製で紫色に塗装されており、プラスチッキーな民生品と比較して高級感があります(写真で見るより光沢あるし)。NVR510とかはプラスチックなので冷却用に金属にしているというよりかは差別化のためかもしれませんね。

https://network.yamaha.com/products/routers/nvr510/index

私は見た目でRTX830を指名買いでしたが、正直NVR510でも十分だったかもとは思いますね。VPN使わんし、VLAN話せますし、SNMP対応してますし。

とはいえNVR510は「LAN分割機能」がないんですね、ちと微妙。

機能とか性能

基本的に業務用ルータなのでVPNやVRRP、基本的なFWポリシー(L3レベル)の設定、PPPoEやIPoE(MAP-E含)接続への対応、何でもできます。

その中からいくつかピックアップし紹介します。

  • NATセッション数

65,534と固定でCiscoルータのように「メモリに空きがある限り∞や!」ではありません、この数値が多いか少ないか環境によりけりだとは思いますが、少なくともSOHO向け製品としは十分。

NECのIXも確か同じだったんで、他のベンダーと大きく優れている/劣っているわけではないかと思います。

  • ネットボランチDNS

環境によってはWANアドレスを固定でいないけど、VPN接続やWebサーバなど外からにアクセスしたいケースがあるかもしれません、その際にルータ内蔵のネットボランチDNSを利用することで手軽にDDNSとして機能してくれます。

設定に必要なモノ

一応、デフォルトでHTTPとSSH、また古いファームウェアだとTelnetが開いているため、LANケーブルだけで十分。特別なモノは必要ありませんが、インフラマンの嗜みとしてRJ-45のシリアルケーブルがあった方がいいです。パスワードを忘れた時の復旧用に使えますし。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00BMVL1J0

ちなみに職場ではYAMAHA純正のYRC-RJ45Cを使用してますが、自宅ではアキバで買ったパチモンを使っています。正直差は感じませんね。

耐久性はしらんけどね

ちなみにちなみに、職場で使用しているノートPCはLIFEBOOK WU2なんですが、拡張性が神がかっていてなんとLANコネクターがあるんですよね。マジですごい。これでブログネタになるくらいお勧めしたいPC。

しかも超軽いしSIM挿せるし神

PCとRTX830の接続

先述したとおり、CLIを使って設定していきますので、PCとRTX830をシリアルで接続します。

私はTeraTerm激推し民で他のターミナルがどうなのか不明ですが、TeraTermであれば特に設定変更せずともRTX830へ接続できます。

よくわからんけど上手く接続できない方はTeraTermの通信速度が9,600bpsかどうか確認してみてください。それかドライバとかですかね。

接続できたら管理者モードに移行してみましょう。adと入力しTAB補完しても👌

> administrator

これから示すコマンドは断りがない限り、管理者モードで実行してます。

おすすめの共通設定

  • 文字コード

RTXはヤマハ製なんで初期状態ではコンソールが日本語で表示されます。これがちょっと曲者で文字コードがSJISなんですよね。

いちいちTeraTremの文字コードを変えるのが面倒くさいので、UTF-8に変更してしまいましょう。

console character ja.utf8

というか、そもそも英語にしてもいいかもです。

console character en.ascii
  • ホスト名

まさかの変更不可。

  • NTPサーバの指定
ntpdate <ipaddress>
  • Telnet無効化
no telnetd service

ユーザ認証関連

初期設定のままWANやLANに接続すると非常に危険なので、まずユーザ認証について設定していきます。

  • パスワード

RTXには初期ユーザとして、administratorが存在しますがなんとこのユーザ、パスワードがありません、、、、

この認証情報はとある界隈ではよく知られており、変更しないとセキュリティ上非常によろしくないのでサクッと変更してしまいましょう。

administrator password encrypted <password>

もっとも、administratorを削除して新しくユーザを追加をした方がいいですが、最低限パスワードは複雑なものに変更してくださいね。

  • ユーザ属性

ファームウェアによってまちまちではありますが、基本、TelnetやSSH、HTTP等接続方式を問わずadministratorでログインできてしまいます。

なので、ログイン可能な接続方式を絞ってセキュリティを高めましょう。

例えばWeb GUIでしかアクセスしないなら、非常用にSerialは残しつつ、httpだけに絞って問題無いかと思います。

(☠SSHで設定している方はコマンドに注意☠)

user attribute <username> connection=serial,http gui-page=dashboard,config

実用面を考えるとSSHも残していいかと思いますが、そこはどのように運用するか考えて取捨選択してもらいたい訳ですが、Telnetは必ず削除しましょう。パケットキャプチャされてパスワードを抜かれます。

