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金沢出張へ行ってきた(3回目)

どうもネトヲです。

2月、それはほぼ年度末ということで、納品検査やら各種申請、次年度に向けての準備、一年の中で最も忙しい月と言っていいと思っています。

今年度はよりその忙しさに拍車がかかかり、残業ブーストによって仕事が破綻しないギリギリのラインをなんとか維持できているそんな状態です。

今回はそんな中で金沢へ出張してきた話になります。

金沢出張前に書いたブログの通りで、天気は雪模様ということでいろいろと準備しましたが結果として杞憂だったなというのが正直なところです。

金沢出張のため「ルルイパック 23」「レインハイカー パンツ」を買ってきた

公共交通機関で出張先まで移動し、基本的に室内での作業になるので、悪天候であってもあんまり関係ないんですよね。

まあ、普通はそっちのほうがありがたいわけですが、ちょっと消化不良です。

で、カメラを持っていくかいかないかで最後まで迷った私ですが、結局持っていくことにしました。

今回はα7CにSEL20F18Gという超広角短焦点レンズを選択しましたが、F1.8という明るいレンズのおかげで夜景もきれいに取れたかなという印象です。

1日目

午前出勤しその足で新幹線に乗るつもりでしたが、身分証明書を兼ねたIDカードを忘れたのでいったん帰宅しました。

遅めの昼ご飯は立川駅近くにあるラーメンスクエアの「麺屋こころ」の担々麺で済ませました。

東京駅までは中央線で向かい、出張先拠点の方へのお土産と駅弁を買ったのち北陸新幹線へ乗車。

新幹線を予約したときは隣の席は空いていたんですが、んまあ当日になって乗車してみると空いてないもんですよね、だと思った。

そのまま新幹線に揺られること2時間半くらいで金沢駅に到着。

予想に反して金沢駅付近の積雪量は大したことはなかったんですが、とりあえず寒い。

確かこの日の東京の気温は2桁あるくらいだったので、相対的にも絶対的にも寒いです。

アスファルトに残る踏み固められ凸凹した雪も若干凍っているようで、コケないように気を付けながらホテルまで歩きました。

今回泊まるホテルである「ホテルウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前」はエージェントに選んでもらったところなのでそんなに期待してなかったですが、宿泊費を考えると立地や朝食内容、サービスどれをとっても十分満足できる内容で、プライベートでも利用したいなと思えるところでした。普通にオススメです。

ホテルにチェックインしている時、同じく出張に来ていた同僚と遭遇したので、そのまま一緒に出張先拠点の方に予約してもらった居酒屋へ向かい食事をしました。

居酒屋を出るころにはさらに気温が下がっており、寒い寒い言いつつもコンビニでアイスを買ってホテルに戻りました。

ホテルの部屋については特段言うこと無しで、なんら不満はありませんでした。

2日目

せっかくならということで、散歩がてら朝早く起きてホテル近辺をぶらつきました。

夜の間も雪は降っていましたが、特に積もるようなこともなく溶けているようでした。

「マウンテンクルーザー200」という雪用でもない普通の登山用ブーツを履いていきましたが、この金沢出張全体を通して滑ったり浸水することはなく、頼もしいブーツだなと思いました。スノーブーツ買わなくてよかったです。

その後ホテルに戻り朝食をとったのですが、どれも手が込んだものばかりで満足度が高かったです。

朝食後は同僚とホテル前で落ち合って金沢駅→西金沢駅→新西金沢駅→鶴来駅と電車を乗り継いていき出張先へ向かいました。

出張先は山の上にあるので、標高が上がっていくにつれて積雪量が増えていき、気分はスキー場へ向かうそんなテンションでした。仕事すっぽかしてスノボして温泉入りたいなぁと。

なんやかんやあって仕事が終わり金沢駅へ戻ってきた後は、カメラ片手に駅前をぶらついて夕食探しの旅へと出ていきましたが、しっくりくるものがなく、チェーン店で済ませました。

手持ち撮影なので、ISO感度とシャッタースピードを高めの設定にしました。

写真はRAWで保存しlightroomで書き出しているんですが「ノイズ除去」という機能がマジすごくて、きれいにノイズが消えるので最近は「手振れさえ抑えればあとどうにでもなる」精神でISO感度上げがちです。

ホテルに戻った後は最上階のバルコニーへ行き、そこから見える金沢周辺の夜景を撮りました。

3日目

最終日はおなかの調子がよくなく朝からトイレに引きこもってました。

その影響で朝食を食べる元気がなくそのまま荷造りをしてホテルをチェックアウトしました。

昨日と同様に金沢駅から西金沢駅まで電車を利用。

この間を走る電車は「IRいしかわ鉄道線」というもので、西武山口線(レオライナー)以来の久しぶりのボックスシートでした。

IRいしかわ鉄道株式会社

IRいしかわ鉄道の時刻表・運賃・路線をはじめ、お得なきっぷやイベントなどの情報を発信しております。

西金沢駅から徒歩で新西金沢駅へと移動し、北陸鉄道石川線に乗り換えます。

この北陸鉄道石川線ですが「7000系(元東急7000系)」と「7700系(元京王3000系)」という車両を使用しており、なかなか味わい深い見た目と乗り味でした。

北陸鉄道7000系電車(ほくりくてつどう7000けいでんしゃ)は、北陸鉄道の通勤形電車。東急7000系(初代)を1990年(平成2年)に譲り受けたもので、石川線で運用されている。

種車の違いに起因する外観上の相違や冷房装置の有無によって7000形・7100形・7200形の3形式に区分されており、2両編成5本の計10両が在籍している。

北陸鉄道7000系電車 – Wikipedia

乗車している間暇だったので北陸鉄道石川線について調べてみると、2021年度の連結決算は10億円以上の赤字ということや、車両の老朽化に伴う更新に伴い廃止するかどうかの議論が最近まであったそうです。

たしかに、ここ数日乗車した印象では利用者は少ないですし、車両もかなりガタがきていることは素人目にもわかりました。

おそらく、私が生きている間のどこかで廃止するでしょうし、そのような路線は日本各地にあるものと思います。

そう思うとなんだか悲しくなりました。

さて、鶴来駅に着くとさっきまで荒れていた天気が嘘のように晴天でした。

そしてやんやかんやあって仕事がおわって、鶴来駅に戻るころには大粒の雪がバラバラ降ってきていました。

その後金沢駅に着き、お土産を買ったり、ゴーゴーカレーを食べたのち北陸新幹線に乗り込みました。

同日、パンタグラフ不具合で東北新幹線が運転見合わせをしたらしく、北陸新幹線もその影響をもろに受けて長野駅でまさかの26分待ち。

遅延がなくてもそもそも東京発の中央線の終電ギリギリだったので、おうちに帰れない可能性が出てきた中、ブログを書いている私ですが、一体どうなることやら。

追記

はい。結局、東京駅に着いたのが00:06ということで、中央線の終電に余裕で間に合いませんでした。

JRが終電遅らせてくれていると期待していたんですがね。「北陸(東北)新幹線の遅延はJRが悪いんだからなんとかしてくれ」と思ったのは私だけじゃないはず。

しかも中央線のホームに行っただけでめちゃくちゃ駅員切れるしなんなんこれ。

適当なホテルに宿泊も考えてましたが翌日の仕事に支障が出るので、タクシーを拾って自宅最寄りまでワープしました。

わんちゃん交通費として落ちないかなと考え上長に相談したら「OK」ということだったので、まあよかったんですが、にしてもJRってこんなに無慈悲なんだなとがっかりした一日でした。

金沢出張のため「ルルイパック 23」「レインハイカー パンツ」を買ってきた

どうもネトヲです。

明日から2泊3日で金沢への出張があるわけですが、天気予報をみるとあんまり良くない感じです。

また、今持ってるPORTARのメッセンジャーバッグも容量が11Lということで、この時期の荷物を考えると微妙な感じですし、なにより”水に弱い”とされているカーフレザーを使っているので降雪が確定している今回の出張では絶対使いたくありません。

他のPORTERも検討しましたが、高い物を買うと道具感が薄れてファッションアイテムと化し、日常使いが難しくなるんですよね。

吉田カバン PORTER / ALOOF MESSENGER BAG(023-03758)買いました

という訳で急遽、適当なバッグを買いにモリパークアウトドアヴィレッジ(昭島アウトドアビレッジ)のmont-bellへ行ってきました。

予めmont-bellのHPにてお目当てのバック(リュックサック)は決めていて、転倒在庫があることを確認しています。

お目当ては「ルルイパック 23」です。

選定理由としては

  • 容量が23Lとそれなりに大きい
  • mont-bellにしては見た目がいい
  • 防水素材
  • メイン収納がチャック(ファスナー)ではなく「ロールアップシステム」
  • そんなにお高く無い

です。

自宅から中央線に乗って昭島駅へ。そこから徒歩で目的地に向かいましたが、駅からのアクセスが良好なので昭島アウトドアビレッジよく行きがちです。

特に今日は2月とは思えないほどの気温の高さで、日中の日向であれば厚手のロンTでちょうど良いくらいです。

絶好のツーリング日和だなぁと思いつつも、万が一怪我でもして明日からの出張に影響があってはいけないという自制心が働き、今日はおとなしく電車を使いました。

ダウンベストを着た”モンタベア”がお出迎え。

そして買い物を済ませてさっさと帰宅。

今回の戦利品は以下の通りです。

  • ルルイパック 23

色々なバックが展示されていて悩みつつも、予定通り「ルイパック 23」を買いました。

今回のような出張もそうですし普段使いを考慮すると、いかにも「これは登山リュックです」みたいな見た目なのは個人的にNGなんですが、コレはどちらかというと日常使いを考慮した見た目かなと思います。

