どうもこんにちはネトヲです。
表題にもありますが、いやーマジでうれしいことに、ヤマハネットワークエンジニア会(YNE)限定のカレンダーが当たりましたよ。
そもそもYNEに入会したきっかけは、自宅ルータがヤマハ製ということで、さらに言うと前職でインフラエンジニアとして働いていた際「ヤマハのルータはドキュメントがしっかりしててCiscoライクなコンフィグいいなぁ」と感じて購入したんですよね。
本ブログは自宅サーバで動かしていることもあり、家庭向けルータだと明らかに能力不足なんですが、さすが業務用と言わんばかりに、結構色々設定ができます。
しょうもない話はさておき…
では早速、2022年1月から12月まで見ていきましょう!
1月は「RTX5000」
現時点でRTXシリーズの最上位です。19インチ1Uということで「サーバにぶち込んでくれ!」と言わんばかりの大きさなんで、我が家では確実にその性能を持て余すこと間違い無し。
さらに内部にリンクアグリケーション対応のL2スイッチを有していること、ISDN拡張モジュールを指すことでISDNもオッケーというガチガチの業務仕様。
調べていて意外だったのがWeb GUIに非対応なこと。個人的にはブロードバンドに接続する時やフィルタの設定する時はGUIだとわかりやすくていいんですが。
2月は「NVR700W」
これは(個人的に)ニッチな製品ではないかと思います。
一般的なブロードバンドルータとしてはもちろんSIMが刺さるので、ネットワーク回線の冗長化が可能で、もちろんDDNSサービス「ネットボランチDNS」対応なので、IPアドレスを気にする必要なし!
外観はNVRシリーズということで、共通の真っ黒なボディに仕上がっています。
現状、LTE/3Gのみ対応なので、次モデルでは5Gあたりに対応しそうな感じ。
3月は「UTX200」
でました!UTMです!外観がイカしてるやつです!!
RTXシリーズのルータではフィルタを設定することができるんですが、それはIPアドレスやプロトコル単位だけで通信の中身までは監視できない…
しかしながらUTMを用いれば、通信単位で監視可能なので、一般企業においては必須と言っても差し支え無い製品ですね。
正直なところ、UTMについてはFortigateの方が有名で使いやすい印象があり、ルータとしてのヤマハは有名ですがUTMではいまいち存在感が薄く、それを自覚しているかの如く19インチ1Uタイプのモデルが存在せず。是非とも頑張ってほしい。
4月は「SWX3220シリーズ」
スミマセン…エルサンスイッチハワカランノデス。。。
RADIUSサーバー機能やDanteネットワークなど勉強不足が露呈しました。。。
我が家ではルータがL3スイッチとしても機能させているので、将来的にはL3スイッチを購入したいところです。
(5分くらいL3スイッチが必要になるネットワーク構成を考えてましたが、全くといっていいレベルで思いつかん、ルータでよくね…)
5月は「SWX232xシリーズ」
インテリジェントなのでコンフィグを入れることが可能なL2スイッチですね。
私はCatalystのL2スイッチを使用しているので、裏切り者だと思われますが、単純にヤマハのL2スイッチが中古市場に出回ることが少なく、また高価で買えないだけです。
スタックに対応しているので、冗長構成も可能なモデルですね。
6月は「WLX413」
見た目がCiscoの”アレ”に見えてしまうIEEE 802.11ax(Wi-Fi6)対応の無線LANアクセスポイントです。
実は10Gbpsの有線LAN搭載で、私が調べた限りヤマハ製の10Gbps対応ルータ/スイッチは存在しないので、将来を見据えて設計したのでしょうか。
まあ、10GBit対応のスイッチもだいぶ安くなったので、とりあえず内部ネットワークは10GBitに対応させている環境では真価を発揮しそうです。だれかよこせください。
7月は「RTX830」
言わずもがな我が自宅のルータですね。新卒の初ボーナスで買った思い出深い製品です。
とにかくGUIが洗練されていて私のような初心者でも結構簡単に設定ができ、タグVLANやQoS、VPNなど必要十分な機能を一通りそろってる気がします。
NATセッション数も65,534と、私のような単身ではまずNATテーブルが溢れることはないでしょうね。
また見た目も非常にかっこよく、正直NVRシリーズより相当作りがいいです。
しかも電源内蔵なんで結構省スペースなのも👍
定価が7万円超えで中古市場でもさほど値下がりしないので、おいそれと買える製品ではないんですがね….
8月は「NVR510」
個人的に一番お勧めのルータです。
というのも、定価5万円以下でありながら、ほぼRTXシリーズと同じ機能が搭載され、なんとONU内蔵でVoIPということでバチバチの家庭向け仕様です。
また、前モデルのNVR500を使っている方も、コンソールがRS-232からRJ-45へと進化し、まず接続する時の煩わしさがないので、買い換えもありかなと思います。
9月は「UTX100」
3月で紹介したUTX200の小規模事業者向けUTMですね。背面のLANポートが4つ少ない。
もし無条件でヤマハのネットワーク機器を購入できるなら、間違い無くこの製品を選ぶでしょうね。
もう少し安ければ…(実売17万円で別途ライセンス料必須)
10月は「SWX2110シリーズ」
これはスマートではない普通のL2スイッチではありますが、VLANやQoSなどには対応しているようですね。
もちろんLANマップにも対応しているので、ネットワーク機器をヤマハ製品で固める際、比較的安価なL2スイッチの選択しとしてアリではないでしょうか。
11月は「SWX2110Pシリーズ」
10月のSWX2110シリーズのPoEモデルですね。
この製品とは全く関係ないですが、最近メルカリで買ったアライドテレシスのPoEスイッチですが、ファンの音とLANポートがGigaじゃなかったということで、完全に置物と化しています。悔しい…悔しい…
PoE対応の製品ってあんまりなく、しかも高価なので完全に業務向けだなぁと感じた今日この頃です。
12月は「WLX212」
2022年最後を飾る製品はまさかのWi-Fiアクセスポイントォ…..
上半期は上位モデルで下半期は下位モデルという攻め方のようですね。
6月のWLX413と比較しIEEE 802.11ax(Wi-Fi6)ではありますが、WPA3やRADIUSサーバに対応なので正直、この製品で十分かな、と思いますね。
というわけで、今回はヤマハネットワークカレンダー2022を紹介しました。
せっかくYNEに入会したので、イベントにも参加し、積極的に活動していきたいと思います!