またRTXに(設定するために)アクセスする端末のIPが固定なら「このIPからアクセスした場合にのみログインを許可」的な設定をすることでよりセキュリティ強固にできます。というか必ず設定してくださいね。

user attribute <username> connection=serial,ssh,http gui-page=dashboard,config host=<IPaddress>

このIPについても、VLANを用いていわゆる「管理用セグメント」を用意し、WANとは論理的に接続できないレンジ内のIPを設定してあげるとなおさら👌

その他、ログインタイマーやWeb GUIをどこまで公開するか等、色々設定ができますので下記ドキュメントを参照してください。

4.9 ユーザーの属性を設定

attribute=value : ユーザー属性 [設定値] : administrator : 管理者モードを使えるかどうかを示す属性 RTX5000、RTX3500、RTX1220、RTX1210、RTX830 on …

ということでユーザ認証関連は以上になります。博識の方にとっては非常に基本的な設定ばかりで申し訳ございませんが、これすらも設定していない機器もありますのであしからず…

小ネタ

  • 冒頭で正面にmicroSDスロットにUSBコネクタがあると書きましたが、ログが溜まっていくとRTX830の起動が遅くなります(InteropでYAMAHA担当者に聞いた限りそんなことないと言ってましたが)。
  • 他の業務用NW機器と異なり、保守契約や会員登録なしでFWアップデートが可能です。
  • ポート単位でtrunkの設定は不可、論理インターフェースごとにしか設定ができません(LAN1をtrunkにすると4ポートすべてtrunkとなってしまう、LAN分割機能とも併用不可)。

最後に

というわけでRTX830を題材にして、つらつら書いてきました。

いろいろ書きましたが、とりあえずパスワードだけは変更してください。

これだけ変更してまえば、その他の設定は運用に合わせてググって適応していけばいいと思います。

また、環境にもよりますがFWポリシーでWANのIN側をすべてrejectするフィルタを入れてやるとより安心かもしれません。この辺りはまた記事にしようと思います。

【YAMAHA WLX212】#1 設計構築に最低限必要そうな箇所まとめ

【殴り書き】Interop Tokyo 2022個人的メモ

どうもネットワークにわかオタクのネトヲです。

2022年6月15日から17日にかけて開催されたInterop Tokyo 2022(以下、Interop)に初参戦してきたんで、気になった機器や会場の様子等含め簡単に振り返っていきます。

はじめに

10時の開始と共に現地入りするため、自宅から2時間かけて幕張へ。正直遠すぎる。

Interop Tokyo 2022
スーツ姿の人ばかりかと思いきや割と皆ラフな格好

Interopのほかにもデジタルサイネージジャパン(DSJ)とアプリジャパンという催しも同じ会場で行っているとのこと。別会場ではありますが、家具バザールもやっているようで客層が入り乱れて居たような気がする。

Interop Tokyo 2022
予想に反して結構女性の方もいた

海浜幕張駅から幕張メッセへのアクセスをよく調べず出たとこ勝負で望みましたが、前の人に付いていったら無事到着。

Interop Tokyo 2022
事前登録必須ではなく飛び入り参加可能らしい

なんか久しぶりにこういうオフラインイベントに参加するなぁ、と感じながら予め用意した入場証を用意。

Interop Tokyo 2022
検温したとて、とは思いますがこういうのは「対策している」という事実が重要なんですよね

検温と共に首からぶら下げるホルダーをもらいました。

Interop Tokyo 2022
気分はHPもしくはMicroSoft社員

一般的なイベントとは目的も側面も異なるビジネスイベントな訳で、名刺が見えるようにホルダーへ挿入。

Interop Tokyo 2022
普通に混んでいてびっくり

幕張って結構広いんですね、車のイベントとかよくやっているとか聞きましたが確かにこのサイズなら車を何台も並べられますわ。

続いて適当にブースをピックアップします。

YAMAHA

プライベートでヤマハのルータを使っていて、また、新製品を展示するとかで真っ先にヤマハブースへ。

Interop Tokyo 2022
WLX222
なんかCi○coとAPと似てる気もする

まずはWLX222という新しいWi-Fi AP。詳細なスペックはよく解りませんが、Wi-Fi6にPoE、GbE超のLANインターフェースあたりでしょうね。5万円で発売してくれれば即買いしますが10万円は超えるかなと。本体カラーも白黒と二色展開で業務感ムンムン。

【YAMAHA WLX212】#1 設計構築に最低限必要そうな箇所まとめ
【YAMAHA WLX212】#2 実際に設定してみた

つづいて目玉のルータ。

Interop Tokyo 2022
RTX1300
デザインはいつものYAMAHAって感じ

やたら人だかりを集めている展示があったので行ってみると、新製品のRTX1300が。

見た目はRTX1220と大きく変わらず、 SFP+インターフェースに対応したというのが一番の変化ですかね。ソフトウェア面でももしかしたら何か変化があるかもですが、現状不明。