実際の印象としてはマチ(奥行き)が実測で15cmと結構抑えられていることもあってスリムな感じです。マチが広いリュックサックはキライなので、これは好印象。

その分の容量を稼ぐためバックが縦長の印象です。

バックの中は取り外し可能な内ポケットと「アクアバリアサック」で構成されていて、特に仕切りとかはありません。

当然PCを入れる事なんて想定していないので、内ポケットはあくまで小物入れとなります。

「アクアバリアサック」という防水素材ですが、私が使っている「ムーンライトテント」のアウター素材と触った感じは同じで、もし同スペックの物だとしたら完全防水ではないものの、かなり水を通しづらい素材なので防水性能は高そうです。

背面もちゃんとこだわって作っているのもさすがmont-bellですね。

どことは言いませんが「後付けしました」ということがあからさまにわかるリュックサックもありますが、コレは縫い目が隠れていて見えません(まあ値段差を考えれば当然っちゃ当然だが)。

んで「ロールアップシステム」はその名の通り、開口部をファスナーではなくロールアップすることで密閉する仕組みです。

ロールアップは実用上ちょっと面倒ではありますが、止水ファスナーよりも防水性能が高いのでどっちを優先するかで意見が分かれそうですね。

兎にも角にも、全体的に造りはよさげですし防水性能も高そうなので、今回の金沢出張で活躍してくれると思います。

  • レインハイカー パンツ

金沢出張に関係なく前々から雨の日用のズボンがほしいなと思っていたのでついでに購入。

これまではバイク用のレインコートを着ていたんですが、バイク用と銘打っているだけあって徒歩の事は想定しておらず使いづらかったんですよね。

これは最もベーシックな製品で「レイントレッカー パンツ」という「ウィンドストッパー® ファブリクス バイ ゴアテックス ラボ」素材を使用した上位モデルがあります。

私はどっちを買うか迷ったんですが、生地が柔らかくて価格がお手頃な「レインハイカー パンツ」を買いました。

多分「レイントレッカー パンツ」の方が性能が高いんだと思いますが、そんな過酷な状況で使うことは今のところ想定していないので、安い方で十分です。

これと昔買った「ストームパーカ」を組み合わせてアウターとして使用する想定です。

もしかしたらちょっと寒いかもだけど。

  • セーフティー リフレクター オーバルロゴ

これは単純に衝動買いです。「ルルイパック 23」 に着けます。

  • 50th ステッカー

これは

創業当時のロゴデザインのステッカーセットです。50周年を記念した限定モデル。

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1134003

とあるように今しか買えない限定品です。

てっきりオンラインショップ限定かなと思っていたんですが実店舗にも置いてあるんですね。

デザインもさることながら、色使いも相まって良い味だしてますね。

いまのところどこかに張る予定もないので取っておこうと思います。

一通り買ってきた物を紹介したところで、続いてパッキングをしていきます。

コインランドリーが使用出来る想定で、一日分の着替えと生理用品、上記のアウター、そしてPC等の仕事道具です。

上部にまだ空きスペースがあるのでもう一日分の着替えも入りそうですが、行きより帰りの方が荷物が増えるのでこれくらいがちょうどいいです。

ちなみにこの量の荷物を「ALOOF MESSENGER BAG(023-03758)」に入れると…

んまあギリギリ入りはしますが、余裕が一切無くパンパンですよパンパン。

あと結局買わなかったんですが、靴については「マウンテンクルーザー200」を履いていくことにしました。

mont-bellの「マウンテンクルーザー200 Men’s」は通勤から登山まで使えるが過信しすぎてはいかんという話

mont-bellのラインナップに「スノーブーツ」があるんですが、今住んでいるところでは降雪するような雪が年一回あるかどうかというレベルなので、そんなものに2万,3万はさすがもったいないんですよね。

もしマウンテンクルーザー200でダメだったらちゃんとしたのを買うことにします。

という訳で、一応、最低限のパッキングは終わったんですが、ミラーレス一眼(α7C)持っていくか迷いますね。

持って行くにしてもレンズをどうするかどうか問題もありますし、非常に悩ましいです。

魔法少女リリカルなのは リリカル☆ストア NANOHA 20th Anniversary ~リリカルコレクション~

どうもネトヲです。

今日は渋谷で仕事がありました。

なんやかんやあって17時になり仕事から解放されたので、新宿マルイアネックスで開催している「魔法少女リリカルなのは リリカル☆ストア NANOHA 20th Anniversary ~リリカルコレクション~」へ行ってきました。

新宿マルイアネックス、聞いたことあるような、行ったことあるようなそんな感じだったのですが、着いたところで思い出しました。ゴジラ好きの友人に連れられて前行ったなと。

そして中に入ると仙台のEBeanSを濃くしたようなオタクビルと化してました。どこもかしこと2次元コンテンツだらけ。 

閉場時間まで残り1時間を切っていたせいか、有料の展示エリアは私を含めて数名でした。

「魔法少女リリカルなのは EXCEEDS」の映像が目的でしたが、それ以外のコンテンツも面白いですね。

Live2Dでキャラが動いていて声優さんのアフレコがついているので見応えあります。

メッセージボードに「StSの失敗を繰り返さないように」的なことが書いてあって、なんというか失笑しました。

今回の目玉はやはり、完全新作のテレビアニメシリーズ「魔法少女リリカルなのは EXCEEDS Gun Blaze Vengeance」の情報。

10分程度の映像で時間軸やストーリーの説明がありました。

時間軸としてはReflection後で、「ロボットvs”なのは”ら」のように思います。詳しくは続報をお待ち下さい。

んで帰宅後…

まあ散財しけどええか。

【ツーリング】バイクで冬季の大菩薩ライン(国道411号線)へ行ってはいけない(戒め)

どうもネトヲです。

本日1月13日(月)は、成人の日ということで、三連休最終日でした。

私は今28歳なので8年前に成人式があったわけですが、本当は行きたくなかったんですよねぇ。参加して集合写真に写ることが親孝行だと思って頑張って参加して、速攻帰りましたが。

まあ昔の話はともかくとして、今日は天気がよかったのでGSX-S750(S750)でツーリングしてきました。

ちなみに、昨日は701 Supermoto(701SM)に乗って「プリマベーラ」さんへ行ってきました。

プリマベーラさんは、財布を落とした事で縁が出来たNUDA900R乗りのオーナーさんが経営されている素敵なイタリア料理店です。

【愚痴】財布とスマホを道路に落とし、人生で最も最悪なツーリングになったけど新しい出会いもあった

前菜のピリ辛ソーセージくんと紅茶。冷えた体に染みる…

メインは桜エビのリゾット。優しい口あたりとシンプルな味付けで暴飲暴食していた私にぴったりな料理。上に乗っているなぞ野菜もクセがなくて美味しかったです。

テイクアウトでピザを注文したんですが、外箱の大きさがHusqvarna純正リアバックとジャストフィット。頑張れば3箱くらい入りそうなので701SMでもピザのデリバリー対応可能です!

まあそんなわけで「ちゃんと701SMも乗ってますよ」という報告でした。半年点検(1年半)もちゃんとディーラでやってもらってます。

本題に戻ります。

10時頃にバイクコンテナを出て、青梅街道を走ります。

今日は正月休み翌週でさらに連休最終日というせいか、比較的道は空いていた印象です。

S750は低回転域のトルクモリモリで乗りやすくて楽しいですねぇ。

ついこないだ前は「単気筒にあらずんばバイクにあらず」だったワタシ、4気筒大好きマンに路線変更。

いつもはドライバー、ライダー、チャリダーで溢れ変えている「セブン-イレブン 奥多摩古里店」も今日は閑散としました。あ、カブ乗りおっちゃんらはちゃんといました。

奥多摩湖へ向かう道は完全ドライで凍結箇所無し。

交通量は少なく、日向に入ればそれなりに暖かいので「富士山の見える展望台」までいけるかも、と思いました。

ただ道路は融雪剤だらけで、完全に溶けてるならまだしも結構粒が残っている物もあったりして、それが砂利の上を走っているのと同じ感覚になり、特に車体を傾けた時は怖かったです。

休憩のため立ち寄った「大麦代駐車場」もご覧の通り、バイクが1台止まっているだけ。

まあ、凍結してなくとも融雪剤だらけの道、走りたくないですよぇ。わかります。

ご覧の通りの天気だったので、奥多摩湖に沿って走る道路は走っていて気持ちよかったです。

「峰谷橋」通過。橋の上で釣りをしているおっちゃんはいませんね。

国道139号線に繋がる深山橋は通らずそのまま直進。ここから先は交通量が途端に少なくなりました。

納車されてからずっとトラクションコントロールの介入度を最大にしてますが、今日みたいに路面温度が低いところを走る場合は、それを知らせるインジケーターがいつにも増して点滅します。

「トラコンが無いバイクに乗っていたらカーブでスリップしていたな」と思う場面が何回もあり、自分のライテクではABSとトラコンは必須だなと再認識しましたね。

どっかのブログにも書いてありましたが「道の駅 たばやま」まではバイクでも難なくいけるんですが、問題はこの先からでぐんぐんと標高が上がっていくような、いわゆるワインディングロードなので、走る程に気温がぐっと落ちてきます。

