【殴り書き】Interop Tokyo 2022個人的メモ

どうもネットワークにわかオタクのネトヲです。

2022年6月15日から17日にかけて開催されたInterop Tokyo 2022(以下、Interop)に初参戦してきたんで、気になった機器や会場の様子等含め簡単に振り返っていきます。

はじめに

10時の開始と共に現地入りするため、自宅から2時間かけて幕張へ。正直遠すぎる。

Interop Tokyo 2022
スーツ姿の人ばかりかと思いきや割と皆ラフな格好

Interopのほかにもデジタルサイネージジャパン(DSJ)とアプリジャパンという催しも同じ会場で行っているとのこと。別会場ではありますが、家具バザールもやっているようで客層が入り乱れて居たような気がする。

Interop Tokyo 2022
予想に反して結構女性の方もいた

海浜幕張駅から幕張メッセへのアクセスをよく調べず出たとこ勝負で望みましたが、前の人に付いていったら無事到着。

Interop Tokyo 2022
事前登録必須ではなく飛び入り参加可能らしい

なんか久しぶりにこういうオフラインイベントに参加するなぁ、と感じながら予め用意した入場証を用意。

Interop Tokyo 2022
検温したとて、とは思いますがこういうのは「対策している」という事実が重要なんですよね

検温と共に首からぶら下げるホルダーをもらいました。

Interop Tokyo 2022
気分はHPもしくはMicroSoft社員

一般的なイベントとは目的も側面も異なるビジネスイベントな訳で、名刺が見えるようにホルダーへ挿入。

Interop Tokyo 2022
普通に混んでいてびっくり

幕張って結構広いんですね、車のイベントとかよくやっているとか聞きましたが確かにこのサイズなら車を何台も並べられますわ。

続いて適当にブースをピックアップします。

YAMAHA

プライベートでヤマハのルータを使っていて、また、新製品を展示するとかで真っ先にヤマハブースへ。

Interop Tokyo 2022
WLX222
なんかCi○coとAPと似てる気もする

まずはWLX222という新しいWi-Fi AP。詳細なスペックはよく解りませんが、Wi-Fi6にPoE、GbE超のLANインターフェースあたりでしょうね。5万円で発売してくれれば即買いしますが10万円は超えるかなと。本体カラーも白黒と二色展開で業務感ムンムン。

【YAMAHA WLX212】#1 設計構築に最低限必要そうな箇所まとめ
【YAMAHA WLX212】#2 実際に設定してみた

つづいて目玉のルータ。

Interop Tokyo 2022
RTX1300
デザインはいつものYAMAHAって感じ

やたら人だかりを集めている展示があったので行ってみると、新製品のRTX1300が。

見た目はRTX1220と大きく変わらず、 SFP+インターフェースに対応したというのが一番の変化ですかね。ソフトウェア面でももしかしたら何か変化があるかもですが、現状不明。

Interop Tokyo 2022
RTX1300
天然のモザイク

ネットニュース通り冷却ファンが乗っていて、自宅鯖民はいささかキツそう。RTX830は電源ケーブルが「メガネ」ですがRTX1300はC13なのもちょっとだけ意外。

担当者と少し会話をしましたが、正面のMini-USB、いずれUSB-Cにするかもということで、今後のモデルに期待ですね。

また、SFT+を乗っけた理由としてGbE超の回線を提供するISPが増えたからと、至極当然な理由でした。

続いてL2/L3スイッチ。

Interop Tokyo 2022
実物ははじめてみた

目立って新製品もない訳ですが、YAMAHAのスイッチは最大16ポートなんすねぇ、と担当者にいったところ「どれくらいほしいですか?」と訊かれ48ポート、と即答。

ラックマウントキットなしでラックに搭載できるモデルが欲しいので、48ポートといっておけば1Uにならざるを得ないでしょうね。

恐らくYAMAHAは小規模なネットワークをターゲットにしているので、そんなモデルが出るとは思いませんが。

Sky

正直Skyは全く興味がなく、ほぼ素通りでしたが独立系SIerとしては最大手なわけで、体力あるなと関心。

Interop Tokyo 2022
Sky
○名高きSky Seaというソフト、、

GIGAスクールで恐らく大儲けし、企業のテレワーク環境を提供するソフトも発売して、ホントSkyに依存しているなと思います。

SEIKO

時計メーカのイメージが強いSEIKOですが、なんとロードバランサ(LB)を販売しているんですよね。

Interop Tokyo 2022
Netwiser
LBとしはかなり安価なのも魅力

昔から気になっており、せっかくということでVirtual版(Netwiser Virtual Edition SX-3990)を軽く触ってみました。

担当者曰く、メーカが「Ciscoライク」と公式に発言しているそうで、確かにenableやshow等のコマンドがしっかり使えました。特権モードでshowが可能なのが意外でしたが。

https://www.seiko-sol.co.jp/products/loadbalancer/loadbalancer_lineup/loadbalancer_sx3950/

LBってBIG-IPやA10の製品が有名ですが、設定って割と大変なんで、日本語マニュアルが充実したNetwiserは価格含め”アリ”だと思います。

私もなんの因果か「誰も触った事がない」という理由で、SIer時代にA10のThunderというLBをSSLアクセラレーター有のHA構成で設定したことがあり、LBを見るとあの苦しかった思い出が….

