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【人生の岐路】東京から石川へ引っ越すかもしれない話

気づいたら今の職場で働き始めて4年が経過しようとしています。

新卒で入社した会社を1年半で退職し転職サイトで偶然見つけた職場ですが、待遇や働きやすさそして経験値という面で、ココで働けて良かったなぁと日々感じています。

ですが、元々田舎生まれの私、今住んでいる東京(といっても多摩地区ですが)が好きになれません。

ワイの実家近く

若い子や人混みを苦としない人、お出かけが好きな人にとっての東京はまさに天国みたいな場所ですが、もうすぐ30歳を迎える引きこもりのおっさんにとってはもう十分かなと思うようになりました。それくらい色々と行きました。

新宿
アキバ
東京駅
奥多摩のどっか
大手町

たまにしくもなく自分の人生について考えることがあります。

結婚できる見込みもなく別にそれに悲観しているのでもないんですが、だからこそ選択肢がたくさんあり、もう少し好き勝手に生きても良いかなと。

例えば、地元(宮城)にいた頃は誰もいない場所に行って風景を見ながらまたーりしてました。それこそセローで道なき道を走ってお気に入りスポットを開拓していたり。

今と比較して収入が半分もなく仕事も大変だったけど(これは今もか)今よりも楽しく生きていたなぁと思います。

東京って公共交通機関が発達しているから~、と言われるので車社会ではないと思っていましたが、いざ住んでみると全然車社会で、休日になれば東京郊外に出かけようとする車でごった返します。

私はそんな遠出する人間ではなく近所を走るだけでもう十分なんですが、東京周辺は何処行っても混雑していて自分のペースで走れないので、”その辺”が平気で100km先とかになってしまいストレスが溜まります。

という訳で、東京から離れても良いかなと思うようになりました。

ただ、東京を離れるというのは転職が必然的になるので、なかなか重い腰を上げられずにいました。冒頭の通り今の職場には満足していて同じ水準を求めようとすると、首都圏にある企業や団体となってしまいますし。

そこで考えたのが今の職場のままで、地方に引っ越せないかなというもの。

何度もブログに書いてますが、数ある拠点のうち石川県に私が関わっている施設があります。

しかも、拠点は金沢駅前という訳ではなく能美市というのどかで自然豊かな場所にあります。

拠点への移動は基本レンタカーを使うのですが、何処を走っても交通量は少なく走りやすい道路が続く、ライダーにとってはパラダイスみたいな土地です。

いつかはバイクで走りたいなぁと思っていた矢先、「日本三霊山ラリー」の開催を知りエントリーしたので、近々走ってきます。

日本三霊山ラリー2025にエントリーしました

そんなこんなで「石川県良いじゃん」と思うようになり、3ヶ月前くらいに職場のマネージャーと面談があり「半分冗談で半分本気な話として拠点のある石川で仕事をしたい」と話をしました。

本心としては8割本気だったのですが、まあ無理だろうなと思い話したことを完全に忘れていたのですが、ついこないだセンター長から「石川で仕事するという選択肢も全然アリ」となんかの打合せ後に言われました。

言われた瞬間は「こんなにも偶然に良い話がくるとはラッキー」と思ったんですが、少し時間をおいて冷静になったときに「そういやマネージャーと前そんな話したなぁ」と思い出し、多分そのルートでこの話になったのだろうと思いました。

自己肯定感低めの私ですが、少なくとも今の職場ではけっこうよしなに働いているという自負があり重用されていると思います。

もしそうならマネージャーからの計らいでしょうか。いや考えすぎか。

そんな事はともかく、願ってもない話なので石川に引っ越すという頭で生活していきたいと思います。業務都合ということであれば引っ越し費用も出してくるし。

なんとなく賃貸物件をググっていると今住んでいる地域の3割ほど安い印象でしかもほとんどが駐車場付き。まあ車持ってないし2,3年運転してないけど。

石川の拠点で働くなら車が必須となるので何を買おうかなと妄想もしていて、現実的な選択肢の中での最大値がLEXUSのLBXかなと思っています。

LEXUS ‐ LBX

サイズのヒエラルキーを超えたコンパクトラグジュアリー。LEXUS LBX

ただしこれは今所有しているバイク(GSX-S750と701 Supermoto)を手放すという選択肢が必要になり、そもそも収入の3割以下の車が望ましいとされているご時世でLBXは無理。