たまらなくなり電熱装備のスイッチを入れたのもつかの間、徐々に道ばたに雪らしき物体が現れるようになります。

落合口駐車場あたりになると、気温が氷点下まで落ちていて、道路の両脇、なんなら轍の一部も凍結していました。

このあたりから後ろを走っていてゴルフがあからさまに車間を空けるようにw

一日の中で最も気温が高いであろう昼過ぎでコレなので、早朝や夕方は道路一面ガチガチに凍っているでしょうね。

この写真の通り、融雪剤が溶けた後なのか凍結しているのかぱっと見でわからないので、ワタシと同じバカな前を走るバイク乗りの軌跡をトレースしながら走ります。

「生きた心地がしない」というのはこのことだなと身をもって感じました。

路面と睨めっこし凍結してない箇所を見つけ走行ラインを見つけ出す作業は、林道を走る時と似てますね。セローで野山を駆けまわっていた経験が少しばかり活きているかもです。

普段は「滑りそうで怖いな」と感じるグルービング工法な道路も今日は恐怖心は全くなく、むしろ頼もしいすらあります。今回のツーリングで苦手を克服したかもです。やったぜ。

こんな道路をバイクで走ったところで名誉もお金も何も得られない、それでも走り続ける”私たち”はバカですね。

ということでやっとこさ目的地へ到着。

雪化粧した富士山を独り占め。

ここまで来た甲斐がありました。

S750くんお疲れさま。帰りもよろしくね。

…という願いが叶い、何事もなく下界まで降りることができました。

んで、帰り道に寄り道をしてきまして、

塩まみれのS750を洗車しました。

洗車用具を一切持ち合わせてないのでスポンジとタオルを現地調達(よく見たらワックス用スポンジで草)。

泡まみれになるS750くん。

先述の通りなので、できる範囲で洗車と水拭きをして、ベースキャンプでワックスを塗りたぐってやりました。

次のツーリングはおとなしく街乗りしようと思います。

【消去法】MacでBlu-rayを再生するには「Mac版 ZEUS PLAYER」しかない

どうもネトヲです。

最近昔行ったもしくは行きたかったライブのDBを集めるのにハマっています。

ライブならではのアレンジや会場との一体感が味わえて、いつも聴いている楽曲とはまた違った良さがありますよね。

で、皆さんご存じの通りBlu-rayを再生するには専用のソフトウェアが必要で、WindowsやMac共に標準でインストールされているソフトウェアでは再生できません。

そのソフトウェアについても、バンドル版を除けば有料のものしかなく、それなりの金額がします。

ではなんで金を取るのかを「Gemini」に訊いたところ

Blu-rayの再生が有料になる主な理由は、以下の通りです。

著作権保護: Blu-rayには、コピー防止などの技術が施されており、これらの技術を使用するためには、ソフトウェアメーカーやコンテンツ提供者へのライセンス料が必要となります。このライセンス料が、Blu-ray再生ソフトの価格に反映されるため、ユーザーは有料でソフトを購入する必要があります。

らしいです。

なので、無料でBlu-rayを再生する方法を調べているそこのアナタ。無料で再生出来るソフトウェアは存在しないです(VLCも無理です)。もしそれを謳っているソフトウェアがあったのならウイルスやスパイウェアが仕込まれている可能性が高いです。なのでおとなしく有料のソフトウェアを買ってください。

で、Windowsですら選択肢はほぼ無いBlu-ray再生ソフトウェアですが、Macになるとただでさえ少ないのに怪しいソフトウェアが大半を占めいる状況です。

それはApp Storeも同じで、変なやつしかヒットしません。

っていうわけで、色々探してみつけたのが「ZEUS PLAYER(ゼウスプレイヤー)」です。

▼ZEUS PLAYER ~ ブルーレイ・DVD・4Kビデオ・ハイレゾ音源再生 Win・Mac対応

世界中のBD・DVD・ ビデオ・音楽を再生する 「ZEUS PLAYER」 もっと見る ディスクやファイル形式の垣根を超えて、 ブルーレイやDVD、全てのビデオや音楽を再生! マルチメディアなら何でも再生可能(BD / DVD / ISOイメージ / BD・DVDフォルダー / 動画ファイル / 音楽ファイル) 市販BD/DVD、4K動画、ハイレゾ音楽再生可能 BD・DVD プレーヤーデッキの操作感を再現 スロー再生(0.25倍、0.5倍、0.75倍速)、早見再生(1.25倍、1.5倍速)に対応。音声も聞こえます。 パソコンのプラットフォームを選びません(Win&Mac Hybrid対応) ネット動画ダウンロード機能を搭載 ※2023年2月17日に、

選定理由は以下になります。

  • 日本の会社のソフトウェア
  • 比較的安い
  • AppleシリコンのMac(なお..)対応

4K Ultra HD Blu-ray非対応なのと、MacOS 13あたりでソフトウェアの更新が止まっているのがアレですが、現実的にこれ以外の選択肢がないのでポチりました。

購入について注意ですが、メーカ公式サイトで買うのがいっちゃん安いです。

私は「メーカ公式サイトへの会員登録が面倒だから多少高くてもAmazonでええわ」ということでAmazonで買いましたが、アクティベートコード(引き換え番号)の発行のためには公式サイトにてアカウント作成が必要になります。

あと、メーカへ文句を言いたいんですが、アクティベート方法がHPに記載されてない(されてるかもしれないけど見つけられない)し、やり方についても前述した引き換え番号のところとかマジでわかりづらい。マニュアル作るとかして改善した方がいいですよ。

で、ソフトウェアのインストールとアクティベートが完了したので起動して触ってみましたが、UIはわかりづらいしバグはあるしで微妙ですね(体験版で薄々気づいていましたが)。

なんで、いきなり買うのではなく動作確認を含め体験版を使ってみるが良いと思います。

あと、Appleシリコンネイティブで動いている訳ではなくRosetta上で動いているので、やっぱり開発メーカ、やる気ないですね。

このクオリティで5,000円とかしたら激おこぷんぷん丸ですが、3,000円ならまあしゃーないなと思える完成度なのとZEUS PLAYER以外にまともなソフトウェアが存在しないので、しょうがないですね。

余談

メーカ公式サイトにて、

当カートのSSLはGMOグローバルサイン株式会社が管理運営しており、当サイト及びカートの証明書は同社より発行されています。アイコンをクリックすると弊社の証明書をご覧いただけます。

https://store.gemsoft.jp/products/detail.php?product_id=127

といってますが

Let’s Encryptで草(「当カートのデータ通信にはSSLというシステムを利用しております」って書いているの引っかかったんですがだからか)。

個人情報登録してるサイトがLet’s Encryptってあり得ないわ。

夢グループ(通販サイト)でさえGlobalSignのドメイン証明書を使ってますよ。

【就活・転職・通販で活用】ホームページだけでその企業や団体の”ヤバさ”がわかります【SSL証明書とHTTPSのお話】

Raspberry Pi OS + SQUID + SSL BumpでHTTPS対応プロキシサーバを立てる方法(ルート証明書インストールまで)

どうもネトヲです。

いま関わっている業務にて、端末ログ取得用にプロキシサーバが必要になりましたので、備忘録がてら構築手順を記録しておきます。

ゴールとしては、SSL interceptに対応したプロキシサーバをRasbperry Pi上に構築することになります。

注意としては

  • LinuxのCLI操作に抵抗がない方が対象
  • オレオレ証明書を使用するのでクライアントに証明書をインストールする必要はある
  • 不正アクセスや踏み台等セキュリティーに関する設定はスキップ(=そのままの設定で運用するのはNG)

構築と検証に用いた環境です

  • MacBook Pro v15.2
  • Raspberry Pi4 ModelB 4GB
  • iPad Pro v18.2
  • Pixel 7 Pro v15

今回の作業にて使用した端末はMacですが、Windowsでも大丈夫かと思います。

1. 基本設定

1.1. Raspberry Pi OSインスコ

もはや説明不要ですが公式が配布しているインストーラを使ってSDカードにOSを焼きます。

公式インストーラにてRaspberry Pi OSをインストールすると、ユーザ名やSSHなどの設定が事前に出来るのでオススメです(固定IPアドレスが出来るといいんだがね)。

