どうもネトヲです。
2月、それはほぼ年度末ということで、納品検査やら各種申請、次年度に向けての準備、一年の中で最も忙しい月と言っていいと思っています。
今年度はよりその忙しさに拍車がかかかり、残業ブーストによって仕事が破綻しないギリギリのラインをなんとか維持できているそんな状態です。
今回はそんな中で金沢へ出張してきた話になります。
金沢出張前に書いたブログの通りで、天気は雪模様ということでいろいろと準備しましたが結果として杞憂だったなというのが正直なところです。
公共交通機関で出張先まで移動し、基本的に室内での作業になるので、悪天候であってもあんまり関係ないんですよね。
まあ、普通はそっちのほうがありがたいわけですが、ちょっと消化不良です。
で、カメラを持っていくかいかないかで最後まで迷った私ですが、結局持っていくことにしました。
今回はα7CにSEL20F18Gという超広角短焦点レンズを選択しましたが、F1.8という明るいレンズのおかげで夜景もきれいに取れたかなという印象です。
1日目
午前出勤しその足で新幹線に乗るつもりでしたが、身分証明書を兼ねたIDカードを忘れたのでいったん帰宅しました。
遅めの昼ご飯は立川駅近くにあるラーメンスクエアの「麺屋こころ」の担々麺で済ませました。

東京駅までは中央線で向かい、出張先拠点の方へのお土産と駅弁を買ったのち北陸新幹線へ乗車。
新幹線を予約したときは隣の席は空いていたんですが、んまあ当日になって乗車してみると空いてないもんですよね、だと思った。
そのまま新幹線に揺られること2時間半くらいで金沢駅に到着。

予想に反して金沢駅付近の積雪量は大したことはなかったんですが、とりあえず寒い。
確かこの日の東京の気温は2桁あるくらいだったので、相対的にも絶対的にも寒いです。
アスファルトに残る踏み固められ凸凹した雪も若干凍っているようで、コケないように気を付けながらホテルまで歩きました。

今回泊まるホテルである「ホテルウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前」はエージェントに選んでもらったところなのでそんなに期待してなかったですが、宿泊費を考えると立地や朝食内容、サービスどれをとっても十分満足できる内容で、プライベートでも利用したいなと思えるところでした。普通にオススメです。
ホテルにチェックインしている時、同じく出張に来ていた同僚と遭遇したので、そのまま一緒に出張先拠点の方に予約してもらった居酒屋へ向かい食事をしました。

居酒屋を出るころにはさらに気温が下がっており、寒い寒い言いつつもコンビニでアイスを買ってホテルに戻りました。

ホテルの部屋については特段言うこと無しで、なんら不満はありませんでした。

2日目
せっかくならということで、散歩がてら朝早く起きてホテル近辺をぶらつきました。

夜の間も雪は降っていましたが、特に積もるようなこともなく溶けているようでした。
「マウンテンクルーザー200」という雪用でもない普通の登山用ブーツを履いていきましたが、この金沢出張全体を通して滑ったり浸水することはなく、頼もしいブーツだなと思いました。スノーブーツ買わなくてよかったです。


その後ホテルに戻り朝食をとったのですが、どれも手が込んだものばかりで満足度が高かったです。

朝食後は同僚とホテル前で落ち合って金沢駅→西金沢駅→新西金沢駅→鶴来駅と電車を乗り継いていき出張先へ向かいました。
出張先は山の上にあるので、標高が上がっていくにつれて積雪量が増えていき、気分はスキー場へ向かうそんなテンションでした。仕事すっぽかしてスノボして温泉入りたいなぁと。
なんやかんやあって仕事が終わり金沢駅へ戻ってきた後は、カメラ片手に駅前をぶらついて夕食探しの旅へと出ていきましたが、しっくりくるものがなく、チェーン店で済ませました。
手持ち撮影なので、ISO感度とシャッタースピードを高めの設定にしました。




写真はRAWで保存しlightroomで書き出しているんですが「ノイズ除去」という機能がマジすごくて、きれいにノイズが消えるので最近は「手振れさえ抑えればあとどうにでもなる」精神でISO感度上げがちです。

ホテルに戻った後は最上階のバルコニーへ行き、そこから見える金沢周辺の夜景を撮りました。

3日目
最終日はおなかの調子がよくなく朝からトイレに引きこもってました。
その影響で朝食を食べる元気がなくそのまま荷造りをしてホテルをチェックアウトしました。
昨日と同様に金沢駅から西金沢駅まで電車を利用。

この間を走る電車は「IRいしかわ鉄道線」というもので、西武山口線(レオライナー)以来の久しぶりのボックスシートでした。
西金沢駅から徒歩で新西金沢駅へと移動し、北陸鉄道石川線に乗り換えます。


この北陸鉄道石川線ですが「7000系(元東急7000系)」と「7700系(元京王3000系)」という車両を使用しており、なかなか味わい深い見た目と乗り味でした。


北陸鉄道7000系電車(ほくりくてつどう7000けいでんしゃ)は、北陸鉄道の通勤形電車。東急7000系(初代)を1990年(平成2年)に譲り受けたもので、石川線で運用されている。
種車の違いに起因する外観上の相違や冷房装置の有無によって7000形・7100形・7200形の3形式に区分されており、2両編成5本の計10両が在籍している。
北陸鉄道7000系電車 – Wikipedia
乗車している間暇だったので北陸鉄道石川線について調べてみると、2021年度の連結決算は10億円以上の赤字ということや、車両の老朽化に伴う更新に伴い廃止するかどうかの議論が最近まであったそうです。

たしかに、ここ数日乗車した印象では利用者は少ないですし、車両もかなりガタがきていることは素人目にもわかりました。
おそらく、私が生きている間のどこかで廃止するでしょうし、そのような路線は日本各地にあるものと思います。
そう思うとなんだか悲しくなりました。
さて、鶴来駅に着くとさっきまで荒れていた天気が嘘のように晴天でした。
そしてやんやかんやあって仕事がおわって、鶴来駅に戻るころには大粒の雪がバラバラ降ってきていました。


その後金沢駅に着き、お土産を買ったり、ゴーゴーカレーを食べたのち北陸新幹線に乗り込みました。

同日、パンタグラフ不具合で東北新幹線が運転見合わせをしたらしく、北陸新幹線もその影響をもろに受けて長野駅でまさかの26分待ち。

遅延がなくてもそもそも東京発の中央線の終電ギリギリだったので、おうちに帰れない可能性が出てきた中、ブログを書いている私ですが、一体どうなることやら。
追記
はい。結局、東京駅に着いたのが00:06ということで、中央線の終電に余裕で間に合いませんでした。

JRが終電遅らせてくれていると期待していたんですがね。「北陸(東北)新幹線の遅延はJRが悪いんだからなんとかしてくれ」と思ったのは私だけじゃないはず。
しかも中央線のホームに行っただけでめちゃくちゃ駅員切れるしなんなんこれ。

適当なホテルに宿泊も考えてましたが翌日の仕事に支障が出るので、タクシーを拾って自宅最寄りまでワープしました。

わんちゃん交通費として落ちないかなと考え上長に相談したら「OK」ということだったので、まあよかったんですが、にしてもJRってこんなに無慈悲なんだなとがっかりした一日でした。