【日本三霊山ラリー2025】#4 地獄のDAY1(静岡→岐阜)

どうもネトヲです。

ということで、色々準備してきた「日本三霊山ラリー2025」ですが、ようやく開催日を迎えました。

ブログの記事としてはDAY1とDAY2の2本立てになる想定です。

今回はDAY1となります。

【日本三霊山ラリー2025】#3 ルート(立ち寄り地点)決め

決意の朝

実は私、スタート地点である富士山御殿場口新5合目近くの「ホテルルートイン長泉沼津インター第2」に前泊しました。

有休を取得していたので仕事はなかったものの、飼っているインコを寝かしてから二泊三日分の餌を準備したこともありホテルについたのは夜20時前。

若干雨が降っていましたがほぼ無視出来るレベルで、気温も若干寒さを感じる程度で、幸先の良いスタートだなと感じました。

最後まで悩んだヘルメットはオフヘルVFX-WRにしました。

この選択が吉と出るか凶と出るか。

そして、ビジホに泊まると発動する「食べ物いっぱい買ったろ」にて、食べきれない程の量の夕ご飯を近くのびっくりドンキーで注文してしまったのですが、なんとか腹に突っ込みました。

そして翌朝。開催日当日。

天気はというと…

はい。雨予報です。試練の始まりです。

ホテルからスタート地点までおよそ45分程度なのですが、お腹の調子が良くなく、ホテルを出たのが6時15分と、開催時間の6時30分に明らかに間に合わないものの、だからと言って参加資格を失うわけではないので焦らずまたーりいきます。

ホテルを出て3秒で高速にアクセスできるのはありがたい。

出てすぐは雨が降ってなかったものの、スタート地点に近づくにつれて雨が降ってきて、急いでカッパを装着。

気づいた頃には、志を同じくするライダーの列が大名行列のごとく続き、一般人からしたら「このクソ雨の中こいつらは何をやってるんだ」と思われるであろう異様な光景です。

富士山御殿場口新五合目に到着すると、ボランティアの方の誘導を受けて第2駐車場の方に駐輪しました。

第3駐車場にメイン会場が設営されているのですが、そっちがいっぱいになると第2の方に誘導されるようですね。まあそんなに距離が離れてないのでどっちでも良いと思いますね。

バイクを駐輪したらとりあえずトイレへ。

大便器が1個しかないので色々注意です。はい。

START:富士山御殿場口新五合目

メイン会場に着いたら受付を実施します。

ゼッケン番号を伝えるとポカリとカロリーメイト、そしてSPY×FAMILYのステラを彷彿とさせる「☆」のシールをもらえます。実は「リストバンド」を忘れたのですが、提示を求められなかったので一安心。

本来はゼッケンに貼るらしいですがガン無視。だって濡れて両面テープ剥がせないしどっかに飛んで行きそうなんだもの。

この☆は関所とかでも入手できるらしいのですが、私はそれをガン無視したことで、ゴール目前にして「☆が足りないと完走条件を満たせないのでは」と考え言い訳を考えていました。

が、その必要はないので安心してください(結局☆の意味が分からぬまま終わった)。

メイン会場ではルール説明や質問コーナ、来年も開催するよ、的な話をしていました。

正直は心情としては「この天気だからはよスタートさせてくれ」と思っていました。すみません。

メイン会場でのイベント一式がおわったら、各々バイクの所に戻ってスタートの出発の準備をします。

イベント内容の詳細については公式HPを参照してください。

10/11(土)富士山御殿場口新五合目スタートイベントについて|日本三霊山ラリー2025

日本三霊山ラリー2025 10月11日(土)スタートイベントの詳細について。集合場所、スタート時間と形式についてなどを詳しくご案内します。

ちなみにスタート順はゼッケン番号順ではなく到着順です。一秒でも早くスタートしたい方は早めに会場入りした方がいいですね。

みんなどんなバイクで参加しているのかなと気になって辺りを見渡すと、大型アドベンチャーが5割、ネイキッド2割、アメリカン1割、オフ車1割、その他1割といった感じで、車種でいうと圧倒的にGSおじさんが多い印象です。

