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今回はEPSON製のノートPC「Endeavor NA610E」を半年使ってみた感想を書いていきます。
結論から申し上げますが、今すぐにでもリプレース(買い替え)したいレベルで後悔しています。
自分で言うのもアレですが、よくこのPCで仕事しているなと思います。
致命的だと感じた6つの不満点
不満点1:非常に品質の悪いタッチパッド

最も私が不満に思っているのがタッチパッドです。
指の動きに対して0.2秒程度遅延してマウスカーソルが動くため、非常にストレスが溜まります。
この感覚、伝わりますでしょうかねぇ。。いや伝われ。
そして、細かい指のニュアンスを”初動”では読み取ってくれないため、操作する際は大げさにカーソルを動かして「これから動かすからな、いいか」とPCに伝える必要があります。
また、タイピング中に自然と親指の付け根がタッチパッドに触れてしまう瞬間があるのですが、普段は鈍感なタッチパッドがこういう時だけここぞとばかりに敏感に反応します。

結果、あっちこっちにカーソルが飛んで行き、訳のわからないところに文字が挿入されています。
さらに、物理ボタンのないタッチパッドであることから単純に使いづらいです。
押し込むことでクリックはできるものの、特に右クリックの感度が非常に悪く、左下部を射貫くように突かないと反応しません。
左側の中央あたりを押しても、クリック感があるのに無反応です。

極めつけに、タッチパッド用のユーティリティが一切入っておらずカスタマイズ機能がありませんし、EPSON公式からのドライバー配布もありません。
これまでに展示品や仕事等で数百台以上ノートパソコンをさわってきましたが、こんなにストレスが溜まるタッチパッドは初めてです。率直に言って致命的に品質が低い。
補足ですが、外付けのマウスを使うと遅延は全く感じられず快適に使えます。ディスプレイのリフレッシュレートが原因という指摘は不要です。
不満点2:全然持たないバッテリー

Teamsの会議を1時間行いました。画面共有やオーディオの入出力は無し、輝度は1/5で電源プランは「トップクラスの電源効率」という状態です。
これでバッテリーが2割(正確には24%位)減りました。
ありとあらゆる省電力設定を行った上でこのバッテリー持ちなのでまともに運用できません。
会議が2時間、3時間と連続することもある中、この頼りないバッテリーでは心もとないのでACアダプタを持参するようになりました。
このPCのアイデンテテーである着脱可能バッテリーを使えばいいという声もあると思いますし、実際に私も予備バッテリーを所有しております。

しかし、バッテリーを交換するためには作業を中断してシャットダウンする必要があるわけで、はたしてそれを会議中に出来るでしょうか。そして、仮にそれが出来たとして単純に荷物も増えますよね。
私は予備バッテリーを持ち運ぶのをやめました。
不満点3:突然動き出す爆音ファン

これは何度も何度も何度も何度も悩まされていますが、突然ファンが爆音になります。
突拍子もなく突然発生するわけで、これまでの使用状況を整理すると「充電中」かつ電源プランが「バランス」または「最適なパフォーマンス」の時に発生することが分かりました。
起動直後やセキュリティソフトのスキャン中、重たい作業中というわけでもありません。
なんなら何のソフトも起動していない状態でも、上記の条件を満たしていると完全ランダムでファンが爆音になります。
これで会議中に何度も悪目立ちして恥をかきました。
そのたびに充電ケーブルを抜いて、静かになるまで放置し、バッテリーが減っていくという理不尽な運用を繰り返しています。本当に勘弁してほしいです。
爆音になる度にタスクマネージャを確認していますが、CPUリソースを食っているプロセスは全く見当たらずマジで謎です。Windowsアップデートもしてません。不快です。許さない。投げ捨てたくなる。
不満点4:動作モッサリ

前回の記事でCPUベンチマークを計測し、本来の性能の半分も出ていないことが判明しました。
しかしベンチマーク結果よりも大事なのは実使用でサクサク動作するかどうかです。
残念ながらこのPCは、電源プランを何にしても充電中でもなにもかもモッサリしています。
アプリの立ち上げ、動画再生、各種アップデート、メモ帳への文字入力などなにもかもです。
N100搭載のミニPCの方がよほどキビキビ動作しています。
会議中に「あの資料だして」と言われた際も、PCの動作がすべてモッサリしているせいで、自分自身がもたついているように見えてしまい非常に不快です。
不満点5:シビアすぎる充電条件

出先で充電しようと思い、同僚が使っていたMacBook純正の充電ケーブルを借りたことがあるのですが、一向に充電されませんでした。どうやらこのPCはケーブルを選ぶらしいです。
言わずもがな他のWindows PCでは普通に充電可能です。
さらに、65W出力ができるACアダプターでないと充電不可という仕様です。シャットダウン時であっても、65W出力がないと充電を受け付けてくれません。
ここで注意なのが65W出力対応のアダプターでも2ポート搭載で出力が分配されるタイプ。
たとえは片方に5V/1A程度の適当な機器を繋いでいる状態で、もう片方の空きポートにこのPCを繋いでも5Wパクられているので待てども暮らせども充電されません。
確かに純正充電器を使えやというのはその通りです。が、そうであるならUSB-Cではなく充電専用端子を用意してそこからでしか充電できなくしてくれ。
USB-PDの相性問題なんて気にしたことないから、これまで出先でPD対応充電器あるということであればACアダプタ諸々置いておくスタイルだったのですが、相性問題のせいでACアダプタを持参することにしてます。バッテリー持ちがよければいいんですかねぇ。はあ。
NA610Eの数少ない良い点
ここまでやたらけなしてきましたが、良い点も述べます。
満足点1:唯一無二のEPSON製である

社内外の仕事相手のエンジニアのパソコンを幾度となく見てきましたが、EPSONを使っている人は0人です(だからこそEPSONを選んだのですが使ってみて「これは売れねぇわ」とよく分かりました)。
希少価値というか、誰とも被りたくないという思想をお持ちの方にとっては所有する価値のあるパソコンだと思います。(そのためにあらゆるカルマを背負う必要がありますが)
満足点2:液晶が16:10

ここ2、3年のモバイルPCにおいて、16:9の液晶から16:10へと置き換わっている印象ですが、その理由は使ってみればわかります。
ブラウジングもビジネスソフトも、なにもかもが使い勝手がよくなります。縦方向の大きさって重要なんだなと実感した今日この頃です。
まとめ:一刻も早く別のPCにリプレースしたい
今回はEPSON Endeavor NA610Eについて、半年あまり使った感想を書き殴ってきました。
再三申し上げているとおり、特にタッチパッドに代表されるインターフェース部分の使い勝手が最悪で、NA610Eの前に使っていた11世代CPU富士通のLIFEBOOKの方が何もかも快適です。
本当に選んで後悔しているし、一刻も早く別のPCにリプレースしたいです。
開発陣に対し、他メーカーのPCと比較した上で、この仕様で本当に使いやすいのか問い質してみたい気持ちがあります。なんなら貴方ら普段使いしているでしょ。
なぜEPSONがノートパソコン市場でシェアを取れないのか、誰もつかってないのか、その理由は開発者が一番分かっているはずです。
メーカーの提供を受けずに本音を書き殴った記事が皆無のため、本ブログが悪目立ちしているかもしれませんが、ユーザーのリアルな声として次期モデルの改善に繋げてほしいと切に願います。
私は二度とEPSONのPCを買いませんが、今後購入するであろうユーザーに向けて是正されていくことを少し期待しつつ〆の言葉とさせていただきます。