小ネタですが、正面に2ポートあるUSB、ただの飾りでストレージとかの接続も不可だそう(マジで)。USBをラズパイ給電用に使い、かつAP動かして負荷分散すれば無駄がないですね、と言ったら担当者が苦笑いしてました。

Web UIがちょい古めなのが気になるところでしょうかね。

HUAWEI

正直HUAWEI一番凄かった。また日本人として恐ろしくもなった。

Interop Tokyo 2022
HUAWEI
多分一番ブースが広くて一番活気もあった

担当者と時間を忘れるくらいしゃべっていて写真を撮る事を放棄してました。記憶も曖昧なんで覚えている範囲で書いていきます。

Interop Tokyo 2022
HUAWEI
NetEngine 8000 M4
こんな多ポートのルータは見たことない

NetEngine 8000 M4というルータ。ISPやCATVですでに導入されていて、なんとルータのシェアNo1だそう。恐らく5Gのインフラ周りでも採用されているんでしょうね。

このルータではありませんが、HUAWEIのスイッチはGIGAスクールでも採用例も多々あり、コアスイッチはCiscoで下位ネットワークはHUAWEIという構成が鉄板らしい。

Interop Tokyo 2022
HUAWEI
NetEngine A821E
これなら机においても邪魔にならない()

同じくルータのNetEngine A821E。HUAWEI製品全般に言えることなんですが、業務用のくせに筐体デザインがかっこいいですわ。

Interop Tokyo 2022
HUAWEI
NetEngine 8000 M14
インテリアとしもイケるなこれ(NetEngine 8000 M14)

ヨーロッパのデザイナーにデザインを依頼しているということで、こだわって物作りしてるなと感じます。

また豆知識ですがHUAWEIはL2/L3スイッチ区分がそもそも存在しないそうです。ちなみにスイッチ部門は世界No.2らしい。

YAMAHAルータが初めてSTPに対応した!!とちと話題になっていましたが、外に目を向ければSTPなんて当たり前の世界があるという訳ですね。

このほかにもPoE++規格に準拠した「光給電」という独自規格を生み出して、規格化しようとしてるとのことで、屋外での利用を見据えてPoEの上限である100mを優に越える距離にある機器に給電できるそうです。さすが光りって感じ。

屋外用のWi-Fiアンテナも展示されていてめちゃ面白かった。

研究用の備品として購入してもいいかなと。Ciscoライクらしいし。

SHOWNET

いやねぇ、一般人に毛が生えた程度の知識しかない私にはとても理解できない世界でした。

NICTからもSHOWNETに参加している人がいて、その人づてに参加させてください、と言うか迷っていたんですがこれは私には、、、、、

Interop Tokyo 2022
SHOWNET
FCとかSTPとかそういう次元ではない
Interop Tokyo 2022
SHOWNET
どうやったらNWの知識って深まるんですかね

Fortigateポチって、やれバーチャルワイヤやらSSLインスペクションを設定して浮かれていた私が恥ずかしい。

噂だとコアスイッチに近づくほど、そんじょそこらのメンバーは触らせてもらえないらしく、仮に私が参加したとしたらLANどころか、電源の配線担当でしょうかね。。。

Interop Tokyo 2022
SHOWNET
nirvanaでトラフィック監視、Interop用にカスタムされとるっぽい

私の課題としてはIPv4で知識が止まっていること、また、AWSやAzure等のクラウド分野にめっぽう弱いこと。今年はブログのIPv6対応とAWS契約してしっかり知識を身につけます。

その他

NICTのブース。

Interop Tokyo 2022
NICT
実家のような安心感

Zabbixのブース。

Interop Tokyo 2022
Zabbix
いつもお世話になっております

QualityNetブース。

Interop Tokyo 2022
QualityNet
dumpしたパケットをヘッダ部だけカットし保存できるらしい、すごい

まさかのOREILLYブース?

Interop Tokyo 2022
QualityNet
意識高い人はここで書籍を購入するんでしょうね

まとめ

今回はInteropで気になったところを殴り書きしました。

ここ最近、通信ログをどのように分析して、効率よく保管するかというトレンドがあるらしく、各社各団体ソフトウェアからハードウェアまで様々展示がありました。

そういえば私の職場のパケットキャプチャサーバもストレージが圧迫しているので、どうにかしないといけないんだった、、、

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