Interop Tokyo 2022
RTX1300
天然のモザイク

ネットニュース通り冷却ファンが乗っていて、自宅鯖民はいささかキツそう。RTX830は電源ケーブルが「メガネ」ですがRTX1300はC13なのもちょっとだけ意外。

担当者と少し会話をしましたが、正面のMini-USB、いずれUSB-Cにするかもということで、今後のモデルに期待ですね。

また、SFT+を乗っけた理由としてGbE超の回線を提供するISPが増えたからと、至極当然な理由でした。

続いてL2/L3スイッチ。

Interop Tokyo 2022
実物ははじめてみた

目立って新製品もない訳ですが、YAMAHAのスイッチは最大16ポートなんすねぇ、と担当者にいったところ「どれくらいほしいですか?」と訊かれ48ポート、と即答。

ラックマウントキットなしでラックに搭載できるモデルが欲しいので、48ポートといっておけば1Uにならざるを得ないでしょうね。

恐らくYAMAHAは小規模なネットワークをターゲットにしているので、そんなモデルが出るとは思いませんが。

Sky

正直Skyは全く興味がなく、ほぼ素通りでしたが独立系SIerとしては最大手なわけで、体力あるなと関心。

Interop Tokyo 2022
Sky
○名高きSky Seaというソフト、、

GIGAスクールで恐らく大儲けし、企業のテレワーク環境を提供するソフトも発売して、ホントSkyに依存しているなと思います。

SEIKO

時計メーカのイメージが強いSEIKOですが、なんとロードバランサ(LB)を販売しているんですよね。

Interop Tokyo 2022
Netwiser
LBとしはかなり安価なのも魅力

昔から気になっており、せっかくということでVirtual版(Netwiser Virtual Edition SX-3990)を軽く触ってみました。

担当者曰く、メーカが「Ciscoライク」と公式に発言しているそうで、確かにenableやshow等のコマンドがしっかり使えました。特権モードでshowが可能なのが意外でしたが。

https://www.seiko-sol.co.jp/products/loadbalancer/loadbalancer_lineup/loadbalancer_sx3950/

LBってBIG-IPやA10の製品が有名ですが、設定って割と大変なんで、日本語マニュアルが充実したNetwiserは価格含め”アリ”だと思います。

私もなんの因果か「誰も触った事がない」という理由で、SIer時代にA10のThunderというLBをSSLアクセラレーター有のHA構成で設定したことがあり、LBを見るとあの苦しかった思い出が….

小ネタですが、正面に2ポートあるUSB、ただの飾りでストレージとかの接続も不可だそう(マジで)。USBをラズパイ給電用に使い、かつAP動かして負荷分散すれば無駄がないですね、と言ったら担当者が苦笑いしてました。

Web UIがちょい古めなのが気になるところでしょうかね。

HUAWEI

正直HUAWEI一番凄かった。また日本人として恐ろしくもなった。

Interop Tokyo 2022
HUAWEI
多分一番ブースが広くて一番活気もあった

担当者と時間を忘れるくらいしゃべっていて写真を撮る事を放棄してました。記憶も曖昧なんで覚えている範囲で書いていきます。

Interop Tokyo 2022
HUAWEI
NetEngine 8000 M4
こんな多ポートのルータは見たことない

NetEngine 8000 M4というルータ。ISPやCATVですでに導入されていて、なんとルータのシェアNo1だそう。恐らく5Gのインフラ周りでも採用されているんでしょうね。

このルータではありませんが、HUAWEIのスイッチはGIGAスクールでも採用例も多々あり、コアスイッチはCiscoで下位ネットワークはHUAWEIという構成が鉄板らしい。

Interop Tokyo 2022
HUAWEI
NetEngine A821E
これなら机においても邪魔にならない()

同じくルータのNetEngine A821E。HUAWEI製品全般に言えることなんですが、業務用のくせに筐体デザインがかっこいいですわ。

Interop Tokyo 2022
HUAWEI
NetEngine 8000 M14
インテリアとしもイケるなこれ(NetEngine 8000 M14)

ヨーロッパのデザイナーにデザインを依頼しているということで、こだわって物作りしてるなと感じます。

また豆知識ですがHUAWEIはL2/L3スイッチ区分がそもそも存在しないそうです。ちなみにスイッチ部門は世界No.2らしい。

YAMAHAルータが初めてSTPに対応した!!とちと話題になっていましたが、外に目を向ければSTPなんて当たり前の世界があるという訳ですね。

このほかにもPoE++規格に準拠した「光給電」という独自規格を生み出して、規格化しようとしてるとのことで、屋外での利用を見据えてPoEの上限である100mを優に越える距離にある機器に給電できるそうです。さすが光りって感じ。