1.2. 起動 & パッケージ更新

適当な端末からラズパイにSSHでアクセスし、一応、諸々更新します。

  • apt update
  • apt upgrade

1.3. squid-openssl等インストール

今回はSSL intercept対応プロキシサーバとなるので、squid-opensslをインストールします。

これで必要なパッケージが全て入ります。

  • apt install -y squid-openssl
  • squid -v
Squid Cache: Version 5.7

ついでにufwもインストールしておきましょう

  • apt install -y ufw

2. 非SSL interceptなSQUID構築

2.1. SQUIDコンフィグファイルバックアップ

トラブったときに役立つのでやっておくのが吉です。

  • cp -p /etc/squid/squid.conf /etc/squid/squid.conf.org

2.2. SQUIDコンフィグ確認

Rocky LinuxのSQUIDのコンフィグと結構違うっぽいです。

そしてほぼコメントアウトなので、それを除くための魔法のコマンドを投入します(私は全く理解してない)。

  • cat /etc/squid/squid.conf | grep -v “^\s$” | grep -v “^\s#”
acl localnet src 0.0.0.1-0.255.255.255	# RFC 1122 "this" network (LAN)
acl localnet src 10.0.0.0/8		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src 100.64.0.0/10		# RFC 6598 shared address space (CGN)
acl localnet src 169.254.0.0/16 	# RFC 3927 link-local (directly plugged) machines
acl localnet src 172.16.0.0/12		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src 192.168.0.0/16		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src fc00::/7       	# RFC 4193 local private network range
acl localnet src fe80::/10      	# RFC 4291 link-local (directly plugged) machines
acl SSL_ports port 443
acl Safe_ports port 80		# http
acl Safe_ports port 21		# ftp
acl Safe_ports port 443		# https
acl Safe_ports port 70		# gopher
acl Safe_ports port 210		# wais
acl Safe_ports port 1025-65535	# unregistered ports
acl Safe_ports port 280		# http-mgmt
acl Safe_ports port 488		# gss-http
acl Safe_ports port 591		# filemaker
acl Safe_ports port 777		# multiling http
http_access deny !Safe_ports
http_access deny CONNECT !SSL_ports
http_access allow localhost manager
http_access deny manager
include /etc/squid/conf.d/*.conf
http_access allow localhost
http_access deny all
http_port 3128
coredump_dir /var/spool/squid
refresh_pattern ^ftp:		1440	20%	10080
refresh_pattern ^gopher:	1440	0%	1440
refresh_pattern -i (/cgi-bin/|\?) 0	0%	0
refresh_pattern .		0	20%	4320

ググってみると「基本コレでええよ」とのことです。

例えば

acl localnet src 0.0.0.1-0.255.255.255	# RFC 1122 "this" network (LAN)
acl localnet src 10.0.0.0/8		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src 100.64.0.0/10		# RFC 6598 shared address space (CGN)
acl localnet src 169.254.0.0/16 	# RFC 3927 link-local (directly plugged) machines
acl localnet src 172.16.0.0/12		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src 192.168.0.0/16		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src fc00::/7       	# RFC 4193 local private network range
acl localnet src fe80::/10      	# RFC 4291 link-local (directly plugged) machines

はlocalnetの定義が書いており、今回、アクセス元端末は特に限定しないので、まあ確かに「これでええか」ってなりました。

2.3. SQUIDコンフィグ追加

んで、私は追加したのは以下です(全て最終行に追加)。

ログフォーマットは色々とカスタム出来ます。今回は取り上げないのでググってください。

  • vi /etc/squid/squid.conf
# キャッシュしない
acl NOCACHE src all
cache deny NOCACHE
# 日時を読みやすいフォーマットに変更
logformat localtime %{%Y-%m-%d %H:%M:%S}tl.%03tu %6tr %>a %Ss/%03>Hs %<st %rm %ru %[un %Sh/%<a %mt
access_log daemon:/var/log/squid/access.log localtime

あと待ち受けポートは

http_port 3128

のままとしてますので、ufwにてポートを空けておきます。

  • ufw status
Status: inactive
  • ufw enable
Command may disrupt existing ssh connections. Proceed with operation (y|n)? y
Firewall is active and enabled on system startup 
  • ufw allow proto tcp to 0.0.0.0/0 port 3128
  • ufw allow proto tcp to 0.0.0.0/0 port 22
Rules updated
  • ufw reload
Firewall reloaded
  • ufw status
Status: active

To                         Action      From
--                         ------      ----
3128/tcp                   ALLOW       Anywhere                  
22/tcp                     ALLOW       Anywhere   

今回はv4アドレスだけが対象なので一応

ufw allow proto tcp to 0.0.0.0/0 port 3128

としてますが、脳死で

ufw allow 3128

としてもいいと思います。

2.4. SQUID再起動

  • systemctl restart squid
  • systemctl status squid
● squid.service - Squid Web Proxy Server
     Loaded: loaded (/lib/systemd/system/squid.service; enabled; preset: enabled)
     Active: active (running) since Mon 2025-01-06 16:21:44 JST; 20s ago

コンフィグ投入後、SQUIDを再起動します。

大したコンフィグを入れてないのでエラーなくサービスが上がりました。

2.5. 動作確認

Macにプロキシ設定を投入し動作確認を行います。

プロキシ設定方法で注意なのが「保護されたWebプロキシ」にも設定を入れておかないと、HTTPSでの通信がパススルーという点です。

よく考えれば当たり前の話ですが、実は私ココでハマってました。。

プロキシ設定後、「阿部 寛のホームページ」にアクセスすると

「指定された URL を取得できませんでした」と表示されました。

明らかにSQUIDのACLで弾かれてる感じですね。

2.6. トラシュー

コンフィグを見直します。

http_access allow localhost

あ、ここよくみるとlocalhostになってますね。localnetだと勘違いしてました。

なので、

#http_access allow localnet
http_access allow localhost

#http_access allow localnet
http_access allow localnet
http_access allow localhost

と変更しました。

すると無事「阿部 寛のホームページ」が閲覧でき、

ログにも

  • tail -f /var/log/squid/access.log
2025-01-06 17:15:22.274     39 192.168.100.7 TCP_MISS/200 882 GET http://abehiroshi.la.coocan.jp/ - HIER_DIRECT/222.158.205.72 text/html
2025-01-06 17:15:29.942     28 192.168.100.7 TCP_MISS/200 2742 GET http://abehiroshi.la.coocan.jp/image/movie.jpg - HIER_DIRECT/222.158.205.72 image/jpeg

と、アクセス先のpath含めロギング出来ていることが確認できました。

HTTPSなサイト(私のブログ)についても、アクセスは出来ているんですが…

  • tail -f /var/log/squid/access.log
2025-01-06 17:19:44.461 240178 192.168.100.7 TCP_TUNNEL/200 5687 CONNECT googleads.g.doubleclick.net:443 - HIER_DIRECT/172.217.31.130 -
2025-01-06 17:19:45.684   5190 192.168.100.7 TCP_TUNNEL/200 5047 CONNECT www.tuuzyouno3bai.com:443 - HIER_DIRECT/203.136.219.119 -

と、pathが消えているのがわかりますね。

それを出すためにSSL Bumpを使うというワケです。

2.7. 2章での最終的なSQUIDコンフィグ

ってなわけで本章での最終的なコンフィグです。

  • cat /etc/squid/squid.conf | grep -v “^\s$” | grep -v “^\s#”
acl localnet src 0.0.0.1-0.255.255.255	# RFC 1122 "this" network (LAN)
acl localnet src 10.0.0.0/8		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src 100.64.0.0/10		# RFC 6598 shared address space (CGN)
acl localnet src 169.254.0.0/16 	# RFC 3927 link-local (directly plugged) machines
acl localnet src 172.16.0.0/12		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src 192.168.0.0/16		# RFC 1918 local private network (LAN)
acl localnet src fc00::/7       	# RFC 4193 local private network range
acl localnet src fe80::/10      	# RFC 4291 link-local (directly plugged) machines
acl SSL_ports port 443
acl Safe_ports port 80		# http
acl Safe_ports port 21		# ftp
acl Safe_ports port 443		# https
acl Safe_ports port 70		# gopher
acl Safe_ports port 210		# wais
acl Safe_ports port 1025-65535	# unregistered ports
acl Safe_ports port 280		# http-mgmt
acl Safe_ports port 488		# gss-http
acl Safe_ports port 591		# filemaker
acl Safe_ports port 777		# multiling http
http_access deny !Safe_ports
http_access deny CONNECT !SSL_ports
http_access allow localhost manager
http_access deny manager
include /etc/squid/conf.d/*.conf
http_access allow localnet
http_access allow localhost
http_access deny all
http_port 3128
coredump_dir /var/spool/squid
refresh_pattern ^ftp:		1440	20%	10080
refresh_pattern ^gopher:	1440	0%	1440
refresh_pattern -i (/cgi-bin/|\?) 0	0%	0
refresh_pattern .		0	20%	4320
acl NOCACHE src all
cache deny NOCACHE
logformat localtime %{%Y-%m-%d %H:%M:%S}tl.%03tu %6tr %>a %Ss/%03>Hs %<st %rm %ru %[un %Sh/%<a %mt
access_log daemon:/var/log/squid/access.log localtime

3. SSL interceptなSQUID構築

3.1. 設定の仕込み

恐らくネットに転がっている構築方法ではいきなり自己署名証明書の作成をしているかと思いますが、その証明書をAndroidにインストールしようとすると

証明書をインストールするには、秘密鍵が必要です

と表示されインストールできません。

その対策として証明書作成で、CA証明書を作成する際に、証明書の詳細で X509v3 Basic Constraints: CA:TRUE となるように設定が必要になります。

具体的には以下のサイトの通りやればいいです。

Androidで、自己署名証明書を入れようとしたら”証明書をインストールするには、秘密鍵が必要です” と出る

Android11以降では、自己署名証明書を入れようとしたら、下の画像のように「証明書をインストールするには、秘密鍵が必要です」と出てインストールできません。プライベート認証局(オレオレ認証局)の証明書作成時に、本記事で説明の設定が必要です…