ジムニーシエラかなぁ。

金沢出張へ行ってきた(3回目)

どうもネトヲです。

2月、それはほぼ年度末ということで、納品検査やら各種申請、次年度に向けての準備、一年の中で最も忙しい月と言っていいと思っています。

今年度はよりその忙しさに拍車がかかかり、残業ブーストによって仕事が破綻しないギリギリのラインをなんとか維持できているそんな状態です。

今回はそんな中で金沢へ出張してきた話になります。

金沢出張前に書いたブログの通りで、天気は雪模様ということでいろいろと準備しましたが結果として杞憂だったなというのが正直なところです。

金沢出張のため「ルルイパック 23」「レインハイカー パンツ」を買ってきた

公共交通機関で出張先まで移動し、基本的に室内での作業になるので、悪天候であってもあんまり関係ないんですよね。

まあ、普通はそっちのほうがありがたいわけですが、ちょっと消化不良です。

で、カメラを持っていくかいかないかで最後まで迷った私ですが、結局持っていくことにしました。

今回はα7CにSEL20F18Gという超広角短焦点レンズを選択しましたが、F1.8という明るいレンズのおかげで夜景もきれいに取れたかなという印象です。

1日目

午前出勤しその足で新幹線に乗るつもりでしたが、身分証明書を兼ねたIDカードを忘れたのでいったん帰宅しました。

遅めの昼ご飯は立川駅近くにあるラーメンスクエアの「麺屋こころ」の担々麺で済ませました。

東京駅までは中央線で向かい、出張先拠点の方へのお土産と駅弁を買ったのち北陸新幹線へ乗車。

新幹線を予約したときは隣の席は空いていたんですが、んまあ当日になって乗車してみると空いてないもんですよね、だと思った。

そのまま新幹線に揺られること2時間半くらいで金沢駅に到着。

予想に反して金沢駅付近の積雪量は大したことはなかったんですが、とりあえず寒い。

確かこの日の東京の気温は2桁あるくらいだったので、相対的にも絶対的にも寒いです。

アスファルトに残る踏み固められ凸凹した雪も若干凍っているようで、コケないように気を付けながらホテルまで歩きました。

今回泊まるホテルである「ホテルウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前」はエージェントに選んでもらったところなのでそんなに期待してなかったですが、宿泊費を考えると立地や朝食内容、サービスどれをとっても十分満足できる内容で、プライベートでも利用したいなと思えるところでした。普通にオススメです。

ホテルにチェックインしている時、同じく出張に来ていた同僚と遭遇したので、そのまま一緒に出張先拠点の方に予約してもらった居酒屋へ向かい食事をしました。

居酒屋を出るころにはさらに気温が下がっており、寒い寒い言いつつもコンビニでアイスを買ってホテルに戻りました。

ホテルの部屋については特段言うこと無しで、なんら不満はありませんでした。

2日目

せっかくならということで、散歩がてら朝早く起きてホテル近辺をぶらつきました。

夜の間も雪は降っていましたが、特に積もるようなこともなく溶けているようでした。

「マウンテンクルーザー200」という雪用でもない普通の登山用ブーツを履いていきましたが、この金沢出張全体を通して滑ったり浸水することはなく、頼もしいブーツだなと思いました。スノーブーツ買わなくてよかったです。

その後ホテルに戻り朝食をとったのですが、どれも手が込んだものばかりで満足度が高かったです。

朝食後は同僚とホテル前で落ち合って金沢駅→西金沢駅→新西金沢駅→鶴来駅と電車を乗り継いていき出張先へ向かいました。

出張先は山の上にあるので、標高が上がっていくにつれて積雪量が増えていき、気分はスキー場へ向かうそんなテンションでした。仕事すっぽかしてスノボして温泉入りたいなぁと。

