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【ツーリング】バイクで冬季の大菩薩ライン(国道411号線)へ行ってはいけない(戒め)

どうもネトヲです。

本日1月13日(月)は、成人の日ということで、三連休最終日でした。

私は今28歳なので8年前に成人式があったわけですが、本当は行きたくなかったんですよねぇ。親孝行だと思って頑張って参加して、速攻帰りましたが。

まあ昔の話はともかくとして、今日は天気がよかったのでGSX-S750(S750)でツーリングしてきました。

ちなみに、昨日は701 Supermoto(701SM)に乗って「プリマベーラ」さんへ行ってきました。

プリマベーラさんは、財布を落とした事で縁が出来たNUDA900R乗りのオーナーさんが経営されている素敵なイタリア料理店です。

【愚痴】財布とスマホを道路に落とし、人生で最も最悪なツーリングになったけど新しい出会いもあった

前菜のピリ辛ソーセージくんと紅茶。冷えた体に染みる...

メインは桜エビのリゾット。優しい口あたりとシンプルな味付けで暴飲暴食していた私にぴったりな料理。上に乗っているなぞ野菜もクセがなくて美味しかったです。

テイクアウトでピザを注文したんですが、外箱の大きさがHusqvarna純正リアバックとジャストフィット。頑張れば3箱くらい入りそうなので701SMでもピザのデリバリー対応可能です!

まあそんなわけで「ちゃんと701SMも乗ってますよ」という報告でした。半年点検(1年半)もちゃんとディーラでやってもらってます。

本題に戻ります。

10時頃にバイクコンテナを出て、青梅街道を走ります。

今日は正月休み翌週でさらに連休最終日というせいか、比較的道は空いていた印象です。

S750は低回転域のトルクモリモリで乗りやすくて楽しいですねぇ。

ついこないだ前は「単気筒にあらずんばバイクにあらず」だったワタシ、4気筒大好きマンに路線変更。

いつもはドライバー、ライダー、チャリダーで溢れ変えている「セブン-イレブン 奥多摩古里店」も今日は閑散としました。あ、カブ乗りおっちゃんらはちゃんといました。

奥多摩湖へ向かう道は完全ドライで凍結箇所無し。

交通量は少なく、日向に入ればそれなりに暖かいので「富士山の見える展望台」までいけるかも、と思いました。

ただ道路は融雪剤だらけで、完全に溶けてるならまだしも結構粒が残っている物もあったりして、それが砂利の上を走っているのと同じ感覚になり、特に車体を傾けた時は怖かったです。

休憩のため立ち寄った「大麦代駐車場」もご覧の通り、バイクが1台止まっているだけ。

まあ、凍結してなくとも融雪剤だらけの道、走りたくないですよぇ。わかります。

ご覧の通りの天気だったので、奥多摩湖に沿って走る道路は走っていて気持ちよかったです。

「峰谷橋」通過。橋の上で釣りをしているおっちゃんはいませんね。

国道139号線に繋がる深山橋は通らずそのまま直進。ここから先は交通量が途端に少なくなりました。

納車されてからずっとトラクションコントロールの介入度を最大にしてますが、今日みたいに路面温度が低いところを走る場合は、それを知らせるインジケーターがいつにも増して点滅します。

「トラコンが無いバイクに乗っていたらカーブでスリップしていたな」と思う場面が何回もあり、自分のライテクではABSとトラコンは必須だなと再認識しましたね。

どっかのブログにも書いてありましたが「道の駅 たばやま」まではバイクでも難なくいけるんですが、問題はこの先からでぐんぐんと標高が上がっていくような、いわゆるワインディングロードなので、走る程に気温がぐっと落ちてきます。

たまらなくなり電熱装備のスイッチを入れたのもつかの間、徐々に道ばたに雪らしき物体が現れるようになります。

落合口駐車場あたりになると、気温が氷点下まで落ちていて、道路の両脇、なんなら轍の一部も凍結していました。

このあたりから後ろを走っていてゴルフがあからさまに車間を空けるようにw

一日の中で最も気温が高いであろう昼過ぎでコレなので、早朝や夕方は道路一面ガチガチに凍っているでしょうね。

この写真の通り、融雪剤が溶けた後なのか凍結しているのかぱっと見でわからないので、ワタシと同じバカな前を走るバイク乗りの軌跡をトレースしながら走ります。

「生きた心地がしない」というのはこのことだなと身をもって感じました。

路面と睨めっこし凍結してない箇所を見つけ走行ラインを見つけ出す作業は、林道を走る時と似てますね。セローで野山を駆けまわっていた経験が少しばかり活きているかもです。

普段は「滑りそうで怖いな」と感じるグルービング工法な道路も今日は恐怖心は全くなく、むしろ頼もしいすらあります。今回のツーリングで苦手を克服したかもです。やったぜ。

こんな道路をバイクで走ったところで名誉もお金も何も得られない、それでも走り続ける”私たち”はバカですね。

ということでやっとこさ目的地へ到着。

雪化粧した富士山を独り占め。

ここまで来た甲斐がありました。

S750くんお疲れさま。帰りもよろしくね。

...という願いが叶い、何事もなく下界まで降りることができました。

んで、帰り道に寄り道をしてきまして、

塩まみれのS750を洗車しました。

洗車用具を一切持ち合わせてないのでスポンジとタオルを現地調達(よく見たらワックス用スポンジで草)。

泡まみれになるS750くん。

先述の通りなので、できる範囲で洗車と水拭きをして、ベースキャンプでワックスを塗りたぐってやりました。

次のツーリングはおとなしく街乗りしようと思います。