  • cd /etc/squid/
  • echo ‘basicConstraints=CA:true’ > android_options.txt

こちらにて仕込み完了です。

3.2. 自己署名証明書(ルート証明書)作成

ここはほぼ「ネットに転がっている構築方法」通りです。

  • cd /etc/squid/
  • openssl genrsa -out bump.key 4096
  • openssl req -new -key bump.key -out bump.csr
You are about to be asked to enter information that will be incorporated
into your certificate request.
What you are about to enter is what is called a Distinguished Name or a DN.
There are quite a few fields but you can leave some blank
For some fields there will be a default value,
If you enter '.', the field will be left blank.
-----
Country Name (2 letter code) [AU]:JP
State or Province Name (full name) [Some-State]:
Locality Name (eg, city) []:
Organization Name (eg, company) [Internet Widgits Pty Ltd]:
Organizational Unit Name (eg, section) []:
Common Name (e.g. server FQDN or YOUR name) []:SQUID
Email Address []:

Please enter the following 'extra' attributes
to be sent with your certificate request
A challenge password []:
An optional company name []:

先ほど仕込んだファイルを指定するのを忘れずに。

  • openssl x509 -in bump.csr -out bump.crt -req -signkey bump.key -days 3650 -sha256 -extfile ./android_options.txt
Certificate request self-signature ok
subject=C = JP, ST = Some-State, O = Internet Widgits Pty Ltd, CN = SQUID

3.3. 証明書パーミッション変更

作成した証明書の所有者を「proxy」にするなど、パーミッションを変更します。

  • chown proxy: /etc/squid/bump*
  • chmod 400 /etc/squid/bump*

3.4. なんかする

Diffie-Helmanの鍵交換アルゴリズムのなんかをなんかします(よくわからん)。

ラズパイの性能が終わっているせいか、5分くらい待たされます。

  • openssl dhparam -outform PEM -out /etc/squid/bump_dhparam.pem 2048

3.5. サーバ証明書キャッシュDB作成

security_file_certgenのpathに注意してください。

  • mkdir -p /var/lib/squid
  • /usr/lib/squid/security_file_certgen -c -s /var/lib/squid/ssl_db -M 20MB
Initialization SSL db...
Done
  • chown -R proxy: /var/lib/squid

3.6. SQUIDコンフィグ編集

3箇所を編集していきます。

  • vi /etc/squid/squid.conf

先頭に挿入

#       WELCOME TO SQUID 5.7
#       ----------------------------

↓

# SSL Bump用            
acl intermediate_fetching transaction_initiator certificate-fetching
http_access allow intermediate_fetching
#       WELCOME TO SQUID 5.7
#       ----------------------------

2100行あたりを編集

http_port 3128 

↓

#http_port 3128                               
# SSL Bump用
http_port 3128 tcpkeepalive=60,30,3 ssl-bump generate-host-certificates=on dynamic_cert_mem_cache_size=20MB tls-cert=/etc/squid/bump.crt tls-key=/etc/squid/bump.key cipher=HIGH:MEDIUM:!LOW:!RC4:!SEED:!IDEA:!3DES:!MD5:!EXP:!PSK:!DSS options=NO_TLSv1,NO_SSLv3,SINGLE_DH_USE,SINGLE_ECDH_USE tls-dh=prime256v1:/etc/squid/bump_dhparam.pem
  • 末尾に追記(pathに注意)
# SSL Bump用
sslcrtd_program /usr/lib/squid/security_file_certgen -s /var/lib/squid/ssl_db -M 20MB
sslproxy_cert_error allow all 
sslproxy_flags DONT_VERIFY_PEER
always_direct allow all
ssl_bump stare all

コンフィグ編集後、SQUIDを再起動します。

  • systemctl restart squid
  • systemctl status squid
● squid.service - Squid Web Proxy Server
     Loaded: loaded (/lib/systemd/system/squid.service; enabled; preset: enabled)
     Active: active (running) since Mon 2025-01-06 18:17:33 JST; 18s ago

3.7. 動作確認

「阿部 寛のホームページ」は問題なく閲覧できロギングも出来てます。

  • tail -f /var/log/squid/access.log
2025-01-06 18:22:03.966     31 192.168.100.7 TCP_MISS/200 882 GET http://abehiroshi.la.coocan.jp/ - HIER_DIRECT/222.158.205.72 text/html
2025-01-06 18:22:08.434     25 192.168.100.7 TCP_MISS/200 2089 GET http://abehiroshi.la.coocan.jp/photo/photo.htm - HIER_DIRECT/222.158.205.72 text/html

一方、HTTPSなサイト(私のブログ)にアクセスすると、「接続はプライベートではありません」とでました。

証明書をチェックしてみると、先ほど作成した「SQUID」にちゃんとなってました(私のブログはR11を使ってます)。

んではログはどうなっているかというと

  • tail -f /var/log/squid/access.log
2025-01-06 18:25:26.033    159 192.168.100.7 TCP_MISS/200 30895 GET https://www.google.com/recaptcha/api2/anchor? - HIER_DIRECT/172.217.175.100 text/html
2025-01-06 18:25:26.034    144 192.168.100.7 TCP_MISS/200 139322 GET https://www.tuuzyouno3bai.com/wp-content/uploads/2024/12/DSC01932.jpg - HIER_DIRECT/203.136.219.119 image/jpeg

以下の通り、path含めてちゃんとロギング出来ていることが確認できました。

GET https://www.tuuzyouno3bai.com/wp-content/uploads/2024/12/DSC01932.jpg

4. 自己署名証明書をクライアントへインストール

HTTPSについてもロギングができるようになりましたが、このままでは使い勝手が非常に悪いのでクライアントに自己署名証明書をインストールしていきます。

4.1. 下準備

3.2. にて作成した自己署名証明書(/etc/squid/bump.crt)をSCPなりでローカルに落としておいてください。

4.2. Mac

bump.crtをダブルクリックすると「キーチェーンアクセス」が開きます。

そのなかに先ほど作成した「SQUID」がいますので「情報を見る」で開きます。

そしたら「信頼」を押して「システムデフォルトを使用」から「常に信頼」に変更します。

そしてウィンドウを閉じると、Macのパスポートを聞かれるので、入力したら完了です。

そして再びHTTPSなサイト(私のブログ)にアクセスすると、「この証明書は有効です」と表示が変わっていることが確認できました。

また、先ほどはアクセスしていないYahooについても警告がでることなくアクセスでき、証明書も「SQUID」になっていました。

4.3. iPad(iPhone)

“文坂(あやさか)なの”の「だけど、わたし、アイドル」というCDアルバムを買いました

はじめに

どうもネトヲです。

私はシンセサイザ(楽器)が好きで、JUNO-DS、FA-06、JD-Xi、FANTOM-06そして、ソフトウェアではありますがARTURIAのDX7 V等々持っています。

DX7 V

FM synthesis gamechanger. The DX7 brought digital synthesis to everyday musicians, transformed the sound of the charts, and won the title of best-selling synth of all time. DX7 V is a software reimagining of the icon, bringing that iconic glassy, punchy, crystal-clear sound to your DAW.

そんなワケで、音楽を聴くときも「どんな楽器が使われているか」や「どんなエフェクトをかけてるのか」などを考えながら楽しんでいる人間であります。

AIが優秀になったせいなのか、ここ最近の音楽ストリーミングサービスによって”オススメ”される楽曲が私のツボを押さえたものが多く、毎日のようにライブラリが更新されているので、定額で色々な曲を聴けて幸せです(特にアイマスのキャラソンが滅茶苦茶うれしい)。

特に気に入ったアルバムについてはCDを手に入れるようにしていて、最近だと宇都美慶子の「L’Arc-en-Ciel」を買いました。サブスクが解禁されないのが惜しまれる名盤ですね。

で、今回買ったのが、文坂なのの「だけど、わたし、アイドル」です。

このアーティストは

“令和に舞い降りた昭和の天使”高いプロデュース能力で突き進む話題のソロアイドル”文坂なの”古き良きアイドルソングを彷彿とさせる楽曲と世界観でアイドルファンからJ-POPリスナーまでも魅了する注目アイドル

と紹介され(セルフプロデュースなので”して“ですかね)ていて、確かに楽曲の雰囲気は’80~90sを彷彿させるパターンシーケンサやFM音源が良く鳴っているものが多く、ただストリングやエレキギターの音色や使い方は今風というなんともエモい感じです。

作曲家は固定ではなく楽曲ごと異なるようですが、製作を依頼する際「最低限ココは守ってね」的な指示があるのかなと思うくらいには統一感がある気がします。

特にピアノの音色についてはスタンダードなものではなく、エレピ(デジタル的な音色のピアノ)が採用される率が高いと思いますね。FM音源のエレピは私の好物です。ええ。

どことも利害関係のない個人ブログなので好き勝手言いますが、降幡愛も似たような路線でCDをリリースしてますが、正直、文坂なののほうが好みです(あくまで個人的にですよ)。

ジャケ写について

本アルバムのジャケット、フォントや色使いそして「聖子ちゃんカット」なのがツボを押さえていて良いですね〜。

ジャケット自体、もしかしたら何かのオマージュなのかもしれませんが、私詳しくないので、元ネタがあれば教えてください。

そしてCD自体にも手が込んでいて、まるでレコードのような見た目をしていてちゃんと縦溝の凹凸が入っている本格仕様です。制作者が「こうしたら面白いだろなw」と色々考えながら作ったんだろうなというのがよく伝わりますね。

収録楽曲について

楽曲については3曲ピックアップし紹介します。

  • 1. Curtain of Night

ボーカルトラックが無いインスト楽曲です。

いかにもライブが始まる直前に流れそうな雰囲気があり、私こういった楽曲、好きです♡(おまえ好きしか言わないな)

似たような楽曲としては中川かのん (東山奈央)の「Date of Birth」がありますね。

Date of Birth

Provided to YouTube by NexTone Inc. Date of Birth · nakagawakanon · Wataru Maeguchi · Wataru Maeguchi Birth Released on: 2011-03-03 Auto-generated by YouTube.

