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NW-WS623からFloat Runに買い換えたらめちゃくちゃ良かった話

どうもネトヲです。

突然ですが私、週に一回11kmほどランキングをしています。

どこまで自分を追い込むかにも依るんですが、ランキングって基本キツイので、気晴らしになればと思い音楽を聴きながら走る事がおおいです。

その時使用するのはSONYの「NW-WS623」というBluetoothレシーバ対応の耳掛けタイプのウォークマンなんですが、正直言ってあんまり良くないなと常々感じてました。

具体的には

  • 密閉型なため外音が聞こえない(一応外音取り込みモードはあるが微妙)
  • 走っているとイヤーピースがズレてくる
  • ボタンが多すぎて操作方法を忘れる
  • 充電するためには専用のDockが必要でしかもmicro-USB
  • 音が良くない
  • 重い

です。

そんな中、たまたま「Float Run」ネットで見つけ衝動買いしたわけですが、思いのほか良かったので紹介しようと思います。

外観

左側面にはボタンやコネクタ類はなし。

右側面は3つ物理ボタンが配置され、独自コネクタではない普通のUSB-Cが充電用に付いてます。ちなみにUSB-PD非対応ですが、PD充電器でちゃんと充電できます。

密閉型ではなく開放型?なので、わりかし人を選ばず装着できそうな雰囲気です。

私はサングラスした状態でも無理なく装着できました。

まあ、はっきり言って見た目は良くないですね。

使用感

音がいい

はっきり言って音質は期待してなかったですが、予想以上に音がいいです。

NW-WS623は低音の厚みが全くなく、全体的に解像度不足(BTとMP3どちらで再生しても同じ)でしたが、Float Runは凄いですね。ランニング用イヤホンとしては使うのはもったいないくらいいい音だしています。

BT対応コーデックがSBCとAACということで、現在主流のapt-xやLDAPには対応していませんが、本体サイズやバッテリー持ち、用途を考えればSBCのみで良いくらいですよね。

AACに対応されるあたりさすがSONY(まあiPhoneユーザを取り込むためかもしれんけど)。

密閉型の弱点として、ちゃんと耳にフィットさせないと低音域が全く聞こえなくなる事が挙げられると思いますが、Float Runはその名の通り「耳の前にスピーカーが浮く」設計思想なため、耳とドライバー(音が鳴るところ)の間に距離があっても全然音が劣化しません。

装着感がよい

耳に引っかけて固定するタイプのイヤホンなので、ランニング程度の振動ではずり落ちてきたり、ズレるような事はいまのところ一度もありません。

ランニング中ある程度疲労が溜まってくると、日常ではなんてこと無い動作ですら億劫になり、それこそズレたイヤホンを直すのですら面倒になるんですが、Float Runにしてから一切ズレなくなったのでストレスがだいぶ減りました。

環境音が聞こえる

開放型であり、耳からある程度距離が離れた場所にドライバーがあるので環境音がちゃんと聞こえます。

これはメリットでもありデメリットでもあるところで、交通量が多いような幹線道路で使用すると音楽が全く聞こえなくなる一方で、公園や交通量が少ない郊外においてはよほど音量が高くない限りはイヤホン装着前と同じレベルで環境音が聞こえるので安全に音楽を聴きながらランニングできます。

一応、NW-WS623にも外音取り込みモードはありますが、風切り音が凄まじく、音量バランス調整も出来ないのでほぼ使っていません。

操作がシンプル

先述したとおり(ウォークマン機能もあるので仕方ないですが)NW-WS623は死ぬほどボタンがあって、使う度どのボタンがどんな機能に割り当てられているか思い出す作業が発生しますが、Float Runは物理ボタンが3つと大変シンプルです。

Float Run 特長 : 使い勝手の良い基本性能 | ヘッドホン | ソニー (sony.jp)

電源を付けたければ真ん中のボタンを長押し、ボリューム調整は上下のボタン、曲送りしたければ上ボタン長押し。シンプルです。

これは好みの問題ですが「曲送り/戻し」の方が音量調整より使う機能なので、長押しではなく”押し”にして欲しいかなと思います。

あと、ボタンには凹凸があって感触でどのボタンかどうか分かるようになっていますが、上ボタンの”凸”がもうちょいデカいとうれしいかなと個人的には思います。

普段使いもできる

先述した通り音がいいのに加え、マイク内蔵なのでゲームやオンライン通話用としても使えます。

開放型ということも相まって耳が蒸れず、長時間付けていて疲れないです。

やはり環境音が聞こえるというメリットは大きく、たとえば家の中で家事をしながら音楽を聴いている時であってもインターホンの呼び鈴が聞こえたり、TVを観つつネット動画を見る、なんて事もできてしまいます。

開放型なので少なからず音漏れするので、図書館など静かな場所で使用する際は音量を絞る必要があるかと思いますが、職場くらい環境音がするレベルの場所であればあんまり気にする必要はないかと思います。

最後に

という訳で、軽くではありますがFloat Runを紹介しました。

基本性能が高いので、ランニング中に限らず、ビジネスシーンでも十分使用できるそんな製品だと思います。

音質も普通に良いので、音楽再生用としても十分使えます。

特にNW-WS623を使用している方にはマジでオススメです。14,000円とちと高いですがそれだけの価値があります。