私は「有期研究技術員」という1年毎に契約を更新していく、かっこつければプロ野球選手、実のところは非常に不安定な働き方をしています。
で、先日、ソレ関係の面談があったのですが、頭の体操を兼ねて普段仕事で使っているSlackのやり取りを見ていき前回の面談から1年間どんな仕事をしていたセルフ振り返りしていました。
この1年は「全方位戦略」をとったことで、いろんな業務に頭を突っ込んで自分で自分の首を絞める立ち回りをしていたなぁと感じる一方で、それでも破断することなくやってこれたのは周囲のおかげもありつつ、降ってきた仕事やメッセージに対して即対応することでタスクをため込まずすぐ消化できたのが大きいのだろうと思います。
面談ではセルフ振り返りを踏まえていろいろとしゃべって、最後に号給(お賃金)のアップをしれっとお願いしました。どうなることやら。
そこでふと、自分の市場価値が知りたくなりひさーしぶりに転職サービスを使ってみたという話です。
転職サービス選定
この人材不足のご時世を反映してか、星の数ほど転職サービスが存在し、何を使っていいのか迷いました。
とりあえずGoogleで「転職」でググって検索結果を見ていって
ITに特化した転職支援サービス
を謳っている「Geekly(https://www.geekly.co.jp/)」を使ってみました。
Geekly
これは利用するに会員登録が必要なので、嫌なんですが個人情報を色々と入力し
「転職希望時期をご入力ください。」
という項目に対しては「情報収集したい」としました
登録が終わると、速攻で電話がかかってきたので無視したらSMSで「対面で面談したいから希望日を出せ」的なメッセージが来ました。
個人的には電話は便利な一方で正確に用件を伝えるのには不向きだと思っていて、急ぎの用件やしょーもない用件以外で電話をする時は、話したい内容をメールで先方に送ってから電話するスタイルとしています。
なので、いきなり電話をかけてきたGeeklyは速攻で退会をしました。
転職エージェントサービスにおいてはコレがデフォなのかもしれませんが、まあそんなの知ったことか。
type
続いてtype(https://type.jp/)を使ってみました。
typeは「マイナビ転職」や「リクナビネクスト」的な感じで、山ほどある求人からいろんなフィルタをかけて自分の条件に合致する求人を見つけ出すのが基本的な使い方かなと思います。
ネットショッピング的な感覚でポチポチできるので個人的にはコッチの方が好きなのと、typeを使用している求職者は2,30代が多いというデータもあったので、早速利用登録してみることに。
typeには「スカウト」「オファー」「いいね」という企業側から求職者へアプローチするメッセージ機能があり、これも決め手の一つとなります。
メッセージの8割超がしょーもない求人
登録するやいなや有象無象のしょーもない求人を引き下げた企業からめちゃくちゃメッセージが届くようになりました。
8割以上が
- 未経験OK
- 充実の研修
- 平均で○○○万以上年収UP
- 志望動機・自己PR不要
- 案件選択自由化
などの釣り針だけはやたら豪華な求人を送ってくるんですよね。
SESをさも「半フリーランスランス」的なうたい文句にした求人が本当に多いです。
あとは「アナタの職務履歴書を見ました!」というタイトルで、本文はテンプレ文そのままという「お前絶対適当にメッセージ送ってるだろ」というのも紛れています。
で、その手のふざけた求人には共通点があります。
それはサムネが
- 生き生きとした人間
- 情に訴えかける魅力的なメッセージ
- でも会社名は書かない

を全て満たすということです。
では大手企業代表、MSさんはどうかと言うと

こんな感じで、サムネイルが”企業ロゴ、ペタw”という非常にシンプルな物となっています。
これは別にMSだけではありません。誰もが知っている大手企業はみんなこんなサムネです。
結局、ネームバリューだけで求職者を呼び込めるので手を加える必要がないんですよね。Yotubeに無断転載されたTV番組的なアレと同じです。カスタムサムネを設定してないのにやたら再生回数が多いでしょ。
転職サービスで恋愛強者の気持ちを追体験
有象無象のメッセージは誰にでも送られてくるものですが、それに紛れて明らかに異彩を放つメッセージが紛れていました。
それらは私が5年前、転職サービスを利用していた時には決して来なかった超大手SIerや不動産会社、通信キャリアからのスカウトです。
スカウトの他にもいいねも結構ついていて、例えは良くないですがマッチングアプリにおける「強男」の気持ちがよく分かりました。
ただし、そのメッセージの7割が
【オープンポジション】非公開求人/公開前新規求人に登録しませんか?
—————————————
◆リモートワークOK
◆フレックスタイム制(コアタイム10:00~15:00)
◆完全週休2日(土日)
—————————————
様
突然のメール失礼いたします。
株式会社○○
type採用事務局です。
株式会社○○の【ポジションマッチ】にご登録いただきたいと思いご連絡いたしました。
ポジションマッチとは、企業の「非公開求人/公開前新規求人に登録する事ができる」サービスです。
ご登録いただけますと、 様にご活躍いただけそうなポジションが出てきた場合に、
ご紹介することが可能です。
という、企業の採用担当からではなく、採用を代行しているtypeから送られてきたものでした。
「なんだ、メッセージが来ようが来まいが結局、求人ページから応募することに変わりないからそこに何も差は無いじゃん」と思ったのですが、それは恐らく違います。
まず、スカウトメッセージの後ろには応募フォームへと遷移するボタンがあります。

このURLを見ていくと
https://type.jp/entry/confirm_simple/115xxxx/?type=SCOUTENTRY&mid=2666xxxxx&pathway=xx
となっています。
では、同じ求人でスカウトメッセージからではなく、求人ページから応募フォームへと遷移するボタンのURLはどうかというと

https://type.jp/entry/confirm_simple/115xxxx/?pathway=xx&type=SCOUTENTRY
でした。
一方で、スカウトメッセージが来ていない求人ページの応募フォームのURLはどうかというと
https://type.jp/entry/confirm_simple/102xxxx/?pathway=8
でした。
これより、読んで字の如く、スカウトメッセージが来た求人については応募フォームのURLに「type=SCOUTENTRY」というパラメータを付与してシステム側でなんらかの処理をしていると考えることが出来ます。
なので、type採用事務局から来たスカウトメッセージとはいえ、なんらかのインセンティブがあると思われます。
ちなみに「mid=」はMessage IDの略だと思われ、どのメッセージに対しての応募かどうかを判別するのに使っていると思います。
(スカウトメッセージが来てない求人ページのURLのパラメータに「type=SCOUTENTRY」を付けるとどうなるんですかね、まあ絶対にやらんしやっちゃいけないよ)
まとめ
という訳で自分の市場価値をしるために転職サービスを使ってみたという話でした。
最後の方は脱線しましたが、結果として想定よりもだいぶいいな、というのが本音であり、仮に有期雇用契約が終わっても食いっぱぐれはなく、今以上に良い待遇で働ける可能性があるなと感じました。
とは言え、まだ今職場でやり残したこと恩義もあるので「御恩と奉公」的な感じで、しばらくは業務に邁進したいと思います。