こちらの楽曲は”かのんちゃん”の1stライブ前に流れていたはずです。

さて、Curtain of Nightについてですが、楽器の音色や鳴らし方は昭和どころか平成を飛び越して令和な感じで、本アルバムの中ではいろんな意味で異彩を放つ楽曲なんですよね。

出だしでカットオフを効かせてなんかこもった感じを出し徐々に霧が晴れていくところや、進行していくごとにトラック数が増えるところなどが現代っぽいです。

ただよく聴いてみると出だしにノイズが乗っていて「レコード再生している感」が出ていますね。

本楽曲を入れた(しかも1曲目に)制作側の意図は分かりかねますが、1stアルバムということもあり「このアルバムに収録されている楽曲はこんな雰囲気だぞ」と印象づけるためのイントロダクション的なものとして入っているのかなと想像します。

だとしたら、私は見事に釣られたということになりますね。

  • 2. ため息さえも

うーん…趣のある楽曲です。

全体的な印象としては竹内まりやの「PLASTIC LOVE」へのリスペクトを感じました。

使用している楽器の音色や鳴らし方はまさにそれではありつつも、ストリングスやシンセリードといったトラックは現代っぽさがあり、全く別の楽曲に仕上がっています。

ストリングについてはYouTubeのチャンネル「seoul tuner」の「SEVEN DRIVER. | Mazda RX-7(FD3S) | Directed by LJWF.」の雰囲気とそっくりです。これも好き。

SEVEN DRIVER. | Mazda RX-7(FD3S) | Directed by LJWF.

sevendriver Director : Lee Jong won Produced by LJWF. Director of photography : Lee Jong won Camera car : seoultuner motocrane team So Do won | Lee Jong won | Chu Won sik Still-shot Lee : Joon hyeop Music : ‘Seven driver’ by Lee Jong hyuk(@JongHyuk SaX ) Starring : Kim Dong hwa | Kim Da woon Special thanks to Kim Sung geun | Kim Dong young | Yeon Se heung Lee Jae sang | Lee Sang gil and All seoul tuners!

すんません、完全に話がそれますが同チャンネルの「Naughty」という楽曲がイケててカッコいいので勝手に宣伝させてください。

서울튜너 MIX TAPE vol.1 | seoul tuner | Drive music

00:00 Intro 00:05 Rapid Funk 03:30 In The Machine 06:41 Synthwave 80’s 09:18 Naughty 12:29 My only one 15:57 Watch me burn 19:34 Happy 22:50 Seoul Pop 26:20 Comfortable 29:26 Someones gotta do it 32:30 Suspect 35:30 Night Chase 40:51 Newtro Funk 44:03 Cyber Runner 46:25 Pasito Mas 49:53 What you need 53:42 Full Course Meal *재업로드(저작권 정책 변경 이슈) 그 동안 어떤 음원인지 많은 질문을 받았던 그 음악들 입니다 🙂 Let’s Drive- [서울튜너] 스티커 https://smartstore.naver.com/seoultuner @direc.lj Instagram: ​https://www.instagram.com/direc.lj [서울튜너] 네이버 블로그 https://blog.naver.com/r34gtr

話を元に戻しますが、1番目のAメロと2番目のAメロの入りが違っていているのも特徴で、具体的にはシンセチックなシロフォン(木琴)が頭から入ってない/いるという違いがあります。

この「入ってない」1番目のAメロのエレピのコード進行が綺麗で、恐らく作曲家の方はここを聴かせたいという思いがあって、あえてシロフォンを入れなかったのだろうと思います。私だったら同じ事してますね。

作曲家によっては「考えるのが大変」と言われがちなCメロがあって、そこからサビへと繋がっていく時「キーを半音上げるんやろなぁ(ニチャア」と思った私を裏切るように原キーにてフィニッシュ。私はまだ大分fripSide(とうかsat氏)に侵されているようですわ。

ちなみに、Apple Musicで表示される本アルバムの人気楽曲をみてみると…

いや、わかる、わかるんだが「ため息さえも」も滅茶苦茶良い曲なんだよなぁ。

  • 3. LATE SHOW

これっぽいという楽曲はないんですが、全体的な雰囲気は「ORESAMA」のバラード楽曲にそっくりだなと思いました。

いたずらにトラックは増やさず、エフェクトもシンプルにして、それぞれの楽器が本来持っている音色をそのまま鳴らしている、そんな印象です。

そして随所に現れるTR-808のサウンド、実に素晴らしいです。

わかりやすいところで言うと、0:13あたりのOHH(Open Hi-Hat)ですね。

イントロのリードシンセの音色も良くて、恐らくオシレータ(発信器)は矩形波だとおもいますが、矩形波って刺さるような音色なのでずっと聴いていると耳が痛くなるんですね。

ですが本楽曲においては、その刺さる音域はカットしつつも高音成分は残っている、良い感じの音色です。

Aメロのシンセパッドも良い感じでattackが効いていて楽曲の雰囲気にぴったりです。

ちなみに本楽曲は「ため息さえも」のフラグを回収するが如く、Cメロらサビへと繋がっていく時にキーが上がってました。

さいごに

という訳で、色々とあること無いこと適当に語っていきましたが、私はあくまで素人なので、解釈や認識が誤っている可能性が大いにありえます。なので「指摘おじさん」の方々におかれましてはやんわりと指摘いただけますと幸いです。

最近、SNS等のショート動画に使われる楽曲がヒットチャートを賑わせていますが、まあ正直に申し上げてそのような風潮、私はキライです(具体的な楽曲名はいくらでも出てくるので列挙したいところですがまあ止めておきます)。

純粋に”良い曲”としての評価ではなく、印象に残るか、一秒でも多く再生されるかどうかという勝負になってきて、曲の頭からサビをぶっ込んでくる楽曲が増え、イントロ→Aメロ→Bメロ→サビと”展開”を楽しむ事を忘れていると思います。

そんな事を思っている私は世間一般的には老害判定でしょうが、まあ好き勝手言えるのもブログの魅力なので最後に語らせてもらいました。不快に思われた方、申し訳ございません。

まあともかく、

「だけど、わたし、アイドル」はいいぞ〜

おじさん(齢28歳)が爆誕したという報告でした。

P.S.

ため息さえもを耳コピしました。

【バイク納車】GSX-S750を買ったので早速高速走ってきた(+701SMトラブルの件)

どうもネトヲです。

Youtubeでは報告してましたが、私、バイクを増車しました。

車種はスズキのGSX-S750(以下S750)です。

S750は世間一般では不人気とされる車種ですし、生産終了モデルで、新型もアナウンスされてないそんなバイクです。

そんなS750について、なぜ購入に至ったかや乗ってみての感想はYoutubeにまとめてありますので、そちらをご覧ください。

【バイク納車】GSX-S750を購入しました

どうもネトヲです。 ということで前の動画の宣言通り、バイクを増車しました。 これまで単気筒エンジンのバイクしか乗ってこなかった私ですが、さすが4気筒。エンジンの滑らかさや乗りやすさが全然ちがっていてこれはこれで楽しいですね。 これからは701Supermotoとの2台体制となります。

大型の4気筒はさぞかし高速道路は余裕だろう、というなんとなくのイメージを持っていた私はさっそく休日に中央道を走ってきました。

…というのは建前で、既にS750には2回乗っていることもあり、この日は701Supermotoに乗る気持ちでいたんですがセルを回してもエンジンがかからず、メータに「R15(だった希ガス)」とでて出発前早々トラブル発生。

色々とバイクの各部を見えていくと、エンジンの「点検窓」から見えるはずのオイルが全く見えない(水平にしてもです)。

701SMに1年半以上乗ってきて、エンジンオイルがここまで減ったことはなく、駐輪現場をみてもオイルが漏れている感じなし。

んじゃどっから漏っているのか見てみたところ、ライダー向かって左側のエンジンヘッドあたりからオイルの滲み?漏れがあることを発見

どのみちエンジンオイルが入ってない状態では走れないので入院(ディーラ送り)確定ですが、まだ朝8時だったので「今日はS750でツーリングして、夕方頃までに帰ってきてディーラをへ連絡するか」とプラン変更。

このあたりの話はまた今度にするとして、こんなことがあったのでS750に乗ってきたというワケです。

しかし、S750が納車されたタイミングで故障とは…701SMクン、さすがだねぇ!