屋外用のWi-Fiアンテナも展示されていてめちゃ面白かった。

研究用の備品として購入してもいいかなと。Ciscoライクらしいし。

SHOWNET

いやねぇ、一般人に毛が生えた程度の知識しかない私にはとても理解できない世界でした。

NICTからもSHOWNETに参加している人がいて、その人づてに参加させてください、と言うか迷っていたんですがこれは私には、、、、、

Interop Tokyo 2022
SHOWNET
FCとかSTPとかそういう次元ではない
Interop Tokyo 2022
SHOWNET
どうやったらNWの知識って深まるんですかね

Fortigateポチって、やれバーチャルワイヤやらSSLインスペクションを設定して浮かれていた私が恥ずかしい。

噂だとコアスイッチに近づくほど、そんじょそこらのメンバーは触らせてもらえないらしく、仮に私が参加したとしたらLANどころか、電源の配線担当でしょうかね。。。

Interop Tokyo 2022
SHOWNET
nirvanaでトラフィック監視、Interop用にカスタムされとるっぽい

私の課題としてはIPv4で知識が止まっていること、また、AWSやAzure等のクラウド分野にめっぽう弱いこと。今年はブログのIPv6対応とAWS契約してしっかり知識を身につけます。

その他

NICTのブース。

Interop Tokyo 2022
NICT
実家のような安心感

Zabbixのブース。

Interop Tokyo 2022
Zabbix
いつもお世話になっております

QualityNetブース。

Interop Tokyo 2022
QualityNet
dumpしたパケットをヘッダ部だけカットし保存できるらしい、すごい

まさかのOREILLYブース?

Interop Tokyo 2022
QualityNet
意識高い人はここで書籍を購入するんでしょうね

まとめ

今回はInteropで気になったところを殴り書きしました。

ここ最近、通信ログをどのように分析して、効率よく保管するかというトレンドがあるらしく、各社各団体ソフトウェアからハードウェアまで様々展示がありました。

そういえば私の職場のパケットキャプチャサーバもストレージが圧迫しているので、どうにかしないといけないんだった、、、

【マイクラMODサーバ】Forge導入済みMOD ServerにMODを追加したのに反映されない💢

こんにちはこんばんは、ネトヲです。

最近お仕事や趣味に忙しく放置気味の当ブログですが、追い打ちをかけるように中古のFortiGateを導入しネットワーク構成を大幅に変更し、さらにポリシー検討などでブログを更新してませんでした。

ただ、とりあえず安定稼働に乗ったんで、ここいらで一本記事を書こうと思います。

この記事の対象

  • そもそもMODが反映されない
  • Linuxサーバ使用
  • Teratermでサーバにアクセス
  • scpでファイル(modファイル)転送した

経緯など

私がちょくちょく遊んでいるMinecraftですが、やはりMODを入れてなんぼということもあり、私が立てたForgeサーバにクライアントMODを入れています。

そんな中、マルチプレイしている友人から本格的にMODを入れて遊びたい、と連絡があり試しにMineAllSMPと呼ばれるMODを導入してみました。

手順としては、ここに書くまでもないくらい簡単で、クライアント/サーバの各modディレクトリに.jarファイルを設置するだけです。

しかし、どうやってもMODが有効にならず、再起動などしても全く変わらず。

そんなわけでググってみるとジャストな記事があり、無事解決しました。

Java版 Minecraftサーバーのmodサーバーを無償(無料)環境に構築する – でみぃあの買い物日記などなど:楽天ブログ

​先日の​Java版 Minecraftサーバーを無償(無料)環境に構築する​の続きです。 実は以前から​mod使いたいんだけど?​と娘からリクエストがきてたのですが、忙しかったので今日調べながら作業してみました。 ベース環境は先日の記事の通りで​Oracle Cloud Infrastructure(以下OCI)のAlways Free OS:Oracle Linux 7.9 CPU:ARM 2コア Mem:12GB​の環境で構築しています。 さて、環境構築ですが実際にmodが動いているかは…

原因と解決方法

私が知る限り、設置するMODはクライアント/サーバ共に同じファイルです。

そのため、クライアント(Win)でDLし、scpなりでLinuxに設置していましたが、それぞれの文字コードが異なる事から、Linux側でファイルがうまく読み込めず、MODが反映されていませんでした。

WinSCPで文字コードと改行コードが変換される

WindowsマシンとLinuxサーバーの間で、WinSCPなどのFTPツールを使ってデータの送受信を行った場合、文字コードや改行コードが自動的に変換される場合があります。 最近はLinuxサーバーもUTF-8が主流のよ …

それで、解決方法としてはscpは使わず、wgetで直接MODファイルを引っ張ってくる方法が既存環境を変更することなく、かつ、単純明快だと思います。

まとめ

LinuxでMODサーバを動かしている人は、scpではなくwgetでMODファイルを設置しよう。