なんやかんやあって仕事が終わり金沢駅へ戻ってきた後は、カメラ片手に駅前をぶらついて夕食探しの旅へと出ていきましたが、しっくりくるものがなく、チェーン店で済ませました。

手持ち撮影なので、ISO感度とシャッタースピードを高めの設定にしました。

写真はRAWで保存しlightroomで書き出しているんですが「ノイズ除去」という機能がマジすごくて、きれいにノイズが消えるので最近は「手振れさえ抑えればあとどうにでもなる」精神でISO感度上げがちです。

ホテルに戻った後は最上階のバルコニーへ行き、そこから見える金沢周辺の夜景を撮りました。

3日目

最終日はおなかの調子がよくなく朝からトイレに引きこもってました。

その影響で朝食を食べる元気がなくそのまま荷造りをしてホテルをチェックアウトしました。

昨日と同様に金沢駅から西金沢駅まで電車を利用。

この間を走る電車は「IRいしかわ鉄道線」というもので、西武山口線(レオライナー)以来の久しぶりのボックスシートでした。

IRいしかわ鉄道株式会社

IRいしかわ鉄道の時刻表・運賃・路線をはじめ、お得なきっぷやイベントなどの情報を発信しております。

西金沢駅から徒歩で新西金沢駅へと移動し、北陸鉄道石川線に乗り換えます。

この北陸鉄道石川線ですが「7000系(元東急7000系)」と「7700系(元京王3000系)」という車両を使用しており、なかなか味わい深い見た目と乗り味でした。

北陸鉄道7000系電車(ほくりくてつどう7000けいでんしゃ)は、北陸鉄道の通勤形電車。東急7000系(初代)を1990年(平成2年)に譲り受けたもので、石川線で運用されている。

種車の違いに起因する外観上の相違や冷房装置の有無によって7000形・7100形・7200形の3形式に区分されており、2両編成5本の計10両が在籍している。

北陸鉄道7000系電車 – Wikipedia

乗車している間暇だったので北陸鉄道石川線について調べてみると、2021年度の連結決算は10億円以上の赤字ということや、車両の老朽化に伴う更新に伴い廃止するかどうかの議論が最近まであったそうです。

たしかに、ここ数日乗車した印象では利用者は少ないですし、車両もかなりガタがきていることは素人目にもわかりました。

おそらく、私が生きている間のどこかで廃止するでしょうし、そのような路線は日本各地にあるものと思います。

そう思うとなんだか悲しくなりました。

さて、鶴来駅に着くとさっきまで荒れていた天気が嘘のように晴天でした。

そしてやんやかんやあって仕事がおわって、鶴来駅に戻るころには大粒の雪がバラバラ降ってきていました。

その後金沢駅に着き、お土産を買ったり、ゴーゴーカレーを食べたのち北陸新幹線に乗り込みました。

同日、パンタグラフ不具合で東北新幹線が運転見合わせをしたらしく、北陸新幹線もその影響をもろに受けて長野駅でまさかの26分待ち。

遅延がなくてもそもそも東京発の中央線の終電ギリギリだったので、おうちに帰れない可能性が出てきた中、ブログを書いている私ですが、一体どうなることやら。

追記

はい。結局、東京駅に着いたのが00:06ということで、中央線の終電に余裕で間に合いませんでした。

JRが終電遅らせてくれていると期待していたんですがね。「北陸(東北)新幹線の遅延はJRが悪いんだからなんとかしてくれ」と思ったのは私だけじゃないはず。

しかも中央線のホームに行っただけでめちゃくちゃ駅員切れるしなんなんこれ。

適当なホテルに宿泊も考えてましたが翌日の仕事に支障が出るので、タクシーを拾って自宅最寄りまでワープしました。

わんちゃん交通費として落ちないかなと考え上長に相談したら「OK」ということだったので、まあよかったんですが、にしてもJRってこんなに無慈悲なんだなとがっかりした一日でした。