という訳で701Supermotoから抜き取ったECTカードをS750に挿入し、出発。

と思ったら、持ってきたジャケットがKTMの「REPLICA TEAM WINTER JACKET」だった事を思い出します。

2024年11月27日にKTMは「経営難で自主管理による再建手続き開始」という衝撃的なアナウンスがあったということで、ただでさえ目立つ上に、スズキのバイクに乗っている奴がKTMってなんやねんって思われそうですが、自宅に帰るのも面倒だし、よく考えてみたらHusqvarna(701SM)に乗っていたとしてもKTMのジャケットっておかしくね?と思ったので、コレを着ていくことにしました。

REPLICA TEAM WINTER JACKETはそれなりに中綿が入っていて、防風性能も高く、値段の割に意外と良かったです。これからのツーリングはコレを羽織って電熱装備で暫く様子見です。

そんなちぐはぐな装備で中央道へいざ出陣。

S750はやや前傾のポジションなので、1〇0km/h以上出した時にある程度風をいなしている感じがあり、直立姿勢の701SMと比較しスピードに対する疲労度は感じにくいです。

また4気筒ということで振動も少なめなので、701SMのように手が痺れることはないです。

一方でS750はギアがクロスしている印象で、下道では楽しいんですが、高速道路になると6速4,000rpmで100km/hとオーバードライブ気味です。

なので「今5速やろなぁ」と思ってシフトアップすると既に6速だったという事が頻発しました。

慣れればなんとも思わなくなるでしょうが、「あと500rpm低かったら良いのに」というのが正直な感想です。

とは言え750ccもあると、高速道路の追い越し加速は全く不満はないです。

6速 2,000rpmからもアクセルを捻るだけで余裕で加速をしますし、単気筒エンジンに慣れた私にとってはS750は「いやいやドコまで回るエンジンなんや」となんか怖くなり5,000rpm以上回せませんでした。

それでS750で高速巡航が楽かどうかですが、これは難しい問題でして、エンジンパワー的には余裕ですが、走行風を防ぐスクリーンやカウルは無いのと、2時間とか乗っているとセローと701SMで鍛えたはずのケツが悲鳴を上げます。

アーロンチェアだと無限に座れるので、コレをバイクのシートに採用してくれないですかね…

まあとりあえずS750での高速道路巡航については

701SMよりは楽っちゃ楽だけど決して快適では無い

というのが私の感想です。

なんか思ったより快適で無かったこともあり甲府南で中央道を降りて、なんとなく精進湖に目的地を設定しブラブラ走る事にしました。

なんてことない路肩から見える白峰三山(たぶん)が綺麗で何度かバイクを停めて眺めてました。

地元の方からしたら、日常すぎてなんてこと無い風景なんでしょうね。

元々田舎出身なので、ずっと東京に住み続ける気はないですが、今の職場は待遇や雰囲気が良いのでイマイチ踏ん切りが付かないんですよね。

まあ生涯独身は確定しているので、そのようなことは30歳になったら考えることにしています。

で、精進湖へ到着したんですが…

あれ、なんか思っていたのと全然違う。ってか地元のため池とあんま変わらん。

こんな小さい湖だっけ、と来た道を思い返してみると、およそ観光客向けてとは思えない道から侵入していたんですよね。

どうやらここは釣りスポットで、景色を楽しんでいる人は皆無。皆釣り竿とにらめっこしています。

Google Mapで調べてると「パノラマ台」というところが有るらしいので、そこへ目印にしてもうちょい移動。

そうすると、先ほどとはうって変わって観光客で賑わっている場所があり、それに釣られるよう道路から外れるように伸びている砂利道を降りてみると…

湖に反射する富士山が現れました。

いままで色々な場所から富士山を見てきましたが、精進湖から見る富士山が一番好きかもしれません。

来年の「初ツーリング」はここを目的地にして、日の出を拝みたいと思います。

精進湖を後にし、西湖→河口湖→本栖湖を走りましたが、これらはとにかく観光客で溢れていて渋滞もしているしで、特に立ち寄らずスルー。やっぱ精進湖いいね。

そして道志みちを通って、八王子ICから自宅へと戻りました。

思い出したように701SMのトラブルの件をお世話になっているディーラへ伝え、任意保険に付帯しているレッカーサービスを利用して、701SMを病院へ送ってもらいました。

決して虚勢を張っている訳ではないのですが、本トラブルについては負の感情は全くなく「マジかw」と思いながら、レッカー担当のお兄さんと終始くっちゃべってました。

大なり小なりこういった出来事があることは想定してましたし、お金はかかるかもしれませんが「直らない」ってことにはならないですし。外車に乗ってればこういうときもありますわ。

とりあえず暫くはS750一台体制になるわけですが、流石にスマホナビ用のUSB充電器が無いのは辛いのでそれを装着してもらうのと、ついでにRSタイチの電熱装備「e-HEAT」の電源をバッテリーから取るケーブルを取り付けてもらうと思います。

先述したように、701SMトラブルの件は今回とは別でブログの記事にしますのでしばしお待ちください。

病院送り前にツーショット。

宇佐美城山公園キャンプ場へ行ってきました

どうもネトヲです。

思い返せば4月にキャンプをしてから半年以上キャンプをしてないなということで、11月後半ではありますが友人とキャンプしてきました。

キャンプ地は「宇佐美城山公園キャンプ場」で静岡県伊東市にあります。

今回はバイクではなく友人のハスラーに乗せてもらいました。

まあ運転してないのもあるんですが、車、楽ですねぇ…。

ということでオシャレな建物にて受付します。

予約とかは友人が全てやってくれたので細かいことは分かりませんがどうやら「LINE」で色々やるっぽいです。

キャンプサイトへは未舗装で急な坂な細い一本道を登っていく必要があり、車高の低い車やバイクは苦労するというか車種によっては登れない可能性がありますので要注意です。

私が乗っている701 Supermotoは…多分登れないと思います(タイヤとエンジン特性的に)。

あ、写真を撮り忘れたのでストリートビューで代替しますね。

一本道ということで急坂で車両が交錯しないよう信号が設置されてます。

近接センサーが反応しないことがあるらしいので、その際はボタンをポチる必要があります。

バイク(で行く人がいるかわかりませんが)は反応しなさそうです。

予約したサイトは「デッキサイト」で木々の隙間から海が見えます。

今回は使用しませんでしたが、このサイトは最大1,000Wの100Vコンセントが2口ありました。

デッキサイトは実は初めてなんですが、どう「ベグを打つ」のかというと、専用の金具をデッキの隙間に突き刺して90度回転させて固定するようです。

慣れれば難なく設営できますし、なによりテント底面が全く汚れない&濡れないので撤収が滅茶苦茶楽でした。デッキサイト、今後積極的に利用していきたいと思いました。

あと本キャンプ場ですが、トイレは綺麗で、炊事場に照明ありでお湯がでます。

また飲み物や歯ブラシタオルなどのアメニティも自販機で売ってました。

そういえばキャンプバックをこれまでのmont-bellの「ドライダッフル」からpatagoniaの「BLACK HOLE DUFFEL 55L」に変更しました。

変更理由は単純にへたってきたのと、容量がもう少し欲しいと感じていたからです。その容量ですが45L→55Lに増えました。

また「BLACK HOLE DUFFEL 55L」は直方体なので、容量以上に荷物がかなり入る印象です。バイクへどう固定するかは今後の宿題ですがこれから多用していきますー。

テントの設営後、コットとシュラフをテント内で展開しました。

シュラフについても冬用にmont-bellの「シームレス ダウンハガー900 #2」を追加購入してます。

快適温度が0度と謳っているシュラフなので、最低気温が13度と予報されている今回のキャンプではちょいオーバースペックな感じがしますが、寒いよりか全然ましです。

去年12月にキャンプした時は最低気温0度の中「ダウンハガー 800 #3(旧モデル)」をマット無しでコットに敷いて寝たので、厚着していても全然寒くてマジでやばかったです。何より「床冷え」がエグかったです。寒すぎて1時間毎に起きてました。

今回は面倒なのでタープを設営しなかったんですが、日中は良くても陽が落ちると天井が無いので光が反射せずテーブルの上の物が見えなくなります。これは失敗でした。

諸々設営後「道の駅 伊東マリンタウン」へ行って夜ご飯の買い出しへいきました。

ですがこれも失敗で、その地域の特産品を扱っている訳ではなく、お土産やレストランの店舗しか無かったです。

一応海鮮はありますが、野菜とかお肉はないので注意が必要です。

逆に言えば、お土産が欲しければココへ立ち寄れば間違いないですね。

足湯できるスペースがありましたが、結構ぬるめなので逆に湯冷めして寒くなりそうなのでつかるのは止めておきました。

2Fにあがると展望デッキがあり、そこからの景色はなかなかのもんです。

寒い日に食べるアイスクリーム。おいしい。

道の駅には目当ての商品が無かったので、近くのスーパーで諸々買い出しをしキャンプ場へ帰還。

晩酌用のワインと、つまみのスナック菓子とスペアリブ等々買いました。

友人が料理をしている間、私は焚き火にあたりながら寝たりボーとしてました。

まあなにもしないのもアレなのでパスタをゆでる位はしましたが、友人の性格的に一人で黙々と料理したい人なのであまり手出しするのはむしろ逆効果です。

という訳で「唐辛子入りやや辛トマトソースパスタ」と

ミネストローネの完成です。

冷えた体に唐辛子の辛さとスープが染み渡ります。美味しかったです。

続いて晩酌用にスペアリブを焼きます。

久しぶりにワインというかお酒を飲みましたが、やっぱり苦手ですわ。。。

気づけば予約していた「展望風呂(露天)」の時間になっていたので、敷地内の山道を下って向かいましたが、ほぼ整地されてなかったり穴が開いていたりするので足下をちゃんと確認しないと怪我します。

