どうもこんにちはネトヲです。
ちょうど去年の今頃、701 Supermoto(以下、701SM)が納車された訳ですが、それはつまり1年点検がやってきたことを意味します。
ということで、寒空の下バイクに乗り、お世話になっているハスクバーナ・モーターサイクルズ 府中へ行ってきました。
701SMの現状
点検に出す前の701SMの現状については以下になります。
走行距離
ODOメータ上は4,374kmでした。

基本的にバイクは普段の足としては使わず、95%位はツーリングでの使用で約4,400kmな訳ですが、結構忙しかった割にはよく走った方かなと思いますネ。
2016年と古いデータで恐縮ですが、こちらのサイトでは年間走行距離として「1,000~5,000km」と答えたライダーが最も多く全体の3割を占めいていました。
ということで、私の701SMの走行距離は多くもなく少なくもない、いわば「およそ一般的なライダー」だと言えそうです。
タイヤ
701SMは純正で「ContiAttack SM EVO」というハイグリップタイヤを履いています。
んで、薄々気づいてはいたんですが…

フロントタイヤはスリップサインが出ていました。
元々そんなに溝が深いタイヤではなかったんですが、それにしても5,000km経たずしてここまで減っているとは…
一方リアタイヤは

フロントタイヤの倍くらい溝が残ってました。
一般的にハイパワーなバイクほど、リアタイヤの方が減りやすい傾向にあり、701SMのエンジンパワーを考えるとその範疇内だと思います。
また雑誌「Motorcyclist」2023年3月号にて兄弟車であるGASGAS SM700のインプレ記事が掲載されているんですが(非常に参考になる)その中で
SM700の場合、(略)フロントよりリアの方が10kgも重いという重量配分になっている。
「Motorcyclist 2023 3」,八重洲出版, 2023年2月, p.87
とあるように、フロントタイヤがここまで減るのは車体に原因があるというよりか、乗り手の問題のように感じます。
701SMに乗り換えてからというものの、峠に行くと「上手く乗れてない」なと感じる事が多いんですよね。
この機会にライディングスクールへ行き自分の走りを見つめ直すのもいいですね。
ということで、タイヤは交換してもらおうかなと思います。
液量関係
エンジンオイルについては、納車後してから3ヶ月目ペースで交換していました(オイルフィルタ含む)。
1年点検前に交換したのは半年点検の時で、それからおよそ500km程度しか走ってないので、交換しない予定です。
その他エンジンオイルや冷却水はこれまで特に交換していません。

その他
ここ数ヶ月、ほぼ必ずと言っていいほど発生しているのが「エンジン中々かからない現象」です。
具体的には「セルは回るものの、エンジンがなかなかかからず、かかったとしてもアクセルでアシストしてあげないと直ぐエンジンが止まってしまう」といった感じです。
で、なんとなくその現象が発生する時の条件が見えてきて
- その日一発目のエンジン始動
- 気温は一桁
といった感じで、なんとなく気温が低いのが原因なような気もしますね。
なんか気持ち悪いので、これも1年点検の時に診てもらうことにします。
ちなみにチョイノリはしておらず、乗るときは少なくとも20km程度は走っています。
他に、リアブレーキが鳴きやすかったり、チェーンがさびやすいといった箇所はありますが、そこについては「まあそんなもんだろ」ということで、様子見とします。

ディーラーにて
ディーラーの方に現物確認してもらいつつ、最終的に1年点検の方針については以下のようになりました。
- フロントタイヤは偏摩耗しているように見える。これまでもいくつかの個体で同じ症状なのがあった。溝が殆どないので前後共に交換してもいい頃だと思う。だが「ContiAttack SM EVO」は入手性が極めて困難で何時入荷するか不明。似たような性能のタイヤ「BATTLAX HYPERSPORT S22」で良いだろう
- エンジンオイル交換はしなくていいだろう
- エンジン始動については、エンジンオイルの粘度が高いことによって生じているかもしれない。ぱっと確認した感じでは特に異常はないが、後ほどしっかり確認する
- 他に異常は無さそうではあるが、もし何かあったら電話で連絡する
となりました。
ただ、タイヤの在庫が店頭に無く、店に入荷するのが翌日以降になりそうということで、1週間ほど預かってもらう事になりました。これが俗に言う”入院”ってやつですかね。

1年点検の工賃+前後タイヤ交換で、しめて10万円程。独身貴族じゃなきゃ即死でした。