私の701SMも一応大型なんですが、周りのバイクがデカすぎて250ccのバイクに見えますね。

あと、大なり小なりの違いはあれどスクリーンを付けていますね。私は…

1台くらいガチのrally kitを装備したKTMの690 ENDURO Rがいるかなと思ったのですが、私が見た限りではおらず。というかLC4のバイクはいなかったような。

ただ、オフヘルを被っている変態さんはごく少数ですがいました。

そして待つこと20分強、出走しました。

(ゴーグルが曇って視界10m位だった)

静岡県編

雨の中、スリップしないよう気をつけながらバイクをぶっ飛ばし富士山を後に。

この忌まわしき「グルービング工法」の道路。路面の凸凹も相まってマジで怖い。

雨も強いので、事前に想定していた立ち寄りスポット全て回るのは無理だな、と感じながらバイクを走らせてました。

SWP:富士山本宮浅間大社

約半年ぶりの訪問です。いつもお世話になっております。

地理的にもポイント的にも恐らく99.9%のラリー参加者が立ち寄ったであろう場所で、Xを見ると「バイク乗りがやたら多くいた」だの目撃情報がめちゃくちゃポストされていました。

私の次にスタートした初老のGSおじさんと軽く談笑したあと、次の立ち寄りスポットへ向かいました。

あと、ナビ用スマホとして使っていたBALMUDA Phoneが水没して死んだので、予備として持ってきたXperiaに急遽変更しました(Xperiaを持ってきて本当によかった)。

WP:水魚市場 河岸の市 いちば館

事前に駐輪場を調べていたのですが、雨の中確認するのが面倒になって付近の駐車上にしれっと止めてチェックインだけして退散。雨最悪。

WP:三保松原

晴れていれば海岸線上に浮かぶ富士山が見れるということで、景勝地として有名な場所らしいです。

晴れていればですが。

駐車上横に「神の道」があるんですが、まさかの右側通行。

左側通行になれた日本人には”違和感が仕事”しますね。

メインディッシュの三保松原はどうかというと…

はい。

どうでもいいですが何処行っても外国人旅行者がいますよね。

パカケーこと折りたたみスマホを持った金持ちそうな中国人の方がいっぱいいました。

WP:日本平公園 東展望台

道中「日本平パークウェイ」を通ったのですが、晴れていれば気持ちの良いワインディングロードなんだろうなと思いつつ、滑らないよう注意を払いながら慎重に走りました。

本当はこのまま久能山東照宮へ行く予定でしたがスルー。

この時あたりから1~5mm程度の雨が断続的に降り始め、早くもしんどくなってきます。

WP:蓬莱橋

蓬莱橋へ向かう道中、10mmは降っているレベルの土砂降りに遭遇し、高架橋下で休憩。

この時点でブーツが水没、カッパも完全に機能を失い、ただの重たい服と化しました。

雨雲レーダーを見ても雨が止むこともなく、この後岐阜県の白川村に行くため4時間高速をぶっ続けで走ることを考えると、頭によぎったのは「リタイア」。

時刻はまだ11時前なので、まだ余裕で自宅(東京)に戻れるなと心が折れそうになりました。

しかし、ここで諦めたら、来月に控えたWorkshopでの講演もなんか上手くいかない気がすると気持ちを高ぶらせてなんとか蓬莱橋に到着。

ただ、ちょっとした階段を登る気力すらなく、下から見ただけで終了。

滞在時間3分です。

SWP:渚の交流館

静岡県最後の立ち寄りスポットは渚の交流館となりました。

本当はここでしらす丼をたべてパワーチャージし、浜松方面に走って「潮見ビーチ」まで行く予定でしたが、とにかく全身ずぶ濡れでなにもやる気がしない。

朝から何も食べてないんですが、それでも昼食を取るくらいならその時間を走る時間にあてて1秒でも早く宿で休みたい、そんな気持ちだったので、ポイントをゲットしただけで退散。