温泉入り口。

脱衣所。かごは4つあります。

コンセントは無いのでココでドライヤーは使えません。

シャワーは2つありシャンプーとボディソープがありました。

シャワーの温度調節はかなりシビアです。

湯船は横1.5m?縦1m?くらいで、大人4人は余裕で入れるサイズです。

源泉掛け流しで温度は45度ちょいあるので、適宜水で薄めておかないとアチアチです。

キャンプ場内に温泉があるのは魅力的なんですが、30分で1,000円の使用料ということや設備などを考慮すると、次行くことがあったらキャンプ場徒歩圏内の日帰り温泉を私は選ぶかといった感想です。

翌朝。

先述したとおりシュラフの性能に対して最低気温が高めだったので、下半身はペラペラのスエット(裸足)、上半身は肌着(ヒートテック極暖)という服装で寝ましたが、寒さで目が覚めることなく朝を迎える事ができました。

起床タイミングがちょうど日の出直前だったので、ちょっと移動して開けた場所へ移動した時ちょうど日の出を拝むことができました。

水平線上から昇る太陽。とても綺麗でした。

日の出を拝み、暫くしたのち友人と共に撤収開始。

前日に洗い物をしたり片しておいたのでそんなに時間はかからず。

朝ご飯については、徒歩15分くらいのところにある食堂「ふしみ食堂」で済ませました。

食堂へは海岸沿いを友人と駄弁りながら向かいました。

朝早くからサーフィンをしている人がいたり、カモメに餌やりをやっている人、いろんな人がいました。

とても良い景色でした。

ということで「ふしみ食堂」へ到着。

4人がけテーブルが3つあるこぢんまりとした食堂ですが、結構混雑していました。

私たちはタイミングが良かったので10分ほどで入店できましたが、次のグループは30分待ちと店員さんが言っていたのでそれなりに待つことを想定しておいた方が良いかもです。

私と友人ともに「地元ご飯定食」を注文。

写真からも伝わるかと思いますが、どれも文句無しに美味しかったです。オススメ。

食堂を後にし、寄り道しつつキャンプ場へ戻りチェックアウト。

そして自宅まで車で送ってもらいました。

車ってエアコンあるし、いっぱい荷物積めるし、ケツ痛くならないし、眠たくなったら寝れるしホント最高だなと思った反面、なんか物足りない感もあります。

というワケで、年末(もしかしたら年越し)ソロキャンプをしようかなと思った今日この頃です。

  • 宇佐美城山公園キャンプ場
  • ふしみ食堂

【バイク】冬に備えてRSタイチの「e-HEAT」のジャケットとグローブを買いました【RSU638、RST654】

どうもネトヲです。

ここ最近、ぐっと気温が下がったなと感じるのは朝起きるのが辛くなったところですね。

まだブランケット一枚でどうにかなってますが、あと一ヶ月もしたら毛布の出番かなと思います。

そうなってくると人によってはバイクを「冬眠」させるかもしれませんが、私は寒くてもバイクに乗っちゃうタイプの人間なので、毎年厚着をしまくって鼻水垂らしながら乗っているワケです。

今回ふとしたきっかけでRSタイチの電熱装備「e-HEAT」を知って、ジャケットとグローブを衝動買いしてしまいました。

バイク用電熱シリーズe-HEAT(eヒート) | タイチ公式サイト(RS TAICHI)

ライダーを寒さから守る電熱バイク用ウエア・グローブ「e-HEAT」は、車両バッテリーと専用モバイルバッテリーの2種類から給電が可能。優れた防寒性を発揮し、真冬の快適なライディングをサポートします。

というワケで紹介します。

RSP064 e-HEAT [eヒート] 7.2V充電器&バッテリーセット & RSP065 e-HEAT [eヒート] 7.2V専用バッテリー

e-ヒートはバッテリータイプと「バッ直」タイプの2つから選択出来ます。

今まで電熱装備を買ってこなかった理由として、バッ直しか無かったからなんですよね。

私の乗っている701 Supermotoは発電量が少ないらしく、グリップヒータですら装着しない方がいいとディーラーの方から言われています。

先述した通りe-ヒートは専用品が必要ですがバッテリーからも給電できるんですよね。

今回は充電器+バッテリー2セット(RSP064)に加え、バッテリー(RSP065)を2個バラで買いました。

専用品ということで、ぼったくり価格で使い回しもできないのがアレですが、まあしゃーなしです。

5000mAhなのか4500mAhなのかよう分かりませんが、5000mAhのモバイルバッテリーは2000円もしないですからね。やっぱ高い。

7.2VのトリガーケーブルがAmazonに有ったので、手持ちのモバイルバッテリーから給電するのも出来そうですね。

でも製品評価技術基盤機構(NITE)から急増!非純正リチウムイオンバッテリーの事故
~実態を知り、事故を防ぎましょう~
というアナウンスが出ている通り、リチウムイオン電池ってエネルギー密度が高く、扱いをミスると普通に発火するのでやらないですが。

充電はコンセント直差しで、2つの充電器で最大2個バッテリーが充電出来ます。

充電中は赤色、充電完了は緑色に光るインジケーターがあるので、パチモンにありがちない「いつ充電が終わったか分からない」はないです。

RST654 e-HEAT [eヒート] アームド グローブ

試着せず適当に買ったのでサイズ感とか届くまでちょっと心配でしたが、気持ち大きめな感じがしますがまあ許容範囲でした。

RST654を着けてみて感じたのは「ああ、これが冬用グローブ」かと。

私自身、バイク用の冬用のグローブは持ってないので今回が初なワケですが、スキー用のグローブと着けた感覚は同じです。

バッテリーは手掌部にあるポケットにぶち込むんですが、想像以上にバッテリーが大きく着けていて気になります。

バイクに乗ってない時に被るヘルメットは重く感じるように、多分本グローブについても乗っている時は気にならないのかなと思いますが、これは誤算でした。

電熱ON/OFFは甲にあるボタンで操作できますが、いちいち長押ししないといけないのと電源OFFにした時の「発熱レベル」を記憶してくれないので、そこがどうにかならんのかなと思います。

肝心の電熱性能ですが、甲から指先まで暖かくなるのでかなり期待出来そうです。

ただ発熱レベルを最弱の緑(エコノミー)にすると日中の室内でも物足りない感があります。エコノミーは「あるだけまし」状態です。

バッテリー持ちにについてはエコノミーで7時間、ノーマルで4時間30分と、よほど一日ずっと寒くて一日ずっとバイクに乗ってなければギリノーマルで運用出来そうだなと思います。

個人的にはエコノミーとノーマルの間がほしいですね。ハイパワーとの差を感じづらいです。

RSU638 e-HEAT [eヒート] フリース インナーパーカ

これについても電熱OFFでもそれなりに暖かさを感じます。

パーカーの他にインナージャケット(RSU637)もあるんですが、いかにもバイク用って感じがしてあんまり好みじゃないんですよね。発熱箇所は同じですが防風素材でできているので多分ジャケットの方がより暖かく感じるでしょうが。

今回はMサイズを選択しましたが、袖が短いくせにお腹周りの空間には余裕があって密着度は低めです。

多分低温やけど防止だと思いますが、とは言えある程度肌と密着してくれないと暖かさを感じられないというのも事実なので、試着した方がいいです。私みたいに試着せずポチると失敗するかもです。

肝心の電熱性能ですが背中と肩が発熱します。「腕も発熱しれくれればいいのに」と正直思います。

ただ、グローブと同様に発熱レベルを最弱の緑(エコノミー)にすると日中の室内でも物足りない感があります。まあ、肌と密着させるとそれなりに暖かさを感じますのでパーカーの上にパツパツの服を着れば良いかなと思います。

バッテリーは表のマフポケットに入れます。

バッテリーを入れてしまうと、普通のポケットとして使えなくなる(スペースが無いということではなく)のでマフポケットは有ってないようなものと考えた方がいいです。

バッテリー持ちについては2個で最大14時間持つそうですが、先述したとおり「エコノミー」は微妙なので私は「ノーマル」で使用することになりそうです。

…と思いましたが、グローブを「ノーマル」で運用するなら、パーカーは「ハイパワー」にしても先にグローブのバッテリーが無くなると考えると、「ハイパワー」で良いような気がします。

着てみた感じでは、まあ普通にこの格好で街中をブラついても目立つことの無いかなというところでしょうか。さすがRSタイチ。コ○ネとは違うぜ。

最後に

というわけで今回は、冬に備えてRSタイチの「e-HEAT」のジャケットとグローブを買ったという報告でした。

本当は実際に装備してバイクに乗ってみたとき感想を入れようかなと思ったんですが、明日日曜日はあいにくの天気で暫くバイクに乗れそうにありません。

使用感については「追記」という形で追記いたしますのでしばしお待ちください。

そういえばYouTubeの方では報告しましたが、ワタクシ、バイクを増車しました。

【motoVlog】#10 増車の話をしながら絶景スポットへ向かう #701supermoto #モトブログ

どうもネトヲです。 前回、Dax125をレンタルし「コレ良いじゃん」となり、本格的にバイクを増車することを検討しているワケですが、色々考えすぎて迷ってしまいました。 今回はそんなどうでもいい話をする回です。というかどうでも良い話をするのがモトブログですよね。 ワタシのブログ↓ 【愚痴】財布とスマホを道路に落とし、人生で最も最悪なツーリングになったけど新しい出会いもあった …

納車日が待ち遠しいです。