岐阜県編(1/2)

東海北陸自動車道

渚の交流館を後にし、そこから一気に宿泊地である「白川郷 お宿 すみれ荘」を目指しました。

もうアクションカムを起動する気も起きないレベルの疲労と寒気、そしてヘルメットとゴーグルの間を突き刺すように貫通してくる雨粒。オフヘルを被ってきたことをものすごく後悔。

何度も心が折れてリタイアしたいと思いましたが、「これから自宅に帰る方が時間がかかる」というネガティブな理由でなんとか精神を保って、雨の中、4時間300km走りました。

何度もスマホに表示された到着予想時間と現在時刻を照らし合わせ、「まだ1分しか経ってない」「まだ3時間も走んないといけない」と絶望してました。

東海北陸自動車道には沢山トンネルがあるのですが、これほどまでにトンネルがありがたいと思ったことはいですね。雨風をしのげて暖かいのでまさにオアシスです。

特に飛驒トンネルは10km長と非常に長いことから、走っているうちに走行風で濡れていたジャケットやズボンがほぼ乾きました。

そして白川郷ICに着いた時、いろんな気持ちが込み上がってきて、両手でガッツポーズ。

この頃には雨もやんでいて、私を歓迎してくれているようでした。

若干迷いましたが、無事すみれ荘に到着。

雨の中、701SMお疲れさま。

すみれ荘

館内は居心地の良い落ち着いた雰囲気。

いわゆる大浴場はないですが、館内に交代制の浴室があり「空いていたら使ってOK」ということで、部屋で色々としていたら内線電話で「風呂空いたよ」と連絡があり、一目散に入浴しました。

名前は忘れましたが、近くに銭湯だか温泉があってそちらへ入浴する方が殆どで、そっち行くなら部屋のタオルを持参すると割引されるよ、とのことでしたが、疲労困憊した私にはそんな元気はありません。

入浴後ありとあらゆる方法で、濡れた衣類とヘルメット、そしてブーツを乾かしました。

結局ブーツは8割くらいしか乾かなかったですが、靴下へ染みてくることはない程度になったので十分です。

白川郷は1回は行ってみたいな、と思っていたのですが、その理由がコレ。

そう「ひぐらしのなく頃に」、通称”ひぐらし”の聖地だからなんですよね。

本格的にアニメを見始めてしばらく経った頃に、鬱アニメの金字塔ともいえるひぐらしを見て、王道アニメしか見てこなかった私にとって衝撃ではありつつ、なんか変にハマってエルフェンリート等のやばめの作品の作者である岡本倫氏のアニメを見始めたきっかけだったりします。

あれやこれやしているうちに夕食の時間に。

昨晩のびっくりドンキーぶりの食事ということも相まって、全部が美味しく、ものの10分足らずで完食。ちゃんと味わって食べればよかったなと反省。

部屋に戻ったらソシャゲ「魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra」に最近実装されたAR機能で遊びました。

ゆいかおりが特別好きなわけではないですが、二葉さなとレナカスがお気に入り。

もちろん鹿目まどかも好きです。

いまのところスキンが魔法少女姿しかないですが、私服姿が解禁されようもんならさらにドキドキしそう。

久しぶりにテレビを見たり、明日の天気やルートを確認したのち、21時には就寝。

DAY1まとめ

ということでDAY1が終了し、静岡県のSWPに2箇所立ち寄りとりあえずノルマは達成し、WPも3箇所と、自分としては十分な程度にはポイントを獲得できたかなと思います。

DAY1は終始雨との戦いで、自分の雨対策の不十分さが露呈したツーリングとなりましたが、持ち前の体力でなんとか目的地までたどり着くことが出来ました。

次回はDAY2(岐阜→富山→石川)となります。

【日本三霊山ラリー2025】#5 歓喜のDAY2(岐阜→富山→金沢)

投稿者 nekoponti

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